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Tin Pan [CD]


Tin Pan [CD]

Tin Pan [CD]

  • アーティスト: Tin Pan
  • 出版社/メーカー: リワインドレコーズ
  • 発売日: 2000/11/22
  • メディア: CD


70年代、Jポップの基礎を作ったプロデュース集団ティン・パン・アレーの中心人物である細野晴臣、鈴木 茂、林 立夫が25年ぶりに再会を果たしTin Panを結成、松任谷正隆は不参加。そこにゲスト・ヴォーカルとして忌野清志郎、矢野顕子、小坂 忠、大滝詠一、大貫妙子、吉田美奈子、高野 寛、久保田真琴、中村一義ら豪華メンバーが参加したアルバム「Tin Pan」が2000年にリリースされた、3人の音楽に対するリスペクトに溢れたアルバムで、76年のセッションのテープに演奏を加えたものから、まったく新たに書き下ろしたものまで、どちらかといえば、ジャム・セッション的な、偶発的なものを軸に発展していったような内容で、ボーダーレスな感覚と、想像力豊かな、気品あふれるものばかり、ヒット曲とかセールスを目的としてアルバムではないのでご注意を、21世紀の音楽シーンを占うような20世紀最後にふさわしい作品となった。2000年12月20日NHKホールにて行われた、TIN PAN のコンサートからの映像を交えて紹介、このコンサートを見に行き、ゲストボーカルに吉田美奈子、大貫妙子、小坂忠、忌野清志郎と豪華なメンバーとサポート・メンバーも豪華でティン・パン・アレーらしいコンサートでした。

「Queer Notions」(作詞/作曲:Coleman Hawkins)

「Starlight Strut」(作詞:細野晴臣/作曲:Tin Pan)Vocal:細野晴臣 Cho:吉田美奈子

「Bon Temps Rouler」(作詞:久保田真琴/作曲:Tin Pan)Vocal:小坂忠

「Hand Clapping Rhumba 2000」(作詞/作曲:大滝詠一、Tin Pan & 忌野清志郎)

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Richard Bona Bona Makes You Sweat [CD]


Bona Makes You Sweat

Bona Makes You Sweat

  • アーティスト: Richard Bona
  • 出版社/メーカー: Emarcy
  • 発売日: 2008/10/20
  • メディア: CD


ジャズ・フュージョン・シーンのみならず、世界の音楽シーンで注目度No.1のカメルーン出身の天才ベーシスト/ヴォーカリストのリチャード・ボナ。初のライヴ・アルバム「Bona Makes You Sweat」2007年にハンガリーのブダペストにあるドナウ川に浮かぶ船A 38クラブで収録された、このクラブは旧ソビエトの時代に使われていた商船を改造して作られたそうで、船底の貨物室が演奏会場になり、エンジンのあったはずの機関室が控え室なっているそうです。作品を追うごとにヴォーカルの比重が増えていることもあってスタジオ・アルバムではあえて派手なベース・プレイを制御しているボナだが、ライブになるとアグレシッブに弾きまくってくれる、カメルーンでは楽器を弾く人は、みんな歌を歌いながら弾く、その伝統がボナにも受け継がれていて、このライブでも本当に自然に歌いながらべースを弾いていて、美しいメロディを重視した歌を聴かせてくれる。

「Engingilaye / Ekwa Mwato」リチャード・ボナ:作曲 ソロ・アルバムの収録曲を巧みにメドレー形式にしている。

「Indiscretions / Please Don't Stop」ジョー・ザウィヌル/リチャード・ボナ:作曲 イントロにザウィヌルの名曲「インディスクリーションズ」を付けている、ジョー・ザウィヌルはリチャード・ボナの才能をいち早く見つけた人物である。

「Djombwe / I Wish / Trains」リチャード・ボナ/スティーヴィー・ワンダー/マイク・マイニエリの作曲、この曲もメドレー形式で3つの曲を巧みにアレンジし、遊び心が満載されたライブならでは曲に作り上げている。


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The Reddings AWAKENING [CD]


Awakening

Awakening

  • アーティスト: Reddings
  • 出版社/メーカー: Edge J26181
  • 発売日: 2011/03/11
  • メディア: CD


オーティス・レディングの息子のデクスター・レディング(ベースとボーカル)とオーティス・レディング3世(ギター)と、いとこのマーク・ロケット(ドラム、キー、リードボーカル)で結成されたザ・レディングス 。80年リリースのデビュー・アルバム「AWAKENING」はプロデューサーにラッセル・シモンズ & ニック・マンを迎えて作られ、まだ20歳前後の若いバンドのデビュー作とは思えない完成度の高いアルバムとなった。偉大な父親のイメージとは違う80年代らしい豪快かつ爽快なファンク・サウンドでリスナーの評価も高かった。デクスター・レディングの抜群のセンスとテクニックが光るスラップ・ベース(チョッパーって言い方が当時は一般的)を中心にしたサウンドは、父の名前にも負けずに正統派、実力派のファンク・バンドとしてリスナーにも非常に評価の高い物だった。「Remote Control」は彼ら最大のヒット曲でビルーボードのソウル・シングル・チャートで最高位6位を記録している。特にアルバムタイトル曲「The Awakening pt.1 」はインスト・ナンバーでデクスター・レディングの凄いベース・プレイが聴ける(スタンリー・クラークと同じのアレンビックのベースがいい音を出している)当時彼は20歳の若さで、このテクニックとセンスの高さは目に見張るものがある。


