五島良子 シアンの羽根 [CD]
高校生の頃から地元名古屋でセンチメンタル・シティ・ロマンスのメンバーと交遊を持ち5オクターヴの声を持つ天才女性シンガーとの評判を集めた五島良子。90年秋にシングル「パパはワンダーマン」、アルバム「ラヴ・アンド・ロウ」でデビュー。前作から1年半ぶりのリリースとなる「シアンの羽根」は99年にリリースされた。中山美穂へ楽曲を提供したり、スクーデリア・エレクトロの作品にヴォーカリストとして参加したりと、精力的な活動を続けていた五島良子。アルバムに参加しているミュージシャンの顔ぶれからも、彼女が影響を受けている70年代の音楽と現代の音楽を統合した彼女ならではの現在形のグルーヴィな音楽を作ろうとしている意欲が感じられる。ダイナミックでメロウさも併せ持つヴォーカルによって作られた五島良子の最高傑作。
「うさぎ,愛」
「マリー」
「ロニー」
「カチカチタック...カチカチタック」