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角松 敏生 SEA BREEZE 2016 [CD]


SEA BREEZE 2016

SEA BREEZE 2016

  • アーティスト: 角松 敏生
  • 出版社/メーカー: アリオラジャパン
  • 発売日: 2016/03/16
  • メディア: CD


「SEA BREEZE」は、81年に発売された角松敏生通算1作目のスタジオ・アルバムで、村上秀一、林立夫 、後藤次利、斎藤ノブ、鈴木茂、松原正樹 、今剛 、井上鑑、佐藤準など といった豪華なメンバーで作られたアルバムで、山下達郎の路線に続けとバラエティーに富んだ内容で、全編夏向きのAOR路線、EPOとのデュエットのバラードやファンク系など全曲を角松自身が作詞作曲している、アルバムの自体の制作には本人がまだ関わっていないので、山下達郎路線が前面に出ている、この後のアルバムから彼の個性と実力が発揮されていく。
2016年には、デビュー35周年第一弾リリースとして、本作のアナログ・マルチ・テープをもとに、歌を再録音して角松自身の手でミックス・ダウンを施したリテイク&リミックス・アルバム『SEA BREEZE 2016』がリリースされた。 ファースト・アルバムから4曲を選んでみました「Summer Babe ~ Surf Break」「YOKOHAMA Twilight Time~City Nights」2016年のライブです。


「Summer Babe ~ Surf Break」('16.07.02)

「YOKOHAMA Twilight Time~City Nights」('16.07.02)

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CAMINO Deep Inside of CAMINO [CD]


Deep Inside of CAMINO

Deep Inside of CAMINO

  • アーティスト: CAMINO
  • 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: CD


大村憲司(Gt) と村上ポンタ秀一(Dr)は赤い鳥が解散後にCAMINOを結成、メンバーは大村憲司(Gt) 是方博邦(Gt) 小原礼(Ba) 村上ポンタ秀一(Dr) の1976年のLIVEアルバム「Deep Inside of CAMINO」。
70年代クロスオーバー・ブームの走りとなるバンドでブルース色を強めたブルース・ロック&ファンク・セッション・バンドです。この頃はライブハウスでのセッションが多く、大村憲司見に行こうと先輩に連れて行かれてよく見に行きました、是方博邦はまだ10代で先輩の3人のミュージシャンについてゆく感じで、まだまだ未熟感があります、ソロを重視したやりたい放題の勢いが凄いライブです。この音源が残っていてCDに成るとは思っていませんでした。この後に是方博邦に変わり坂本龍一が入り、大村憲司バンドとなりブルース色は薄くなり、洗練された楽曲となっていきます、レオン・ラッセルの「Rainbows In Your Eyes」やスティービー・ワンダーの「Another Star」の楽曲などを取り入れていました。


「Bamboo Bong」CAMINOの代表曲、最初のギター・ソロが大村憲司で次が是方博邦で、その後は全員でソロを回します、大村憲司のブルースを基本としたソロが凄いです。

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吉田美奈子 RCA BEST COLLECTION [CD]


吉田美奈子 RCA BEST COLLECTION

吉田美奈子 RCA BEST COLLECTION

  • アーティスト: 吉田美奈子
  • 出版社/メーカー: BMGメディアジャパン
  • 発売日: 1999/04/21
  • メディア: CD


1975年から1977年までの3年間、RCA在籍時に発表された4枚のアルバムのほか、シングルのみでリリースされたアルバム未収録の別テイク、別アレンジとなっている「恋は流星 Part II」も収録した“RCA CD名盤選書シリーズ”のベスト・アルバム。東京発フリー・ソウルの傑作「恋は流星」が入っていた「TWILIGHT ZONE」はRCA時代最後のアルバムで吉田がソウル、ジャズ、ゴスペルに影響を受けたオリジナル作品を初めてのびのびとやることができたアルバム、本作で吉田と共同プロデュースを務めた山下達郎によれば全曲、レコーディング前に楽曲も詞曲は完成していて、レコーディングでは歌も同時に一発録りされているので、実際には緊張感のあるスタジオ・ライブになっていると。
レコードのシングル「恋は流星 Part II」は手に入れるのが大変でCDがリリースされてすぐに買ってしまった、また90年代にクラブDJ達の間で評判になっていた曲らしいです。


