The Reddings Class [CD]
オーティス・レディングの息子のデクスター・レディング(ベースとボーカル)とオーティス・レディング3世(ギター)と、いとこのマーク・ロケット(ドラムとボーカル)で結成されたザ・レディングス 。偉大な父親のイメージとは違う80年代らしい豪快かつ爽快なファンク・サウンドでリスナーの評価も高く、特にデクスター・レディングの抜群のセンスとテクニックが光るスラップ・ベース(チョッパーって言い方が当時は一般的)を中心にしたサウンドは、父の名前にも負けずに正統派、実力派のファンク・バンドとしてリスナーにも当時非常に評価の高い物だった。81年にリリースされたセカンド・ルバム「Class」は前作に続きプロデューサーにラッセル・シモンズ & ニック・マンを迎えて作られ、まだ20歳前後の若いバンドとは思えない完成度の高いアルバムとなった。アーリー80sというブラック・ミュージックとしては難しい時代に毎年アルバムをリリース。その事実だけを見ても80s重要グループであることに疑いはない。
「Class(Is What You Got)」
「If You Feel It」
「Seriously」
「Main Nerve」