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Roberta Flack Chapter Two [CD]


第2章

第2章

  • アーティスト: ロバータ・フラック
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2013/04/24
  • メディア: CD


アルバム「チャプター・ツー(第二章)」は、ロバータ・フラックのセカンドアルバムで、70年にリリースされました。ファーストから引き続きジョエル・ドーンがプロデュースを担当、ダニー・ハサウェイとエミール・デオダートがアレンジを担当し、ピアノを主体にした静かでジャジーなテイストのアルバムとなりました。ダニー・ハサウェイ(key)、レイ・ルーカス(dr)、エリック・ゲイル(g)、チャック・レイニー(b)、ヒューバート・ロウズ(fl)、エミール・デオダート(key)らによる演奏は、ジャケット写真さながらのモノトーンなロバータ・フラックの歌声に寄り添うようにピッタリとフィットしている作品となりました。アルバムの一曲目は、のちにロバータの代表作となる「愛のためいき(Feel Like A Makin' Love)」の作者でもあるジーン・マクダニエルズの「僧侶リー(Reverend Lee)」で始まり、アル・ウィルソンやニーナ・シモンのヴァージョンがおなじみのジミー・ウェッブ作品「愛を信じて(Do What You Gotta Do)」、ボブ・ディランの「女の如く(Just Like a Woman)」、ベティ・エヴェレット&ジェリー・バトラーの64年のヒッ曲でも有名な「Let It Be Me」などを収録しています。一部のリスナーやアーティストらに高い評価を受けたが、一般的にみればまだ無名の存在だったロバータ・フラック、その時期の彼女を、社会的意識の高いプロテスト・シンガーとして位置づけしていて、メッセージ色の強い曲を複数歌っていた、メッセージ・シンガーの先輩、ニーナ・シモンの曲も歌っていた為、当時のロバータ・フラックはポスト・ニーナ・シモン的な色合いもかなり強かった。「チャプター・ツー(第二章)」はロバータ・フラックの音楽指向とメッセージ性が結びついた、彼女らしい秀作だった。

「Reverend Lee」

「Do What You Gotta Do」

「Just Like a Woman」

「Let It Be Me」

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