Queen The Miracle [CD]
「ザ・ミラクル」は、クイーンの13枚目のアルバム、89年にリリースされた。4人の顔が合成されているジャケットも当時話題を呼び、バラバラになりかけていた4人が再び一体となっていることを表現していると言われている。前作とは異なり、この頃のクイーンはスタジオでセッションしながら曲を構築していく方法が多くなり、全曲がメンバー全員の共作とクレジットされている、フレディ・マーキュリーはこのアルバムの製作中に、自分がHIVに感染していることをメンバーに告白したと言われていて、切羽詰まった状態の中、クイーンはバンドとして結束を示したアルバムとなった。次のアルバムは、フレディ・マーキュリーが生きていた時に制作された最後のアルバムとなった「イニュエンドウ」で感動的ではあるがクイーンというライブ・バンドの本質からは少し外れた言われている。「ザ・ミラクル」はクイーンにおける「アビー・ロード」と言える作品で、傑作アルバムと言われている。
「Party」
「I Want It All 」
「Was It All Worth It」