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加藤和彦 Gardenia [CD]


ガーディニア

ガーディニア

  • アーティスト: 加藤和彦
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2017/06/28
  • メディア: CD


前作「それから先のことは…」はアラバマのマッスル・ジョールズで録音サザン・ソウル好きにはたまらない物だった。今回の「Gardenia」は加藤和彦がブラジル音楽に取り組んだ作品で、サンバやボサノヴァなどが取り上げられていて、ミュージシャンにはサディスティック・ミカ・バンド時代からの僚友である高橋幸宏、後藤次利などに加え、坂本龍一や笠井紀美子や村岡建や斉藤ノブなどが参加、東京発のブラジリアン集となり、加藤の新鮮な感覚の鋭さに今更ながらに驚いたのを思い出す。収録曲は全てが安井かずみと加藤和彦のコンビによるオリジナル、坂本龍一のアレンジによる心地良いボサノヴァ・テイストのナンバーに、安井かずみの詩の世界のけだるさを足した物で、時代の一歩先を行く加藤和彦ならではの作品となった。


「Gardenia」笠井紀美子とのデュエット。後藤次利のブリブリのベースが凄い。

「気分を出してもう一度」RAJIEへ提供した楽曲のセルフカバー。渡辺香津美 のアコースティック・ギターのソロと向井滋春 のトロンボーンのソロも素晴らしい 。

「終わりなきカーニヴァル」坂本龍一 のアコースティック・ピアノも素晴らしい。

「Maria」この楽曲ではラリー寿永のラテン・パーカッションをフィーチャーし、サンバを再現している。

おまけでRajieの「気分を出してもう一度」大好きな曲だったので。

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