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Ralph Towner  Solstice [CD]


SOLSTICE

SOLSTICE

  • アーティスト: TOWNER, RALPH
  • 出版社/メーカー: ECM
  • 発売日: 2008/09/19
  • メディア: CD


アルバム「ソルスティス」は、75年にECMレーベルからリリースされたアメリカのギタリストのラルフ・タウナーの4枚目のアルバムで、当時ドイツ・ミュンヘンの新興レーベルだったECMらしい独特の空気感を生み出している(キース・ジャレットはこのレーベル随一の人気を誇るアーティストである)。ラルフ・タウナーはアメリカワシントン州出身のギタリスト、ピアニスト、コンポーザー、アレンジャーで、12弦ギター、クラシックギター、ピアノ、シンセサイザー、パーカッション、トランペット等を演奏するマルチ奏者で、この作品ではラルフ・タウナーのギタリストの演奏だけでなく、特に作曲家としても高いレベルに引き上げました。そして共演者のメンバーの演奏も素晴らしく、ヤン・ガルバレク の別世界に連れて行ってくれそうなサックスとフルート演奏、エバーハルト・ウェーバー のユニークなベース・サウンド、ジョン・クリステンセンの正確なドラミング、このアルバムの音楽はECM/ユーロスタイルのジャズと即興音楽を純粋な表現主義の新しい領域に引き上げました。この音楽は驚くほど繊細で透明な、力強い美しい音楽でした。ヤン・ガルバレク のサックスは、キース・ジャレットのヨーロピアン・クァルテットの共演でも聴けますが、ノルウェー出身らしい北欧の景色が見えるような音を出してくれて、個人的に大好きなサックス奏者です。

「Oceanus」

「Nimbus」

「Winter Solstice」

「Piscean Dance」

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