Rod Stewart It Had to Be You: The Great American Songbook [CD]
It Had to Be You: Great American Songbook
- アーティスト: STEWART, ROD
- 出版社/メーカー: J-REC
- 発売日: 2002/10/21
- メディア: CD
ロッドが、スタンダードのカバーを集めた一連のアルバムの最初の1枚。アメリカ合衆国では2002年10月22日にリリースされ、日本盤は同年11月20日にリリースされた。2002年、アトランティック・レーベルを離れ、クライヴ・デイヴィスが設立したJ RECORDSに移籍し、新境地の開拓を図る、このアルバムは、スチュワートにとって、Jレコード から出された最初のリリースであった。収録された曲の中には、スチュワートにとって2度目の吹き込みとなった「Every Time We Say Goodbye」も含まれていた。 クライヴ・デイヴィスの発案によるこの企画は反響を呼び、その後『ザ・グレイト・アメリカン・ソングブック』シリーズと称される5枚のアルバムが制作され、2011年には、シリーズのベスト盤である『ベスト・オブ・ザ・グレイト・アメリカン・ソングブック 』もリリースされた。ロッドが慣れ親しんできたスタンダード・ナンバーはロッドの歌唱力の高さがこれっぽっちも落ちていない事を証明しているかのように新たな命を吹き込まれている。
「The Way You Look Tonight」オリジナルは、タップダンスの神様フレッド・アステア１９３６年の映画「スウィング・タイム（邦題；有頂天時代）」のワン・シーンでアステアが歌っています。その後にジャズ・スタンダードとしてフランク・シナトラが歌った美しいラブ・ソング、
「Every Time We Say Goodbye 」エラ・フィッツジェラルド の名曲
George Benson INSPIRATION A Tribute To Nat King Cole [CD]
- アーティスト: ジョージ・ベンソン
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2013/06/05
- メディア: CD
ピアノ・トリオのパイオニアとして評価を揺るぎないものにしつつ、ヴォーカリストとしても絶大な人気を誇ったナット・キング・コールを心の師と仰いできたジョージ・ベンソンが挑むナット・キング・コール・トリビュート作！
ウィントン・マルサリスやイディナ・メンゼル、ジュディス・ヒル、ティル・ブレナー、更には42人編成のヘンリー・マンシーニ・インスティテュート・オーケストラをゲストに迎え、大いなる敬意をもって制作、ギターを前面に出した楽曲からオーケストラ編成のナンバーまで多種多様に聴かせる。アルバムのタイトルは、一貫して自分にインスピレーションを与えてくれる存在であるという思いを込めて名付けたとか。一曲目の「モナ・リザ」 は、8歳のジョージ・ベンソンがウクレレを弾きながら歌う曲で始まるのには、驚かされる。
レコーディングの様子をダイジェストにした映像、いい感じである。
名曲「アンフォゲッタブル」には、トランペットでウィントン・マルサリスが参加。
Natalie Cole unforgettable [CD]
- アーティスト: NATALIE COLE
- 出版社/メーカー: ELEKTRA
- 発売日: 1990/06/30
- メディア: CD
1991年には偉大な父ナット・キング・コールのカバー集「アンフォーゲッタブル」を発表。全米ポップチャートで5週1位というジャズ作品としては異例の大ヒットを記録し、グラミー賞の最優秀アルバム賞をを含め合計で5部門を受賞した。シングル「アンフォーゲッタブル」では、亡き父が歌った音源とのオーバーダブによる「共演」が大きな話題を呼び、この曲も同年のグラミー賞のソング・オヴ・ザ・イヤーに輝いている。
アンドレ・フィッシャー、デヴィッド・フォスター、トミー・リピューマのプロデュース。
誰もが一度は聴いたことがある曲を22曲も収録しているのは、ナット・キング・コールの偉大さを感じざるをえない。そして、見事に歌い上げているナタリーはさすがだと言える。
「The Very Thought of You」一曲目からこのクオリティの高さ、この後ナット・キング・コールのヒット曲が続いていく。
映像は、父と娘のデュエットが実現した「Unforgettable」。父親の音源に音を被せてナタリーが歌っているのだが、一緒に歌っているかのようだ。
Rickie Lee Jones Girl At Her Volcano [CD]
マイ・ファニー・ヴァレンタイン(完全生産限定盤)(紙ジャケット仕様)
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2019/04/24
- メディア: CD