「Remote Control」

「Come In Out The Rain」

「It's Friday Night」

「The Awakening pt.1 」

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Terri Lyne Carrington The Mosaic Project :Love and Soul [CD]


The Mosaic Project: Love & Sou

The Mosaic Project: Love & Sou

  • アーティスト: Carrington, Terri Lyne
  • 出版社/メーカー: Concord Records
  • 発売日: 2015/08/07
  • メディア: CD


ハーヴィー・ハンコックやウェイン・ショーターなどのジャズの巨匠にも愛されてきた女性ドラマーのテリー・リン・キャリントン、前作の「モザイク・プロジェクト」はグラミー賞の最優秀ジャズ・ヴォーカル・アルバムを受賞、今回「モザイク・プロジェクト~ラブ&ソウル」はオール・女性ミュージシャンによるアルバムで、そのコンセプトはすべての人種・性・国籍・宗教の差別をなくそう、色々な意味で異なる人々・文化が集まって、ひとつの素晴らしいピクチャーになり集合体として平和な絵を作っていければとの願いが込められている作品です。
結集したシンガーが凄い、ナタリー・コール、チャカ・カーン、オリータ・アダムス、レイラ・ハサウェイ、レデシーなど大御所ばかり、バックを固めるミュージシャンもパトリース・ラッシェン(Key)レイチェルZ(Key)ミシェル・ンデゲオチェロ(B)イングリット・ジェンセン(Tp)ティア・フラー(A.Sax)などで、今回もジャズ、R&B、ソウル、フュージョン、ヒップホップなど満載し、デユーク・エリントンのカヴァーから始まり、フランク・シナトラ、ルーサー・ヴァンドロス、キャリントンのオリジナルなどのナンバーをかっこよく女性たちで聴かせてくれている強力作品。

「So Good」feat. Jaguar Wright テリ・リン・キャリントンの作曲 ジャガー・ライトの現代的な声にピッタリの曲で楽しいナンバー。

「I’m A Fool To Want You」feat. Chaka Khan フランク・シナトラの51年のヒット曲、シャウトを抑えめにしたチャカ・カーンの歌とティネカ・ポスマのソプラノ・サックスが美しい。

「Get To Know You」feat. Ledisi テリ・リン・キャリントンの作曲 ジャズ・ソウル・シーンで今注目のシンガーのレデシーが美しく歌い上げる。

「Come Sunday 」(Jazz Version) feat.Natalie Cole デユーク・エリントンの43年の名曲をナタリー・コールが歌う。

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Chris Rea On the Beach [CD]


On the Beach -Reissue-

On the Beach -Reissue-

  • アーティスト: Rea, Chris
  • 出版社/メーカー: Wm UK
  • 発売日: 2019/11/01
  • メディア: CD


10代後半に姉達の影響でジョー・ウォルシュ、ライ・クーダー、サーチャーズ、ボブ・ディラン、ローリング・ストーンズらの音楽に出会い影響を受け、スライドギターの名手となり、独自のハスキーボイスで80年代後半から人気が出た英国のシンガーソングライターのクリス・レア。アルバム「オン・ザ・ビーチ」は、86年にリリースされた8枚目のスタジオ・アルバム。前作のアルバム「シャムロック・ダイアリーズ」とシングル「スティンズビー・ガールズ」「ジョセフィーン」からようやく本国イギリスでも注目されるようになった。日本でも本作に収録された「オン・ザ・ビーチ」がマツダ・エチュードのCMでバックの曲に使用されたことから、人気が出た。アルバム全体から醸し出す気だるい雰囲気は、甘美な脱力感とハスキーな歌声が絶妙にマッチし、アルバムを独自の色に染め上げている。彼が弾くブルージーなフィーリングのギターも好印象である。


「On the Beach」

「Lucky Day」

「Just Passing Through」

「Hello Friend」

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Lauren Wood Cat Trick [CD]


キャット・トリック <SHM-CD>

キャット・トリック <SHM-CD>

  • アーティスト: ローレン・ウッド
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2016/10/19
  • メディア: CD


