Nick DeCaro Private Ocean [CD]
AORの原点ともいうべき74年にリリースされた名盤「イタリアン・グラフィティ」から17年、特別企画アルバム「LOVE STORM」は山下達郎の楽曲のカバーで、ニック・デカロを慕っていた山下達郎も選曲に参加しデカロ向きの曲を選んだり、未発表曲まで準備したアルバムに次ぐ新レコーディングの「プライベート・オーシャン」はニック・デカロの最後のアルバムとなり、91年にリリースされた。ニック・デカロは、アレンジャー、プロデューサーとして、数多くのアーティストの楽曲製作の現場に立ち会い大きな足跡を残しました。チョット名前を挙げるとヘレン・レディ、ジェームス・テイラー、ドゥビー・ブラザースなど数え切れないレコーディングに参加している。その美しいピアノ・メロディに優しく甘い歌声で綴るニック・デカロ、ヴォーカル・スキルは高くないが、独特の味わい深い歌声が心地良い。参加ミュージシャンはロビンソン・タカ(ds)J・ハスリップ、A・ラボリエル(b)N・ラーセン(syn)M・ランドウ、D・パークス(g)A・アクーニャ(per)などです。
「Nevertheless」
「Saying Hello」
「Well Of Loneliness」
「Up All Night」