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惣領泰則&EVE Peyote [CD]


Peyote

Peyote

  • アーティスト: 惣領泰則EVE
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2018/04/25
  • メディア: CD


ヤング101~ブラウン・ライス、女性ヴォーカル・デュオのティナを手がけたことで知られるサウンド・クリエイターの惣領泰則が沖縄出身の3姉妹グループEVE(元アップルズ)のヴォーカルをフィーチャーしたアルバム「ペヨテ」81年にリリースされた、ペヨテとは、ウバタマ(烏羽玉)と呼ばれる幻覚作用を持った棘なしサボテンのことだが、本作では、ハワイのハングライダー愛好家たちが見たという伝説の鳥ペヨテをイメージし、前半のA面では地球の引力から脱することのできない人間達の悩みを、後半のB面では地球の引力から脱出した絶対自由人間達を表現しています。すべて英語歌詞によるヴォーカルとハーモニーはソウルフルで、その歌声と共に空高く舞い上がっていくイメージのサウンドは洗練された80年代らしいCITY POPを聴かせるサウンド・クリエーターとしての惣領泰則の才能が遺憾なく発揮されたものです。最後に、このアルバムは鳥に勝った人たちに捧げる讃歌だそうです。


「Tremble With Delight」作詞:Bill Crutchfield 作曲・編曲:惣領泰則。山の上からハングライダーで飛びたとうとする時の気持ちをテーマにした曲。

「I'm In New York」作詞:Bill Crutchfield 作曲・編曲:惣領泰則。空で自由に飛んでいることの対比として、地上のバカげた事を歌っている。

「Take The World Away」作詞:Bill Crutchfield 作曲・編曲:惣領泰則。生きている中で色々な困難にぶつかり、こんな世界ならなくなればいいと願う曲。

「Sail Me Away」作詞:Bill Crutchfield 作曲・編曲:惣領泰則。どこか素晴らしい所に連れてってほしいと風に願いをかけている曲。

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SANDII EATING PLEASURE [CD]


EATING PLEASURE

EATING PLEASURE

  • アーティスト: サンディー
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2006/09/13
  • メディア: CD


久保田麻琴による夕焼け楽団~サンセッツの歌姫、サンディー嬢の初ソロ・アルバム「イーティング・プレジャー」は80年にリリースされ、久保田麻琴の盟友、細野晴臣がプロデュースをしている。グラビアモデルとしても活動していたサンディー・アイが歌手として脚光を浴びたのは、76年の世界歌謡祭でグランプリと最優秀歌唱賞を受賞した時だったが、それを苦に謎の蒸発?その一年後に久保田麻琴と夕焼け楽団に加入、スペイン人とのハーフである彼女のエキゾチックで妖しさをまとった歌の存在感は、それだけでも破壊力のあるものでした。「イーティング・プレジャー」はYMOのセカンド・アルバム「Solid State Survivor」と少し前に紹介した高橋ユキヒロの「音楽殺人」(このアルバムでサンディーはバック・ボーカルとしても活躍)と同時期に制作されたもので、このアルバムはインド風、オキナワ風、レゲエ風、テクノ風R&B、さらにモータウン・サウンドまでを歌ってしまうサンディーの魅力をプロデューサーとしても全盛期の細野晴臣が総力を集めて作り上げたアルバムでした。細野晴臣、坂本龍一、高橋ユキヒロのYMO、久保田麻琴、大村憲司、松武秀樹等がバックアップし、無国籍なヴォーカリストの妖艶なソロアルバムです。最後に「Jimmy Mack」はモータウンのマーサ&ザ・ヴァンデラスの67年の大ヒット曲のカヴァーですが、高橋ユキヒロのアルバム「音楽殺人」でもシュープリームスのモータウンの大ヒット曲「Stop In The Name Of Love」をカヴァー、まるで申し合わせたようにやっていますが、実は申し合わせていたそうです。


「Drip Dry Eyes」歌詞:Chris Mosdell 作曲:高橋幸宏 編曲:細野晴臣

「ALIVE」歌詞:Chris Mosdell 作曲:SADii・久保田麻琴 編曲:細野晴臣

「Jimmy Mack」歌詞・作曲:Brian Holland・Lamont Dozier・Eddie Holland 編曲:細野晴臣

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大貫妙子 Romantique [CD]


