Crackin' Crackin' - I [CD]
クラッキンは、「西のタワー・オブ・パワー、東のクラッキン」と言われるファンキー&メロウなサウンドが持ち味のバンドで、70年代に活動した白人・黒人混成のグループ。クラッキンのファースト・アルバム「Crackin' - I」は75年にリリースされた。数多くのAOR名作にその名を残す名プロデューサー・チームのピーター・バネッタ&リック・チューダコフ、全盛期のドゥービー・ブラザースやアベレイジ・ホワイト・バンドのアレンジャーとしても知られるレスター・アブラムス、そしてリッキー・リー・ジョーンズ、ランディ・ニューマン、マーク・ジョーダンらの作品に携わるソウル・ファンク・ヴォーカリスト&ドラマーのアーノ・ルーカス、また現在ポール・マッカートニーのバンドにいるギタリストのブライアン・レイ、そしてソロとしてもAOR傑作を残す名ヴォーカリストのレスリー・スミスが在籍、ロビー・デュプリーのバック・バンドとしても何度か来日も果たしているクラッキン。都会的なセンスに溢れる大所帯グルーヴを売りにした彼らの記念すべきデビュー作は、当然のことながら彼らのアルバムの中でも最もファンクしている作品となり、デビュー作にして自分たちの目指すところを明確に示し、熱き70年代のシティ・ソウルを満喫できるアルバムとなった。
「Wanna Dance?」
「Fall In Line 」
「Live Life Simple」
「What Ta Day」