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Steps Paradox [CD]


パラドックス

パラドックス

  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2018/01/31
  • メディア: CD


79年にヴィブラフォン奏者のマイク・マイニエリがニューヨークで結成したステップス、結成時のメンバーはマイケル・ブレッカー(sax) マイク・マイニエリ(vib) ドン・グロルニック(key) エディ・ゴメス(b) スティーヴ・ガット(ds)だったが、このアルバムからドラマーが変わり、ウエザー・リポートのドラマーだったピーター・アースキンに変わり、さらなる変化を求めた作品となった。ピーター・アースキンもこの頃に拠点をロサンゼルスからニューヨークに移行し、ジャズ・ドラマーとしての向上をはかりたいと思っていた時で、ステップスの参加はピッタリとハマっていた。サード・アルバム「パラドックス」は81年の9月17日から20日かけて、彼らのホームグラウンドであるニューヨクのセヴンス・アヴェニュー・サウスでのライブを録音したもので、特にピーター・アースキンはスティーヴ・ガットとは違ったリズムを叩きだし、ステップスに新たなサウンドを創り出している。そして ステップスならではのアグレッシブなアコースティック・ジャズを展開している。その後ステップスはステップス・アヘッドとグループ名を変え、全米デビューを果たし、アルバムごとにサウンドやメンバーを変えながら活動をしていく。初期の頃のアコースティックなサウンドは貴重な物で、アコースティック・ジャズという形態で新しいジャズを創造し、80年代以降にコンテンポラリー・ジャズの胎動がここから始まっている。

「N L 4」

「Patch of Blue」

「Take A Walk」

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