ROMANTIQUE

ROMANTIQUE

  • アーティスト: 大貫妙子
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2008/01/23
  • メディア: CD


前作のアルバム「ミニヨン」大貫妙子自身は自信作でヒットするものと思っていたが、全然売れなかった「横顔」「突然の贈りもの」など後に名曲と言われる曲が入っていたのに。その後大貫妙子は自身を見直す為に約2年間の沈黙期に入る、そして80年初頭にレコーディングの話が持ち上がり、プロデューサーの牧村憲一に「ヨーロッパっぽい音楽をやってみない? 合ってると思うんだけど」と言われ、フランス語独特の語るようなヴォーカルに、自分の歌い方のひとつを見つける事になる。そして80年にリリースされた4作目アルバム「ロマンティーク」は偶然にもヨーロピアン路線を先取りしていた加藤和彦とそのアルバムのキーボード奏者だった坂本龍一(大貫の前の3作品のアルバムにも参加)がアレンジャーとして参加、それにより大貫妙子というオリジナリティーで個性豊かなポップスが確立する。アメリカやイギリスの音楽ばかりを聴いていた耳には大貫妙子のヨーロッパ音楽へのアプローチは新鮮で、このアルバムの評価は予想を超えて支持される。このアルバムの成功で大貫は自分の居場所を見つける事が出来たと述べている。


「Carnaval」作詞・作曲:大貫妙子、編曲:坂本龍一。バグルスやスパークスなどの曲が好きで、そういったタイプの曲をやってみたいとの思いから作られ、YMOのメンバー全員が参加しているが彼らと一緒にやってもYMOのサウンドにならない方法はないだろうかと考えた末に出来た曲。

「雨の夜明け」作詞・作曲:大貫妙子、編曲:坂本龍一。この曲は、初めて坂本と作り上げた新しい世界で、これ以降の彼女の作品の雛型となった重要な曲。

「新しいシャツ」作詞・作曲:大貫妙子、編曲:坂本龍一。大貫妙子はこの曲を「男と女の別れ、別れていくまさにその瞬間、どんなふうに自分の心が揺れ動いたかという事を歌った歌」と言っている。大村憲司の何気ないギター・ソロも素晴らしい。

「蜃気楼の街」作詞・作曲:大貫妙子、編曲:加藤和彦。シュガー・ベイブ時代の代表曲を加藤和彦が軽快なボッサ超にアレンジ、この曲を収録した理由を大貫は「随分御無沙汰した訳です、長い間。それまで聴いて下さったファンの為にというか、それから新たにこの「ロマンティーク」から買ってくれる人の為に入れたんです。もう一度シュガー・ベイブの時の歌を入れることで、ここから始まりであり、ここまで来たという事の分岐点みたいなものもありました」と言っている。

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John Lennon Imagine [CD]


IMAGINE

IMAGINE

  • アーティスト: JOHN LENNON
  • 出版社/メーカー: EMI UK
  • 発売日: 2010/10/04
  • メディア: CD


今日はジョン・レノンの41回目の命日、ジョン・レノンを代表する50年前の名作アルバム「イマジン」を紹介、発表から約50年を経ても色あせることのない普遍的なメッセージを持つこの楽曲を含むジョン・レノンのセカンド・ソロ・アルバム。71年に発表し、曲を聴く者自身にも、彼のユートピア的なイメージを共有して欲しいと訴えているアルバムである。全英・全米、日本オリコン総合チャートともに1位を記録したレノンにとって最大のヒット作である。 ジョージ・ハリスン(ギター)、アラン・ホワイト(ドラムス)、ジム・ケルトナー(ドラムス)、キング・カーティス(サキソフォーン)らが参加し、「レット・イット・ビー」でのフィル・スペクターによるアレンジを高く評価し「イマジン」でもスペクターをプロデューサーに起用した、ストリングスや多数の楽器を何層にも重ねた「ウォール・オブ・サウンド」(Wall of Sound: 音の壁)とも形容される厚い音による編曲で知られているスペクターだったがこのアルバムのアレンジはそれとは異なり、レノンの目指すシンプルな音作りがなされた。ビートルズ時代に比べ、よりシンプルな和声の進行と、個性的な歌詞に特徴づけられる曲調へと変化している。政治色の強い曲が並んでいるが、同時にジョンの人間らしさ、すなわち脆さや弱さ、矛盾が反映された楽曲も目立つ、中でも最も強烈なのがまだビートルズ解散直後だった為かポール・マッカートニーとの確執は大きく「How Do You Sleep?」でポールの事を中傷している。ヨーコと出会ってからは日本の「神道」にも強い関心を寄せるようになった(71年に2人は靖国神社、伊勢神宮を参拝している)。キリスト教の二元論とは全く違う、「神は万物に宿る」という神道の考えは、確かに「イマジン」の中に反映している。

