ToTo [CD]
ロサンゼルスでスタジオ・ミュージシャンをしていた高校の同級生だったデヴィッド・ペイチ(key)とジェフ・ポーカロ(ds)に高校の後輩であるスティーヴ・ルカサー(g)やスティーヴ・ポーカロ(key)ら、若きセッション・ミュージシャンとして活躍た彼らの注目されたデビュー・アルバムは78年にリリースされた。卓越したテクニックでプログレ、、ジャズ、ハードロック、ソウル、フュージョンの要素を合わせた、素晴らしいアンサンブルを披露したアルバムとなった。ハイ・レベルな演奏スキルとロック・バンドらしい一体感、セッション・ミュージシャンらしく異なるタイプの曲も苦も無く演奏し、デビュー・アルバムとは思えぬハイ・クオリティなサウンドを繰り広げている。専任のボーカリストのボビー・キンボールがいるにもかかわらずギタリストのスティーヴ・ルカサーやキーボーディストのデヴィッド・ペイチがリード・ボーカルをとることが多く、聴きやすいサウンドを有していることから、ジャーニーなどとともに産業ロックと形容されることがあるが、実際に、そういった趣が色濃い曲も数多く、それゆえヒット曲が多かった。小林勝也さんがデビュー当時はアメリカではアイドル・バンドとして認識されていたと言っていて、日本とはチョット違っていて驚いたの思い出しました。
「Child's Anthem」
「Hold the Line」
「Georgy Porgy」
「I'll Supply the Love」