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古家杏子  冷たい水 [CD]


冷たい水 [12

冷たい水 [12" Analog LP Record]

  • アーティスト: 古家杏子
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2021/12/02
  • メディア: LP Record


82年にBETTERDAYSレーベルからリリースされた古家杏子のデビュー・アルバム「冷たい水」。BETTERDAYSレーベルは、清水靖晃氏の怪作「案山子」をリリースするなど、わりとトンがったジャズ&クロスオーバー系のレーベルでした。古家杏子は長く友川かずきのピアニストをしていた人で、女優・水沢有美とのデュオ・乙女座でデビューし、その後NHK朝ドラ『ハイカラさん』の主題歌『ふたりなら』を歌っていた人です。このアルバムは、ポップな感覚とインパクトのある斬新なサウンドをぶつけてみるという当時の新しい動きから生みだされ、今なおフレッシュに聞こえる独特の雰囲気を持った楽曲がズラリと並ぶアルバムでした。藤森敦夫(橋本一子とカラード・ミュージックのユニットを組んでいた)千野秀一、村上秀一、木村万作、和田アキラ、高橋ゲタ夫など音楽に対して独自のアプローチをするメンバーを集めて作られたサウンドに、古家杏子の甘くて切なくセクシーなヴォーカルを組み合わせたクオリティの高いアルバムです、特に「晴海埠頭」はドラムとヴォーカルを軸とした重た目のグルーヴに惹き込まれる傑作です。CDは発売されていないので、興味のある方はアナログのLPかダウンロードして下さい。

「晴海埠頭」 作詞・作曲:古家杏子、 アレンジ:藤本敦夫、ドラム:木村万作 。

「どこ」作詞・作曲:古家杏子、アレンジ:千野秀一

「One Season だけの恋」 作詞・作曲:古家杏子、アレンジ:森村献

「きっとそうね」 詞・作曲:古家杏子、アレンジ:藤本敦夫 


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