「Imagine」

「Jealous Guy」

「Oh My Love」

「How Do You Sleep?」

「How?」

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加藤和彦  パパ・ヘミングウェイ [CD]


パパ・ヘミングウェイ

パパ・ヘミングウェイ

  • アーティスト: 加藤和彦
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2015/05/20
  • メディア: CD


79年にリリースされた加藤和彦の5枚目のソロ・アルバム「パパ・ヘミングウェイ」。安井かずみとのコンビによるコンセプト・アルバム。
その後にリリースした加藤のアルバム「うたかたのオペラ」「Belle Excentrique」へと続く「ヨーロッパ三部作」と言われる第一弾。バハマとマイアミでレコーディングされ、その後の大貫妙子などのヨーロピアン・サウンドのブームの元になった重要作。「パパ・ヘミングウェイ」は、アーネスト・ヘミングウェイの生涯をテーマにしたアルバムで 加藤と安井は、ヘミングウェイが生きた時代の世界観を表現するため、多数の資料にあたって時代考証の正確さを期すべく準備を重ねたうえで楽曲を作り、加藤はサディスティック・ミカ・バンドからの僚友である小原礼と高橋幸宏、前作「ガーディニア」にも参加した坂本龍一、そして高橋と坂本が所属するYMOのツアーサポートメンバーとなる大村憲司をバハマとマイアミに同行させ合宿によるレコーディングを敢行、ミュージシャンが日常生活から解き放たれ、現地の空気に触れることで生まれるテンションの高まりをアルバム制作に活かした。ヘミングウェイの時代に思いを馳せたロマンとニュー・ウェイブの感覚を融合、加藤ならではの美意識と独自の世界を反映したサウンドは40年以上経っても色あせない。


「サン・サルヴァドール」サン・サルバドル島を舞台にした楽曲。

「アラウンド・ザ・ワールド」日本ではまだ珍しかったレゲエのリズムを先取りし、シングルヒットしている。ちなみにレゲエを日本で最初に取り入れ演奏したのはサディスティック・ミカ・バンドです。

「レイジー・ガール 」佐藤奈々子との、けだるいデュエット。


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高橋ユキヒロ 音楽殺人 [CD]


音楽殺人

音楽殺人

  • アーティスト: 高橋幸宏
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2005/03/24
  • メディア: CD


「音楽殺人」は、80年に発表された高橋ユキヒロの2枚目のソロアルバム。 当時世界のロック界を席巻していたニュー・ウェイヴ・サウンドをベースに、サーフ・ミュージック、2トーン・スカ、モータウン・サウンド等多様な音楽要素に加え、サディスティック・ミカ・バンドの時に共演した「ロキシー・ミュージック」のブライアン・イーノのポップセンスや加藤和彦のポップセンスを継続し進化し磨きをかけた高橋ユキヒロのポップセンスがヴォーカリストとしても全開している。参加ミュージシャンは、細野晴臣、坂本龍一、大村憲司、鮎川誠、シーナ、浅田孟、サンディー、久保田麻琴、立花ハジメ、東郷昌和など。
高橋は語っている「YMOが自分たちのサウンド作りに取り入れ構築していったものに、自分の世界観、そして大きく影響を受けていたニュー・ウェーブのテイストを加えた、そのとき一番やりたかったものを好きなように楽しく音にしたのが僕にとっての2ndアルバム「音楽殺人」でした。(中略)あの頃のことを伝えようとすると、いくら時間があっても足りません。(中略)今に続くレコーディング・スタイルや、音楽製作のやり方といったものが確立したのも、この頃、80年代の前半だったのかもしれないな、なんてことを今になって思います。」
群を抜いたポップセンスは全ての曲を英語で歌っている事や、シュープリームスによるモータウン・スタンダード「STOP IN THE NAME OF LOVE」をメインのメロディに入るやスカ・ビートで歌い出すなど、ドラマーらしいアレンジが光ります、高橋特有のエレクトリック・ビートを持った、テクノ・ポップ・ナンバーがアルバム全体で展開しています。


