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秋山一将 with NEXT PAGE Beyond The Door [CD]


BEYOND THE DOOR

BEYOND THE DOOR

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2016/09/21
  • メディア: CD


ギタリストの秋山一将は学生時代に渡辺貞夫のラジオ番組「マイ・ディア・ライフ」に出演、それを機に鈴木勲グループに加入し頭角を現す、78年に渡辺香津美と入れ替わりで「ギター・ワークショップVol.2」に参加し脚光を浴びた、この「Beyond The Door」は、79年にリリースされたセカンド・アルバム、と同時に笹路正徳(key)濱瀬元彦(b)土肥晃(dr)からなる若きミュージシャン達「NEXT PAGE」を率いての初の作品でもあった。パット・メセニーやウエザー・リポートの影響が大きく、同時にブランドXやソフト・マシーンなどのプログレッシブ・ロックの影響も感じられるアルバムで、これは笹路が関わっていたマライアがプログレッシブ・ロックの要素を好んでいたし、また濱瀬のフレットレス・ベースによるプレイはジャコ・パストリアスの絶大なる影響を受けている為である。さらにジノ・ヴァネリを意識した曲や、前作でマイケル・フランクスを彷彿させるヘタウマのヴォーカルが魅力だったがそのスタイルを継承した曲もありと、秋山一将 with NEXT PAGEが当時のやりたいことを全て表現しているアルバムである。


「CENTR PARK」ウエザー・リポートの影響が大きい曲。

「TOO FAR AWAY」マイケル・フランクスを彷彿させる秋山のヘタウマのヴォーカルが魅力の曲。

「DEAR FATHER OF MY SWEET MEMORIES」完全にパット・メセニーとジャコ・パストリアスのアルバム「ブライト・サイズ・ライフ」を意識している曲。

「CAPRICORN KNIGHT」ジノ・ヴァネリを参考にしている曲。

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