Minnie Riperton Love Lives Forever [CD]
「ラブ・ライヴズ・フォーエバー」はソウル・シンガー、ミニー・リパートンの最後のアルバム、80年にリリースされた。彼女の死後にリリースされたこのアルバムは、ミニー・リパートンに敬意を表する為に作られ、夫のリチャード・ルドルフとクインシー・ジョーンズが共同プロデュースをし、ミニー・リパートンのヴォーカルは78年に録音された物を使い、バッキング・トラックは完全に作り直され、新しいミュージシャン達と新しいアレンジで完成。プロデューサーのクインシー・ジョーンズ は、このプロジェクトを「橋は維持するが、水を動かす」と表現した。前作ほどの成功を収めてはいないが、リパートンのヴォーカルの質感は健在だ。「Here We Go」ではR&Bシンガーのピーボ・ブライソンとのデュエット曲で、シングルとしてリリースされ、トップ14入りを果たし、ロバータ・フラックのヴォーカルも加わっているし、トム・スコット - テナー・サックス・ソロも良い感じだ。「I'm In Love Again」ではマイケル・ジャクソンの ヴォーカルがと素晴らしいヒューバート・ロウズのフルートが追加されている。「The Song Of Life (La-La-La)」ではパトリッシュ・ラッセンのヴォーカルとピアノが追加されている。ミニー・リパートンの最後のアルバムには、ジョージ・ベンソン、ヒューバートロウズ、スティービーワンダー、ハービーメイソン、リーリトナー、パウリーニョダコスタなど豪華なミュージシャン達を集結したアルバムとなった。
「Here We Go」
「I'm In Love Again」
「Island In The Sun」
「The Song Of Life (La-La-La)」