The Reddings AWAKENING [CD]
オーティス・レディングの息子のデクスター・レディング(ベースとボーカル)とオーティス・レディング3世(ギター)と、いとこのマーク・ロケット(ドラム、キー、リードボーカル)で結成されたザ・レディングス 。80年リリースのデビュー・アルバム「AWAKENING」はプロデューサーにラッセル・シモンズ & ニック・マンを迎えて作られ、まだ20歳前後の若いバンドのデビュー作とは思えない完成度の高いアルバムとなった。偉大な父親のイメージとは違う80年代らしい豪快かつ爽快なファンク・サウンドでリスナーの評価も高かった。デクスター・レディングの抜群のセンスとテクニックが光るスラップ・ベース(チョッパーって言い方が当時は一般的)を中心にしたサウンドは、父の名前にも負けずに正統派、実力派のファンク・バンドとしてリスナーにも非常に評価の高い物だった。「Remote Control」は彼ら最大のヒット曲でビルーボードのソウル・シングル・チャートで最高位6位を記録している。特にアルバムタイトル曲「The Awakening pt.1 」はインスト・ナンバーでデクスター・レディングの凄いベース・プレイが聴ける(スタンリー・クラークと同じのアレンビックのベースがいい音を出している)当時彼は20歳の若さで、このテクニックとセンスの高さは目に見張るものがある。
「Remote Control」
「Come In Out The Rain」
「It's Friday Night」
「The Awakening pt.1 」