ローレン・ウッドは、アメリカのシンガーソングライター、ナレーションアーティスト、プロデューサーで60年代から音楽活動をし、グラディスナイト、フィリップベイリー、シェール、サミー(ヴァンヘイレン)ハガー、アニモーション、ラリー・コリエル、ウォーレンヒル、レオ・セイヤー、ビリー・プレストン、ニコレット・ラーソン、ティファニー、アルバート・ハモンドなどに楽曲提供をしていて、ロサンゼルスのミュージック・シーンで高く評価されていたが、一般的な評価にはつながらずいた、「Cat Trick」は81年にリリースされた彼女のセカンド・アルバムで、ロビー・デュプリーを送り出したピター・ブネッタとリック・チャダコフのプロデューサー・コンビが制作を手掛けている。このアルバムのシングル曲の「フォールン」は、8年前に録音されたにもかかわらず、1990年の映画「プリティ・ウーマン」で使用され話題になった、彼女のセンス溢れるポップ・チューンが聴けるアルバムで、シンガーとしてのひと味違う実力も見逃せないアルバムとなっている。


「Breakin' Too Many Hearts」ニコレット・ラーソンに提供した曲のセルフカヴァー。

「Fallen」映画「プリティ・ウーマン」で使用された。

「Work On It 」ロビー・デュプリーとのデュエット。

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Herbie Hancock The Imagine Project [CD]


Imagine Project

Imagine Project

  • アーティスト: Hancock, Herbie
  • 出版社/メーカー: Hancock Records
  • 発売日: 2010/06/21
  • メディア: CD


ハービー・ハンコック70歳の誕生日を記念し、スーパースターが多数集結した世界平和のためのアルバム「The Imagine Project」。2010年4月12日に70歳の誕生日を迎えたジャズ界の巨匠ハービー・ハンコックが平和と地球規模の責任”をアルバム・コンセプトとして、音楽ジャンルにとらわれない視点から人選された、シール、ピンク、ジョン・レジェンド、ジェフ・ベック、デイヴ・マシューズ、デレック・トラックス、チャカ・カーン、チーフタンズ、ジェイムス・モリソン、アヌーシュカ・シャンカール、ティナリウェン、コノノNo.1、セウ、インディア・アリー、ウェイン・ショーター、マーカス・ミラーといった豪華ミュージシャンが参加し、世界各地でレコーディングと映像のプロジェクトが同時に行われた。アルバムの監修にはラリー・クラインが、また映像監修にはアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞監督のアレックス・ギブニーが参加した話題作。ハービー・ハンコックのアルバムでいうと前にも紹介した「ポシビリティーズ」と「リヴァー」の世界観をさらに広げ、音楽ジャンルを世界規模にしたもので、結果的にも「イマジンプロジェクト」は2010年に2つのグラミー賞を受賞することになる、ボーカルとのベストな素晴らしいコラボレーションと最高の即興ジャズのソロが聴けるアルバムと言える。


「Imagine」フューチャーリング: ピンク(ボーカル)、シール(ボーカル)、インディア・アリー(ボーカル)、ジェフ・ベック(ギター)、Konono Nº1、ウム・サンガレ(ボーカル)

「Space Captain」フィーチャリング:スーザン・テデスキ(ボーカル)、デレク・トラックス(ギター)

「The Times, They Are A' Changin」フィーチャリング:チーフタンズ(パディ・モローニ、ショーン・キーン、ケヴィン・コーネフ、マット・モロイ)、トゥマニ・ジャバテ(コラ)、リサ・ハニガン(ボーカル)

「The Song Goes On」フィーチャリング:K.S.チットラ(ボーカル)、チャカ・カーン(ボーカル)、アヌーシュカ・シャンカル(シタール)、ウェイン・ショーター(ソプラノ・サクソフォーン)

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SEAL Soul [CD]


Soul/Soul II

Soul/Soul II

  • アーティスト: Seal
  • 出版社/メーカー: Imports
  • 発売日: 2012/10/16
  • メディア: CD


イギリス・ロンドン出身のソウルミュージシャン、スタイリッシュで洗練された雰囲気を持つシール。2008年にリリースされたイギリスの歌手シールの6枚目のスタジオ・アルバム「ソウル」このアルバムはデヴィッド・フォスターがプロデュースし、ヨッヘム・ファン・デル・サグが共同プロデュースしたソウル・クラシックスのカヴァー集。ファースト・シングルであるサム・クックの「A Change I s Gonna Come」をはじめアン・ピーブルズ、ジェームズ・ブラウン、エディ・フロイド、オーティス・レディング、アル・グリーンらが残した名曲の数々を魅惑のハスキー・ヴォイスで歌いあげている。このアルバムの世界的な成功で、ソウル・クラシックスのカヴァー集のアルバム「ソウル・ライブ」「ソウル2」と続く最初の作品です。


「A Change Is Gonna Come」サム・クックの名曲

「 I've Been Loving You Too Long」オーティス・レディングの名曲

「I'm Still in Love with You」 アル・グリーンの名曲


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