「恋は流星Part II」もちろんドラムは村上秀一です、カッコイイです。

おまけで、「週末」 吉田美奈子& Tin Pan Alley (live 2000)


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山下達郎 Go Ahead ! [CD]


GO AHEAD! (ゴー・アヘッド! )

GO AHEAD! (ゴー・アヘッド! )

  • アーティスト: 山下達郎
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2002/02/14
  • メディア: CD


前回の村上秀一のアルバムを書いている時に、この「Go Ahead !」の中に入っている「Monday Blue」の村上秀一のプレイを思い出し「Go Ahead !」の事を書こうと思いつきました。
この前の3枚のアルバムの売り上げはレコード会社の期待にはるかに及ばず、最後のアルバムになるだろうからとやりたい事をやろうと本人が後に語っている。その書き下ろした曲は、前作のアルバムのような統一感は無いが、作家性の強いバラエティー豊かな曲のアルバムとなり、その中の一曲「BOMBER」が関西のディスコでヒット、これをきっかけに急浮上を開始するターニング・ポイントとなったアルバムです。当時はそんなにアルバムの売り上げが悪いとは思っていませんでいた、山下のハイクオリティなサウンドはミュージシャンのプレイ・スタイルに合わせて曲を選択し、本物の音で勝負する気迫を感じらる素晴らしい作品だったのである程度は売れていると思っていました。


「Monday Blue」R&Bテイストの三連バラード、村上秀一、岡沢章、松木恒秀、佐藤博の緊張感のある見事な演奏、村上秀一の間とタメあるドラムがたまらない、彼のバラードの演奏は次のアルバムでも聴ける。

「BOMBER」一度こういう曲調をやってみたかっただけの曲、この曲が最初のヒットとなりト急上昇していく。

「潮騒」山下の最初の隠れた名曲、トッド・ラングレンのようなコード・プログレッションで曲を一度やってみたかった。

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驚異のパーカッション・サウンド!! ポンタ村上~深町純 [CD]


驚異のパーカッション・サウンド!!(SHM-CD)

驚異のパーカッション・サウンド!!(SHM-CD)

  • アーティスト: ヴァリアス・アーティスト
  • 出版社/メーカー: Universal Music
  • 発売日: 2018/04/04
  • メディア: CD


日本を代表するドラム奏者の村上“ポンタ”秀一が9日、視床出血のため、都内の病院で死去した。70歳だった。1972年にフォークグループ「赤い鳥」に参加し、どんな音楽にも対応できるテクニックで73年からスタジオ・ミュージシャンを務め、渡辺貞夫(88)や井上陽水(72)、坂本龍一(69)、桑田佳祐(65)ら幅広いジャンルのアーティストとレコーディングやライブで共演。参加アルバムは1万枚を上回り、1万4000曲を超えるレコーディングに携わるなど、日本の音楽シーンを代表するドラマーだった。
今回は、深町純のプロデュースで作り上げた76年リリースの村上“ポンタ"秀一の初リーダー作、「驚異のパーカッション・サウンド!! 」深町純(Key)とのデュオを主体にしていて、作曲も全て二人の共作、ジャズ、クラシック、ロック、ファンクの要素を取り入れたサウンドで実験色の強い物だった、アレンジは深町純で村上のドラムの良さを引き出していて、まだ25歳の村上の勢い溢れるドラミングを聴けるアルバム、その後の活躍の原点とも言える作品である、一曲だけ高水健司(B)が参加しています。
個人的にはCAMINO(大村憲司(Gt) 是方博邦(Gt) 小原礼(Ba) 村上ポンタ秀一(Dr) )をライブハウスで見たのから始まり数々のセッションを見させて頂きました、ご冥福をお祈りいたします。


「Dance Of Paranoia」深町の色が強い作品、村上のドラミングは流石と思わせるもの。

「Triaxial Development」実験色の強い作品。



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Tan Tan Trying To Get To You [CD]


