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Norah Jones Come Away With Me [CD]


Come Away With Me

Come Away With Me

  • アーティスト: Jones, Norah
  • 出版社/メーカー: Blue Note Records
  • 発売日: 2002/02/01
  • メディア: CD


ノラ・ジョーンズは79年にニューヨークで生まれ、父親はかの有名なインド人のシタール奏者ラヴィ・シャンカール(ビートルズにも影響を与えた事で有名ですね)だが、ノラ・ジョーンズが3歳の時に離婚、母親の故郷であるテキサス州ダラス近郊で育っている。7歳の頃からピアノを習い、高校在学中に「ダウンビート学生音楽賞」の最優秀ジャズ・ヴォーカリスト賞と最優秀オリジナル作曲賞を受賞している。北テキサス大学ではジャズ・ピノ科を専攻、大学3年生の時にニューヨークに旅行に行くが、そのままニューヨークで暮らすことになる。やがてジェシー・ハリス(g)リー・アレクサンダー (b)ドン・ライザー(dr)らと知り合い彼らとデモ・テープを作り、ブルーノート・レーベルに認められ、ブルーノートと契約する。2002年にリリースしたノラ・ジョーンズのデビュー・アルバム「Come Away With Me」はジャズのスタイルを取りながら、ソウル、カントリー、フォーク、ポップスなど、アメリカのポピュラー音楽の要素を採り入れた作品で大ヒットするのだが、これは誰も予想していなかった、それはアリフ・マーディンという大物プロデューサーがストリングスのアレンジには関わっていたが、ノラ・ジョーンズの仲間達、まだ無名だった、ジェシー・ハリス(g)リー・アレクサンダー (b)ドン・ライザー(dr)アダヌ・レヴィ(g)らが単独もしくは共同で作曲したオリジナル曲がほとんどだったからでした。特にジェシー・ハリス(g)が作曲した「Don't Know Why」はニュー・スタンダードになっています。

「Don't Know Why」

「Seven Years」

「Come Away With Me」

「The Nearness Of You」

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The Reddings Class [CD]


CLASS

CLASS

  • アーティスト: REDDINGS
  • 出版社/メーカー: PTG RECORDS
  • 発売日: 2010/09/15
  • メディア: CD


オーティス・レディングの息子のデクスター・レディング(ベースとボーカル)とオーティス・レディング3世(ギター)と、いとこのマーク・ロケット(ドラムとボーカル)で結成されたザ・レディングス 。偉大な父親のイメージとは違う80年代らしい豪快かつ爽快なファンク・サウンドでリスナーの評価も高く、特にデクスター・レディングの抜群のセンスとテクニックが光るスラップ・ベース(チョッパーって言い方が当時は一般的)を中心にしたサウンドは、父の名前にも負けずに正統派、実力派のファンク・バンドとしてリスナーにも当時非常に評価の高い物だった。81年にリリースされたセカンド・ルバム「Class」は前作に続きプロデューサーにラッセル・シモンズ & ニック・マンを迎えて作られ、まだ20歳前後の若いバンドとは思えない完成度の高いアルバムとなった。アーリー80sというブラック・ミュージックとしては難しい時代に毎年アルバムをリリース。その事実だけを見ても80s重要グループであることに疑いはない。

「Class(Is What You Got)」

「If You Feel It」

「Seriously」

「Main Nerve」

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Dreams Imagine My Surprise [CD]