このラルバムは、珠玉のスタンダード・バラード集だけでなく、ライヴに未発表音源を加えたスペシャル。リッキー自身が「ありきたりの実況盤ではつまらない」と考え、古いバラードやスタンダードを中心とすること、10インチ盤（25cm）で発売することを提案した。それによって、本作以前のオリジナル２作との差別化を図り、ミニ・アルバム仕様の価格設定にすることまでリクエストした。リッキー自身、興味本位でジャズに取り組んだのではなく、青春時代に慣れ親しんだ思い出深いナンバーを集めている。ジャズやポップ・スタンダードのカヴァー・アルバムをリンダ・ロンシュタットよりひと足早くリリースに踏み切った、リッキーのオリジナル作では軽く扱われがちな本作、しかし近年は、91年の名作『POP POP』に代表されるように、“カヴァーの達人” としての顔も見えてくる。
「Lush Life」ナット・キング・コールの歌で有名
「Under the Boardwalk」ドリフターズのカヴァー
「Rainbow Sleeves」トム・ウェイツが作曲。これも当初はデビュー作に収めるべく78年末に録音されたものの、アウトテイクになっていたトラック。本盤収録に先駆け、映画『THE KING OF COMEDY』のサウンドトラックに提供されている。トムがリッキーの元カレだったことは、彼女のファンなら知らぬ人はいないだろう。
Chaka Khan echoes of an era [CD]
- アーティスト: チャカ・カーン、フレディ・ハバード、ジョー・ヘンダーソン、チック・コリア、スタンリー・クラーク、レニー・ホワイト(vo/tp、flh/ts/p/b/ds)
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2013/07/24
- メディア: CD
80年代のクイーン・オブ・ソウル、チャカ・カーンが、82年にRufusが解散してソロに専念した時の作品で、ジャズ・スタンダードに取り組む、いわゆる『グリフィス・パーク・コレクション』の5人のフレディ・ハバード (tp,flhrn) ジョー・ヘンダーソン (ts) チック・コリア (p) スタンリー・クラーク (b) レニー・ホワイト (ds)バックに、アンサンブルも超一流、ソウルフルなジャズに酔いしれ、しなやかな感性でスタンダード・ジャズに挑戦した話題作。後にも2004年にはイギリスのサンクチュアリ・レコードよりジャズ・スタンダード集Classikhanをリリースする。
「Take The A Train」クイーン・オブ・ソウルのチャカ・カーンだが、ジャズは私の基本ときっぱり言っていたのも、納得の出来です。
「spring can really hang you up the most」チック・コリアとのデュエット
Linda Ronstadt What's New [CD]
- アーティスト: Ronstadt, Linda
- 出版社/メーカー: Elektra / Wea
- 発売日: 1990/10/25
- メディア: CD
リンダ・ロンシュタットが、トラディショナル・ポップの楽曲を集めた1983年のアルバム。バンドリーダーで編曲家のネルソン・リドルと組んで1980年代に制作したトリロジー（三部作）の1作目。
レコード会社も、マネージャーも、このアルバムの制作に乗り気ではなかったが、最後にはリンダ・ロンシュタットが自分の意思を貫き、このアルバムは、スウィング・ジャズ以前の時代やスウィング・ジャズ時代のサウンドを、全く新しい世代に露出することになり、一世を風靡した。このアルバムは、マイケル・ジャクソンの『スリラー』とライオネル・リッチーの『オール・ナイト・ロング』がアルバム・チャートの1位と2位に居座る中で、アルバム・チャートの3位に5週間とどまった。また、ジャズ・アルバムのチャートでは2位まで上昇した。アメリカ合衆国内における売り上げが300万枚を超えたとしてトリプル・プラチナを認定した。
「What's New」最初のシングル曲 ヘレン・メリルのバージョンが好きですが、リンダ・ロンシュタットも良いです。
「"I've Got A Crush On You" 」セカンド・シングル曲 エラ・フィッツジェラルドで有名な曲
Carly Simon Torch [CD]
- アーティスト: Simon, Carly
- 出版社/メーカー: Rhino Flashback
- 発売日: 2008/07/15
- メディア: CD
自身初のジャズのスタンダード集で、アルバム名も「Torch」タイトルの示す通り、トーチ・ソングを集めたもの、トーチ・ソングとは片思いの相手を恋い慕う歌であり、失恋の悲しみを綴った歌の事で1920年代から30年代にかけて盛んになったスタイルである。このアルバムから、ポップ・シンガー、とりわけ女性シンガー、の本格的なジャズ・アルバムのレコーディングがトレンドとなっていく、リンダ・ロンシュタット、チャカ・カーン、リタ・クーリッジ、メリサ・マンチェスターなど、本作で手応えを得たサイモンは、1990年にもスタンダード集のアルバム『マイ・ロマンス』を発表した。
