Frank Zappa Zapp In New York [CD]
76年にニューヨークのライブハウス、ボトムラインでレコーディングされた、フランク・ザッパの2枚組の「Zapp In New York」77年半ばにリリースされる予定だったが、78年3月まで一般には発売されなかった。このアルバムには、さまざまなロックとジャズロックのトラックが収録され、何と言ってもこのライブの目玉となったのがブレッカー・ブラザースとの共演だった。フランク・ザッパのバンドのメンバーのドラマーのテリー・ボッツィオ、ベーシストのパトリック・オハーン、マリンバのルース・アンダーウッド、キーボード奏者のエディ・ジョブソンらの演奏も素晴らしく、フランク・ザッパ・バンドの最高の演奏の一つと言われている。技術的に複雑なロックのファンは、きっと気に入るはずで、フランク・ザッパのトレードマークであるユーモアを随所に散りばめている。ブレッカー・ブラザースとドラマーのテリー・ボッツィオの共演はこれが初めてで、これがきっかけで、その後にブレッカー・ブラザースの最高傑作「ヘヴィ・メタル・ビー・バップ」へと繋がっていく。
「The Torture Never Stops」
「The Black Page #2 」
「Honey, Don't You Want A Man Like Me?」
「Montana」