Imagine My Surprise

Imagine My Surprise

  • アーティスト: Dreams
  • 出版社/メーカー: Scorpio
  • 発売日: 1997/09/22
  • メディア: CD


ドリームスは60年代後半にジョン・アバークロンビー - ギター、マイケル・ブレッカー - サックス、ランディ・ブレッカー - トランペット、ビリー・コブハム - ドラム、ドン・グロルニック - キーボード、バリー・ロジャース - トロンボーン、エディ・ヴァーノン - ボーカルらによって結成されたジャズ・ロック・バンドでした。セカンド・アルバム「Imagine My Surprise」は72年にリリースされこのアルバムは、ジョン・アバークロンビー は脱退したが、新加入したウィル・リー - ベースは3曲も歌っている。さらに新プロデューサーとしてブッカー・T&MGズのギタリストでもあり、オーティス・レティングやサム6デイブ倒のソウルのグルーヴを支えた、スティーヴ・クロッパーが担当しギターも弾いている。スティーヴ・クロッパーの存在からか、シカゴ風のホーン・アレンジだったり、アベレイジ・ホワイト・バンド風だったりとキャッチーな歌モノのアルバムとなっている。キャロル・キングの曲「I Can't Hear You」やトラフィックの曲もカヴァーしている。

「Calico Baby」

「Why Can't I Find a Home」

「I Can't Hear You」

「Don't Cry My Lady」

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John Lennon  Mind Games [CD]


マインド・ゲームス(ヌートピア宣言)(紙ジャケット仕様)

マインド・ゲームス(ヌートピア宣言)(紙ジャケット仕様)

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2014/12/03
  • メディア: CD


今日は43回目のジョン・レノンの命日。アルバム「マインド・ゲームス」は、73年にリリースされたジョン・レノンの7枚目のアルバム。前作の「サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ 」が政治的な色が強く、商業的に失敗となったため、本作は以前からプロデュースを担当していたフィル・スペクターの元を離れジョン・、レノンのセルフプロデュースとなった。ジョンはファンに受け入れられるアルバムを作ろうとグリニッジ・ヴィレッジのアパートにて制作を始める。残念ながら、こうした方向転換が、彼のキャリアの中において、影の薄いものにしてしまっているというのは、否めない事実であるが、反面、凡作であるかと言えば、決してそんなことは無く、愛と平和を歌い上げたジョンのアイデンティティーを浮き彫りにした、素晴らしいアルバムであるという聴き方もできる。本作にはプラスティック・オノ・バンドのバンドが参加、メンバーは、デヴィッド・スピノザ(ギター)、ゴードン・エドワーズ(ベース)、ケン・アッシャー(キーボード)、ジム・ケルトナー(ドラムス)、アーサー・ジェンキンス(パーカッション)、マイケル・ブレッカー(サックス)、サムシング・ディファレンス(コーラス)である。この頃からオノ・ヨーコと別居状態になっている。

「Mind Games」

「Tight A$」

「I Know (I Know)」

「You Are Here」

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Paul Mccartney&Wings  Band On The Run [CD]


Band On The Run - Special Edition

Band On The Run - Special Edition

  • アーティスト: Paul MccartneyWings ポールマッカートニーウィングス
  • 出版社/メーカー: Hear Music
  • 発売日: 2010/11/02
  • メディア: CD


「バンド・オン・ザ・ラン」はポール・マッカートニー&ウイングス名義では3作目のアルバムで、73年にリリースされた。本作はビートルズ解散後にポール・マッカートニーが最も成功し、ヒットしたアルバムとなった。イギリスではなく新鮮な新しい場所のナイジェリア・ラゴスでのレコーディングの前に2人のメンバーが脱退したが、ポールはリンダ・マッカートニー、デニー・レインを伴って予定通りラゴスに向かった、しかし到着してみると竣工しているはずのスタジオは未完成。さらに強盗にデモテープや歌詞を書いたメモを強奪され、挙げ句の果てには、レコーディング最中に豪雨で停電してしまうという、相次ぐ困難に見舞われてしまう。そんなハンデの中、ポールは、ソロ・アルバム制作時と同様に様々な楽器を演奏し、天才ぶりを発揮している。このアルバムの前にジェームス・ボンド映画のテーマ曲「007 死ぬのは奴らだ」を作曲、そのためにイアン・フレミングの小説を読み込んでいる、そのアプローチが本作にも影響を与えている。ビートルズのアルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」と同様に、最後の曲「Nineteen Hundred and Eighty Five」の最後にタイトル曲「バンド・オン・ザ・ラン」リプリーズが収められているのもポールらしいセンスの良さを感じる事が出来る。


