Richie Havens Connections [CD]
ウッドストックのオープニングアクトを努めた事でで知られるリッチー・ヘイヴンズは、まさに伝説的という言葉がぴったりのシンガーだ。そんな彼のアルバム「Connections」は79年にリリースされた。実に3年ぶりとなる作品だが、気負いがなく、自然な歌い方は並みのシンガーではないことを示している。リッチー・ヘヴンズといえば、何といっても、激しくギターをかき鳴らして切々と唄うイメージなのだが、本作でのリッチー・ヘヴンズは弾き語りの枠から飛び出して、自由気ままに歌っている。さらに本作はジェイ・メイソン、ポール・マッカートニー、サム・クック、ボブ・シーガー、トム・ウェイツ、ラモン・ドジャー、スティーヴィー・ニックスらの曲を選曲しているのだが、リッチー・ヘイヴンズ流に唄い上げているが素晴らしい。リック・デリンジャー(g)ジェフ・バクスター(g)デビッド・スピノザ(g)リチャード・テイー(key)チャック・レイニー(b)スティーブ・ガッド(dr)などが参加している。
「Mamma We're Gonna Dance」
「Every Night」
「Dreams」
「Here's a Song」