トライング・トゥ・ゲット・トゥ・ユー

トライング・トゥ・ゲット・トゥ・ユー

  • アーティスト: タンタン(大空はるみ)
  • 出版社/メーカー: マスクラット
  • 発売日: 2007/06/20
  • メディア: CD


森野多恵子ことTANTAN、自身は60年代のGS時代から歌っていて、70年代に入ると3枚のアルバムを出すがほとんど話題になることはなかった、75年以降はCMソングやスタジオのバッキング・コーラスなどを中心に数多くレコーディングに参加、高中正義やサディスティックス、松岡直也&WESING(これは大空時代になってから)のアルバムで聴けるようになり彼女の存在価値を高め、再びソロのレコーディングのチャンスが訪れ、それが78年にリリースのアルバム「Trying To Get To You」Steve Lukatherの隠れたセッションワークの名盤としても知られる1枚でもあります。シェリル・リンが歌ったAOR人気アーティスト:デヴィッド・ポメランツ作品「Daybreak」、シャイ・ライツの言わずと知れたヴォーカリストでソロでも傑作を残すEugene Record名曲カヴァーとなるタイトル・トラックや、ビージーズ・カヴァー「You Stepped Into My Life」、フーターズの前身ベイビー・グランドの「Bring Me Your Broken Heart」、Johnny Riversの「Poor Side Of Town」カヴァーなどを収録。80年代にAORグループHEATを率いて活躍したサックス奏者/アレンジャーであるTom Savianoなどがアレンジを担当し、西海岸のSteve Lukatherをはじめとしたミュージシャンの演奏の高さもさることながら、TANTANの歌いっぷりも見事にマッチしている、ロサンゼルスでの録音の先駆けとなったアルバムのひとつ。


「Trying To Get To You」シカゴを代表するソウル・グループのシャイ・ライツのリーダ、ユージン・レコードが78年にリリースしたナンバー。

「I'M GONNA LOVE YOU」デヴィット・ウォルファート&ティーブ・ネルソンのナンバー。

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Charito Heal the World [CD]


Heal the World

Heal the World

  • アーティスト: Charito
  • 出版社/メーカー: Zoho Music
  • 発売日: 2011/04/12
  • メディア: CD


日本をホームグラウンドに世界的な活躍をしているジャズボーカリストのチャリート。
チャリートが2010年7月7日リリースした「ヒール・ザ・ワールド」、マイケル・ジャクソンの名曲群をカヴァー。グラミー受賞歴を持つハーヴィー・メイソンをプロデューサーに迎え、「ヒール・ザ・ワールド」「アイル・ビー・ゼア」「ヒューマン・ネイチャー」といったナンバーを極上のポップ・ジャズで聴かせます。チャリートはかつて、ナンシー・ウイルソンが好きと言っていましたが、その真意が分かるような出来です。大変な上手な歌い手なのですが、それを押し付けない、表現が光ります。そしてマイケル・ラフの抜群のアレンジ、さらには豪華参加ミュージシャン、ハーヴィー・メイソン(ds)マイケル・ラフ(kb)ヒューバート・ロウズ(fl)エイブ・ラボリエル(b)ブライアン・ブロンバーグ(b)などにより、ジャジーな演奏にマイケル楽曲が冴えます。サウンドはアコースティツクあり、エレクトリックありと様々なファンが楽しめる内容です。


「Human Nature」ポップ・ジャズという感じ。

「Never Can Say Good-Bye」'91 ALL JAPAN JAZZ AIDから、この頃から マイケル・ジャクソンの楽曲をうたっている。チャリート(vo) 土岐英史(sax) 山岸潤史(g) 大石 学(p) 岡沢 章(b) 渡嘉敷祐一(ds)の素晴らしい演奏。


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Timothy B. Schmit Playin' It Cool [CD]


プレイン・イット・クール <SHM-CD>

プレイン・イット・クール <SHM-CD>

  • アーティスト: ティモシー・B.シュミット
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2016/10/19
  • メディア: CD