「Band On The Run」

「Jet」

「Bluebird」

「Nineteen Hundred and Eighty Five」

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Led Zeppelin   Presence [CD]


Presence by Led Zeppelin

Presence by Led Zeppelin

  • アーティスト: Led Zeppelin
  • 出版社/メーカー: Atlantic / Wea
  • メディア: CD


「プレゼンス」は、レッド・ツェッペリンの7作目のスタジオ・アルバム、76年にリリースされた。プロデューサーはギターのジミー・ペイジ。レコーディング・エンジニアはキース・ハーウッド。75年11月、バンドはドイツ、ミュンヘンのミュージックランド・スタジオで録音作業を開始する、だが同スタジオは12月からはローリング・ストーンズによっておさえられており、実質的な録音期間は3週間しか取れなかった。全員が長期にわたり家族と離れ、さらにヴォーカルのロバート・プラントの足にはまだ交通事故によるギプスがあり、バンドも状態は良好とは言えなかった。しかし、ツアーがキャンセルされ演奏機会を失っていたバンドの欲求不満とも相まって、メンバーの集中力を極限まで高める結果となった。本作はエレキギター、ベース、ドラムス以外の楽器がほとんど使われない、とにかく無骨なロック・アルバムである。アコースティックギターも「キャンディ・ストア・ロック」で使われたのみで、キーボード類は全く使用されていない(ツェッペリンの全スタジオアルバム中で、唯一である)。ジミー・ペイジによれば、他のメンバーからのアイディアが少なく、ほとんどが自分の肩にかかっていたためこのようなサウンドになったと語っている。


「Achilles Last Stand」

「Royal Orleans」

「Hots On For Nowhere」

「Tea for One 」

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Hiram Bullock Give It What U Got [CD]


Give It What U Got

Give It What U Got

  • アーティスト: Bullock, Hiram
  • 出版社/メーカー: Atlantic
  • 発売日: 1987/11/04
  • メディア: CD


24丁目バンド、ディヴィッド・サンボーンのグループ、ボブ・ジェームス、ギル・エバンス・オーケストラなどで、ロック・フィーリングとファンク・フィーリング溢れるワイルドなプレイとエネルギッシュなパフォーマンスで注目を集めた、ギター&ヴォーカルのハイラム・ブロック。86年から本格的にソロ・アーティストとして活動を始め、翌年の87年にアトランティクからの第2弾が「Give It What U Got」でプロデュースはリッキー・ピーターソン(key)とハイラム・ブロック自身が共同で手掛けている。リッキー・ピーターソンはこの後にプリンスと共演し、ベン・シドランのプロジェクトに参加など、売れっ子のミュージシャンと成っていく。その他の参加メンバーは、ドラマーのチャーリー・ドレイトンとベースのウィル・リーはハイラムと気心が知れた仲間達を中心にホーンセクションはブレッカー・ブラザースにディヴィッド・サンボーンの3人に加え、ギル・エバンス・オーケストラのホーン・セクションが参加し2種類のホーン・セクションを使い分けている。このアルバムはハイラム・ブロックのギター&ヴォーカルの魅力をリッキー・ピヤーソンのプロデュースによって上手く引き出した作品で、ロックとファンキーなサウンドが気持ちいいアルバムである。

「Too Hip 2 Be Needy」

「Give It What You Got」

「Gotta Get Your Jollys」

「Angelina」

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Herbie Hancock Feets Don't Fail Me Now [CD]


FEETS DON'T FAIL ME NOW

FEETS DON'T FAIL ME NOW

  • アーティスト: HERBIE HANCOCK
  • 出版社/メーカー: FUNKY TOWN GROOVE
  • 発売日: 2015/10/07
  • メディア: CD