前作『パーティへようこそ』（1980年）に引き続き、マイク・マイニエリが演奏だけでなくプロデュースでも貢献している。
一曲目の「Blue Of Blue」デビット・サンボーンが良い音を出してます。
映像は、1930年代の名曲「Body And Soul」マイク・マイニエリのヴィブラフォンが素晴らしい。
Bobby Caldwell Come Rain Or Come Shine [CD]
- アーティスト: Caldwell, Bobby
- 出版社/メーカー: Sin-Drome Records
- 発売日: 1999/08/24
- メディア: CD
本作は、ボビー・コールドウェルにとって２作目のジャズ・スタンダード・アルバム、前作のジャズ・スタンダードアルバムで、ＡＯＲ、ブルー・アイド・ソウルからの離脱から成功で、第二弾の制作の準備に取りかかった、その時にシナトラの訃報、企画の内容は、シナトラのトリビュートへ姿を変えていった。収録11曲中、10曲が30年代から40年代のスタンダード、シナトラのレパートリーが多く、ミュージカルや映画の主題歌だったり、ビリー・ホリデイやダイナ・ショアの歌で有名な曲もはいっている。
フランク・シナトラの「I've Got You Under My Skin」当時のクインシー・ジョーンズがアレンジをしている、このアレンジをそのまま再現している、ここにボビー・コールドウェルのこだわりが、極まっている。
Frank Sinatra L.A. Is My Lady [CD]
- アーティスト: Sinatra, Frank
- 出版社/メーカー: Universal UK
- 発売日: 2010/04/05
- メディア: CD
20年の時を経て再びクインシー・ジョーンズと組んだ、フランク・シナトラにとって最後のオリジナル・ソロ・アルバム。1984年にクインシー・ジョーンズのプロデュースと指揮によるオーケストと、80年代のシンセサイザー･サウンドやダンス･ビートなども取り入れ、コンテンポラリー・ポップス・スタンダードに取り組んでおり、フランク・シナトラも流石の歌声とクインシー・ジョーンズらしい豪華なアレンジも凄い。Bob James、George Benson、Ray Brown、Marcus Miller、Steve Gadd,、Ralph MacDonald、Lionel Hamptonなど、ホーンセクションのメンバーも書ききれないなどの参加ミュージシャンが超豪華。
「after you've gone」George BensonとLionel Hamptonソロがハマっているし、ホーンセクションも凄いし、シナトラも貫禄の歌声です。
「L.A. Is My Lady」タイトル曲でシンセサイザー･サウンドをスタンダードに取り組んいる。
Michael Jackson Thriller [CD]
Thriller-25th Anniversary Edition (CD/DVD)
- アーティスト: Jackson, Michael
- 出版社/メーカー: Epic/Sony
- 発売日: 2009/07/23
- メディア: CD
前作の『オフ・ザ・ウォール』に引き続きクインシー・ジョーンズをプロデューサーに迎え制作。前作から進化させたのスタイルを基にしつつ、ポール・マッカートニーやエディ・ヴァン・ヘイレンの参加で新しい要素を取り入れることに成功。アルバムは全米チャートで通算37週に渡って1位を記録。日本ではオリコン洋楽アルバムチャートで1984年2月13日付から12週連続1位を獲得し、オリコンでの集計で史上2枚目の洋楽アルバムのミリオンセラーを達成した。またアルバムからは全9曲のうち7曲がシングルとして発売され、その全てが全米でトップ10入りを果たす快挙も成し遂げた。
売上枚数に関しては諸説あるものの、2012年にギネス世界記録において6500万枚の認定を受けており、現在も売上枚数を増やし続けている。ミュージックビデオの最高傑作と目される約14分の大作「スリラー」がMTVで初公開された。マイケルが狼男に変身したり、ゾンビとダンスを踊ったりと、特殊効果を多用したホラー映画風の本作は社会現象となり、これまでに大量のパロディが制作されている。1999年にMTVが発表した「今まで作られたビデオの中で最も偉大なベスト100」で1位に輝いている。 この作品から、音楽は聴くだけでなくミュージックビデオによって見る時代に成っていく。
「Thriller (Official Video - Shortened Version)」ミュージック・ビデオ・ブームの先駆けとなった。
「Beat It 」ギタリストにエディ・ヴァン・ヘイレンを迎えた力強いロックナンバー
「The Girl Is Mine」ポール・マッカートニーとのデュエット曲で「スリラー」のファースト・シングル