イーグルスとポコのベーシストにして、ヴォーカリスト、ティモシーB.シュミットの澄んだ歌声が心地よく響くアルバム、84年にリリースされたファースト・ソロ・アルバム「Playin It Cool」。
Totoメンバーやイーグルスの仲間、ウエスト・コーストのお馴染みの面々が参加、メンバーは主な人だけでもJD.サウザー、ドン・ヘンリー、ジョン・ロビンソン、スティーヴ・ルカサー、ジョー・ウォルシュ、デヴィッド・ペイチ、ジェフ・ポーカロ、リタ・クーリッジ など絢爛豪華で、多くの曲は共同プロデューサーのジョシュ・レオとの共作、メロウなナンバーでティモシーの魅力溢れるヴォーカルを堪能できる。MTVなどの台頭で映像の力などに対して澄んだ歌声だけではパンチが足りなく、地味なアルバムと思われてヒットはしなかったですが、クオリティの高さは一級品です。イーグルスとポコの時の長髪のイメージが強く、ジャケットの写真を見た時は誰かわからなかったのを思い出しました。


「Take a Good Look Around You」メロウなナンバーでイーグルスが好きな人にはお勧め。

「So Much in Love」1963年のザ・タイムスのカバーであり、本バージョンは80年代にアメリカ映画に提供された曲だったが、日本では当時パイオニアのCMソングにも使われ、お馴染みになった。


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Eagles Hell Freezes Over [DVD]


ヘル・フリーゼズ・オーヴァー [DVD]

ヘル・フリーゼズ・オーヴァー [DVD]

  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2002/12/11
  • メディア: DVD


1980年に活動を休止し、1982年に正式に解散を発表するが、イーグルスがMTVの人気番組『アンプラグド』のため1994年に再結成、ここからバンド活動の第2期ととなる、その歴史的再結成コンサートの模様を収録したDVD「Hell Freezes Over」。デビュー前、グレン・フライは全員がボーカルを採れるバンドを目指し、ファーストアルバムで全員がリードボーカルを採り、コーラスワークもレベルの高いものとなった。その後メンバーチェンジもあり、ロック色の強いバンドになっていったが、コーラスワークは維持され続けた、今回はアコースティック中心のライブでより素晴らしいコーラスワークが聴くことが出来る。プロデュースはバンドメンバーとエリオット・シャイナー、ロブ・ジェイコブスが担当、12年振りに顔を揃えたドン・ヘンリー、グレン・フライ、ジョー・ウォルシュ、ドン・フェルダー、ティモシー・シュミットの5人が奏でるサウンドはやっぱり素晴らしい。


「Hotel California」ドン・ヘンリーのリード・ボーカル、ドン・フェルダーのアコースティックギターのソロも素晴らしい。

「Love Will Keep Us Alive」ティモシー・B・シュミットのリード・ボーカル。

「Tequila Sunrise」グレン・フライのリード・ボーカル。

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Tuck & Patti  Tears of Joy [CD]


Tears of Joy

Tears of Joy

  • アーティスト: Tuck & Patti
  • 出版社/メーカー: Windham Hill Records
  • 発売日: 1994/01/13
  • メディア: CD


スタジオ・ミュージシャンとして活動していたタック・アンドレスと、無名のシンガーだったパティ・キャスカートが、オーディションで出会って意気投合。翌年に結成され、二人は1981年に結婚。デビュー前からライブの上手さが話題となり、その後ウィンダム・ヒル・レコードと契約して「Tears of Joy」(1988年)でデビュー。パティの温かいヴォーカルとリズム、メロディ、ハーモニーを同時に奏でるタッピィング奏法を効果的に使ったタックのギターで、さまざまジャンルの曲を取り上げて聴き手に優しく届けてくれる、ヴォーカルとギターというシンプルすぎる編成ながら単調さを全く感じさせない、暖かくソウルフルな歌声と絶妙なギター・サウンドにブレンドされた世界はこの二人にしか出来ないもの。


「Time After Time」シンディ・ローパーのカバー

「Better Than Anything」二人の息の合った演奏とタックのタッピィング奏法を見られる映像。

「Takes My Breath Away」素晴らしいバラード。

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