Paul Mccartney&Wings Band On The Run [CD]
Band On The Run - Special Edition
- アーティスト: Paul MccartneyWings ポールマッカートニーウィングス
- 出版社/メーカー: Hear Music
- 発売日: 2010/11/02
- メディア: CD
「バンド・オン・ザ・ラン」はポール・マッカートニー&ウイングス名義では3作目のアルバムで、73年にリリースされた。本作はビートルズ解散後にポール・マッカートニーが最も成功し、ヒットしたアルバムとなった。イギリスではなく新鮮な新しい場所のナイジェリア・ラゴスでのレコーディングの前に2人のメンバーが脱退したが、ポールはリンダ・マッカートニー、デニー・レインを伴って予定通りラゴスに向かった、しかし到着してみると竣工しているはずのスタジオは未完成。さらに強盗にデモテープや歌詞を書いたメモを強奪され、挙げ句の果てには、レコーディング最中に豪雨で停電してしまうという、相次ぐ困難に見舞われてしまう。そんなハンデの中、ポールは、ソロ・アルバム制作時と同様に様々な楽器を演奏し、天才ぶりを発揮している。このアルバムの前にジェームス・ボンド映画のテーマ曲「007 死ぬのは奴らだ」を作曲、そのためにイアン・フレミングの小説を読み込んでいる、そのアプローチが本作にも影響を与えている。ビートルズのアルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」と同様に、最後の曲「Nineteen Hundred and Eighty Five」の最後にタイトル曲「バンド・オン・ザ・ラン」リプリーズが収められているのもポールらしいセンスの良さを感じる事が出来る。
「Band On The Run」
「Jet」
「Bluebird」
「Nineteen Hundred and Eighty Five」