大橋純子&美乃家セントラル・ステイション RAINBOW [CD]
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大橋純子さんが9日、亡くなった、73歳だった。ショックをうけました、残念です。
大橋純子&美乃家セントラル・ステイション名義でリリースしたファースト・アルバム「RAINBOW」77年にリリースされた。バックバンドに美乃家セントラル・ステイションを迎え、バンドとして活動を始める。当時の大橋純子の理想はバンドの中でのリード・ヴァーカルだったそうで、バンドと一緒に活動がしたい、そんな中、73年から74年にかけて「はっぴいえんど」の一派とは別に新しい音楽理念の元に集まった音楽集団だった「オレンジ」のメンバーの佐藤健、林哲司、増尾元章(兄は世界的ジャズ・ギタリスト増尾好秋)見砂和照、土屋昌巳がそのまま美乃家セントラル・ステイションの中心メンバーとなります、ベースの福田郁次郎はその後さだまさしのバックバンド亀山社中のメンバーとなり、有名な「関白宣言」は福田郁次郎のアレンジでした。バンドのメンンバーは作曲、編曲としても大橋純子の音楽クリエイティブ・スタッフとして参加することになります。作曲、作詞、編曲等もすべてメンバー自身(大橋も含め)の手で全てをサウンド・クリエートする当時としては珍しい形をとっていたグループでした。グラハム・セントラル・ステーションを受けて土屋昌巳がバンド名を付けたそうですが、当時道玄坂にあった電気屋ミノヤをもじって付けたそうです。シングル曲の「Simple Love」はハーヴィー・メイソンのインストゥルメンタルの曲からアイデアをもらったそうです。
「Simple Love」詞:松本隆、作・編曲:佐藤健
「Natural Foods」詞・作・編曲:土屋昌巳
「Rainy Saturday & Coffee Break」詞:竜真知子、作・編曲:林哲司
「Mister Smile」詞:松本隆、作・編曲:佐藤健
「Lovin Spoonful」詞:松本隆、作・編曲:佐藤健