「SCHOOL OF THOUGHT」

「BLUE COLOUR WORKER」

「STOP IN THE NAME OF LOVE」

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吉川忠英 Arrows [CD]


ARROWS

ARROWS

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2000/10/21
  • メディア: CD


吉川忠英 は71年にフォーク・グループ「THE NEW FRONTIERS」のメンバーとして渡米、「EAST」と改名して、米国キャピトルレコード社より全米デビュー、74年にコロムビアからシンガーソングライターとして日本でのアルバムデビュー、同時にスタジオ・ミュージシャン、アレンジャー、プロデューサーとしての活動を開始。特にアコースティックギターの第一人者として、大滝詠一・中島みゆき・松任谷由実・福山雅治・夏川りみ・加山雄三・Chageなど、ニューミュージック系のアーティストを中心に数多くのレコーディングやコンサートに参加している、特に有名な曲は、イルカの「なごり雪」、ユーミンの「やさしさに包まれたなら」、山本コウタローの「岬めぐり」のアコースティックギターは彼の演奏です。
2000年に作られたアルバム「Arrows」はアコースティックギター一本だけで語られるサウンドは、心地良さとほっと安心させてくれるサウンドで、そのまま寝てしまいそうなリラックスを与えてくれる。押しつけがましくないギターは吉川忠英の人柄がそのまま表れているし、豊かな表現力も備えている、柔らかな音に包まれながら優しい気持ちになってリラックスして聴いてほしいアルバムである。

「On a Misty Road」

「河の道」

「Moulin Rouge」

「ウラハラへの道」

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古家杏子  冷たい水 [CD]


冷たい水 [12

冷たい水 [12" Analog LP Record]

  • アーティスト: 古家杏子
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2021/12/02
  • メディア: LP Record


82年にBETTERDAYSレーベルからリリースされた古家杏子のデビュー・アルバム「冷たい水」。BETTERDAYSレーベルは、清水靖晃氏の怪作「案山子」をリリースするなど、わりとトンがったジャズ&クロスオーバー系のレーベルでした。古家杏子は長く友川かずきのピアニストをしていた人で、女優・水沢有美とのデュオ・乙女座でデビューし、その後NHK朝ドラ『ハイカラさん』の主題歌『ふたりなら』を歌っていた人です。このアルバムは、ポップな感覚とインパクトのある斬新なサウンドをぶつけてみるという当時の新しい動きから生みだされ、今なおフレッシュに聞こえる独特の雰囲気を持った楽曲がズラリと並ぶアルバムでした。藤森敦夫(橋本一子とカラード・ミュージックのユニットを組んでいた)千野秀一、村上秀一、木村万作、和田アキラ、高橋ゲタ夫など音楽に対して独自のアプローチをするメンバーを集めて作られたサウンドに、古家杏子の甘くて切なくセクシーなヴォーカルを組み合わせたクオリティの高いアルバムです、特に「晴海埠頭」はドラムとヴォーカルを軸とした重た目のグルーヴに惹き込まれる傑作です。CDは発売されていないので、興味のある方はアナログのLPかダウンロードして下さい。

「晴海埠頭」 作詞・作曲:古家杏子、 アレンジ:藤本敦夫、ドラム:木村万作 。

「どこ」作詞・作曲:古家杏子、アレンジ:千野秀一

「One Season だけの恋」 作詞・作曲:古家杏子、アレンジ:森村献

「きっとそうね」 詞・作曲:古家杏子、アレンジ:藤本敦夫 


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松原みき Meets 林哲司 [CD]


【Amazon.co.jp限定】松原みき meets 林哲司(メガジャケ付)

【Amazon.co.jp限定】松原みき meets 林哲司(メガジャケ付)

  • アーティスト: 松原みき
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2021/11/17
  • メディア: CD

