Clarke Duke Project [CD]
73年のアイアート・モレイラ&フォローラ・プリムソロ作品で顔を合わせたスタンリー・クラークとジョージ・デューク、この二人はジャズ・フュージョンにとどまることなく、ジャンルを超えていくタイプのミュージシャン、81年にリリースされた「Clarke Duke Project」とは、パブリックにすんなり受け入れてもらえるコマーシャルで売れ線を狙うアルバム、どうせ二人で手を組むのならと、55年に書かれたポップ・スタンダード「Louie Louie」のカヴァーしたものなど、やりたい放題に自由に個性を炸裂させ、アーティスト性も感じられ、当の2人が楽しんでいるアルバムとなっている。マイケル・ジャクソンのアルバム「スリラー」などで有名なドラムはジョン・ロビンソン、アースウインド&ファイアーのホーン・アンサンブルを担当していたトランペットのジェリー・ヘイも参加している。
「I Just Want to Love You」スタンリー・クラークの曲、彼のポップな感覚を感じられる。
「Sweet Baby」ジョージ・デュークの作曲このプロジェクトで一番ヒットした曲。