南佳孝 Nude Voice [CD]
南佳孝によるスタンダード・ナンバーを中心とした初のカヴァー・アルバムで、JAZZYなサウンドとハートフルなヴォーカルが溶け合った、まさに大人のための音楽が満載されているアルバム「Nude Voice」2001年にリリースされた。彼が敬愛してやまないナット・キング・コールの「ネイチャー・ボーイ」、「キャラヴァン」「ルート66」などのスタンダード曲から、ポップス・フィールドの楽曲まで、南佳孝によるヴォーカル・マジックが聴けるアルバム。アレンジ&サウンド・プロデューサーは村田陽一が担当し、ビッグ・バンドにも負けないエネルギッシュな演奏を披露。レコーディング・メンバーはポンタ・ボックスや熱帯JAZZ楽団のメンバー、渡辺香津美、神保彰、バカボン鈴木、高橋ゲタ夫など、実力派ミュージシャンばかりで聴きどころが満載されている。
「Sky Blue」この曲のみ南佳孝のオリジナル楽曲。スティール・パンをバックに南佳孝が歌う。
「Night And Day」1934年にフレッド・アステアが歌ったヴァージョンが元になっている。
「Someone to Watch Over Me」スティングが歌っていたものもあったが、やはりエラ・フィッツジェラルドがピアノ1本で歌ったヴァージョンが、メチャクチャ良く、それをもとに歌っている。
「Dream A Little Dream Of Me」。ローラ・フィジーが歌っていたものが良くて、自分でもどこかで歌おうと思っていた。プロデューサーの村田陽一による素晴らしいトロンボーンをバックに南佳孝が歌い、さらに渡辺香津美のギター・プレイが重なり素晴らしい曲になっている。
「Route 66」南佳孝がナット・キング・コールが大好きで高校の頃からずっと歌っている曲。