「真夜中のドア~stay with me」3バージョンの聴き比べができる松原みきのコンピレーション・アルバム「松原みき Meets 林哲司」が11月に発売された。松原みきの1979年のポニーキャニオンでのデビューから、ビクター移籍後1988年のラストアルバムまでに発表された、林哲司関連のオリジナル楽曲13曲と、「真夜中のドア~stay with me」のインコグニートによるリミックスとNight Tempoによるリ・エディットの2曲を含んだ合計15曲を収録。林哲司が作曲、編曲で関わった松原みきの全楽曲を初めて1枚に網羅したコンピレーションアルバム。「真夜中のドア~stay with me」が2020年、インドネシアのシンガー・Rainychがカバーしたことで世界的なヒットになり、この40年の時を経てのリバイバルヒットに林の元には取材依頼が殺到した。「真夜中のドア~stay with me」は世界的なヒットになる以前から、国内で様々なアーティストがカバーし、聴き継がれ、歌い継がれてきた名曲で、DJの間でも定番の楽曲だった。林哲司は「この曲も含めて海外でのシティポップブームということを考えると、当時アメリカやイギリスの音楽に憧れて、それを分析しながら作っていた音楽が、海外のリスナーには新鮮だったかもしれません、日本人はアメリカの音に近いものを作るけど、器用だからか、そこにどこか哀愁感とか切なさみたいなものを入れてくる、それが、サブスクになって全世界で聴かれるようになった」と語っている。最後にこの曲(Single Version)の素晴らしいサックス・ソロはジェイク・H・コンセプションで、やっぱり素晴らしいギター・ソロは松原正樹の演奏です。


「真夜中のドア~Stay with me (More bounce to the ounce mix)」作詞:三浦徳子/作曲:林哲司 Remixed by Jean-Paul "Bluey" Maunick / Incognito 


「真夜中のドア/Stay With Me (Night Tempo Showa Groove Mix) 」作詞:三浦徳子/作曲:林哲司/編曲:林哲司 Re-Edited by Night Tempo

「真夜中のドア ~Stay With Me(Single Version)」作詞:三浦徳子/作曲:林哲司/編曲:林哲司

「雨のちハレルヤ」作詞:Show/作曲:佐藤健/編曲:林哲司

「愛はエネルギー」作詞:三浦徳子/作曲:林哲司/編曲:林哲司

「もう一度Fall In Love」作詞:松原みき/作曲:林哲司、加賀谷護/編曲:林哲司

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佐藤博 TOUCH THE HEART [CD]


タッチ・ザ・ハート+2

タッチ・ザ・ハート+2

  • アーティスト: 佐藤 博
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックダイレクト
  • 発売日: 2015/06/03
  • メディア: CD


89年に発売された佐藤博の9枚目のソロアルバム「TOUCH THE HEART」。 前回紹介した羽根田征子のアルバム「SORA」のレコーディングが終わると直ちに本作の制作に着手し、佐藤はこの時点で、この4、5年の間にマッキントッシュにストックしてある曲を聴きかえしてみて、新鮮だと思える曲を取り上げるというスタイルを取っている。コンセプトというものを決めずに制作に臨んでいて、聴いた人に感激してもらえるか、リラックスしてもらえるかという部分が出ていれば十分であると述べている。佐藤博と言えば前にも紹介した名盤「awakening」以降の作品は、一貫して多重録音と打ち込みを中心としたサウンドになっているのが特徴と言えるが、このアルバムでも生演奏と打ち込みを併用しているが、そのプログラミングと生演奏のギャップが無く、生演奏だけだと思えるそのアレンジのセンスとプログラミングの良さは佐藤博ならではのサウンド、また白いスーツを身にまとったジャケットのイメージそのままにオシャレで爽やかな空気感が伝わる佐藤博のヴォーカルも聴きどころである。参加ミュージシャンは佐藤博(key,synth,vo,prog) 、松原正樹(g)、鳥山雄司(g)、鈴木茂(g)、松木恒秀(g)、吉川忠英(g)、伊藤弘規(b)、青山純(dr)、本田雅人(sax)、浜口茂外也(perc)、鈴木明男(sax)、EVE(cho)、藤井美保(vo, cho)、田中修(rhythm prog)、斉藤修(rhythm prog)、菅野よう子(synth) 。


「Stop The Rain」アルバムの一曲目。

「Fuzzy Love」ドラムスは一応青山純が全部叩いたのであるが、キック(バス・ドラム)のみプログラミングに、また曲の前半のほうは、スネア・ドラムとフィルインがリズム・マシンに差し替えられている。

「Paradise」藤井美保とのデュエット。

「Rosy Heart」羽根田征子のアルバム「Sora」の別ヴァージョン。

「Touch The Heart」佐藤博らしいピアノが聴けるインスト。

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