「フィート・ドント・フェイル・ミー・ナウ」は、ジャズ・ピアニストのハービー・ハンコックが79年にリリースしたアルバムで、当時ブームだったディスコ・ミュージックに挑戦したアルバムだった。この少し前にVSOPでアコースティック・ジャズの旋風を巻き起こし、チック・コリアとのアコースティック・ピアノ・デュオを行ったのもこの時期だった。ジャズ・ファンはハービー・ハンコックは一体なにをやりたいのかという思いをいだかせたのも事実であった。当時最新のシンセサイザーのボコーダーをとうして歌う為にピュアなヴォイス・トレーニングも開始したハービー・ハンコックでもあった。純粋にこのアルバムを聴き、踊り出す人達もいた、楽しいものは楽しいし、カッコイイものはカッコイイ、ジャズだとかロックだとかディストだとか、全く関係ない事を言いたかった作品で、ハービー・ハンコックが目指したのはジャンルで音楽を聴くのではなく、素直な心でハービー・ハンコックの音楽を聴いて欲しい事だった。

「You Bet Your Love」

「Tell Everybody」

「Trust me」

「Knee Deep」

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John Klemmer Brazilia [CD]


John Klemmer - Brazilia

John Klemmer - Brazilia

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: LP Record


「ブラジリア」は、アメリカのシカゴ出身のサックス奏者ジョン・クレイマーの中でも異色の名作で、そのタイトルの通リ、ブラジルの音楽の要素を取り入れた作品で、そしてサウンド面でも最大のポイントはオスカー・カストロ・ネヴェス(g)参加している事でした、彼はブラジル出身で、かつては、アントニオ・カルロス・ジョビンなどと共にボサ・ノヴァ・ブームの立役者の一人となり、セルジオ・メンデスとの共演を経て、当時はウエスト・コーストのスタジオ・シーンで活躍、このアルバムのブラジル志向を本物にしました。さらにホルフェ・ダルト(key)やレニー・ホワイト(dr)とエブラハム・ラボリエル(b)のリズム隊に加え、アイアート・モレイラ、アレックス・アクーニャののパーカッション隊によっても、ブラジル志向を本物にしています。マイケル・ブレッカー、トム・スコット、デヴィッド・サンボーンらと比べると比べると地味な存在でしたが、本作を聴くとジョン・クレイマーの良さをわかっていただけると思います。

「Brazilia (Brasilia)」

「Heatbreak」

「My Love Has Butterfly Wings」

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Bernard Wright Nard [CD]


ナード

ナード

  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2012/07/04
  • メディア: CD


アルバム「ナード」は、ファンク・キーボーディストでありジャズ・キーボーディストでもあるバーナード・ライトの81年にリリースしたデビュー・アルバムで、「ナード」とは、彼のニックネームでそのままアルバムのタイトルにしました、バーナード・ライトがまだ18歳の時にリリースされたこのアルバムは、アメリカのジャズ・アルバム・チャートで7位を記録しています。ニューヨークのジャマイカ・クイーンズで生まれたバーナード・ライトは13歳の時に同じ地区出身のレニー・ホワイト(dr)のツアーのオファーを受け、16歳の時にトム・ブラウン(tp)のと共演、トム・ブラウンとレニー・ホワイトはどちらも才能あるジャズ・ミュージシャンでしたが、当時はR&B/ファンクが主な焦点だった。バーナード・ライトはジャマイカのクイーンズのR&B・ファンク・シーンの一員であり、トゥウェニーナインの「Peanut Butter」やブラウンの「Funkin' for Jamaica」などの大ヒット曲を生み出している。本作はドクター・ドレー、スヌープ・ドッグ、スキー・ロー、LLクール・Jのヒット曲を上手くサンプリングしたアルバムで、さらにロドニー・フランクリン風の「Bread Sandwiches」はマイルス・デイヴィスの「Solar」を上手く取り入れている。このアルバムは「Master Rocker」「Just Chillin' Out」などの荒々しい印象的なファンクによって特徴づけられるR&Bアルバムでした。

「Master Rocker」

「Just Chillin' Out」

「Bread Sandwiches」

「Music Is The Key」

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