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Nicolette Larson Nicolette [CD]


愛しのニコレット

愛しのニコレット

  • アーティスト: ニコレット・ラーソン
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2015/06/10
  • メディア: CD


ニコレット・ラーソンはサンフランシスコを拠点として歌手活動を始め、その後、ロサンゼルスに移ってセッション・シンガーとしての活動を始め、ニール・ヤング、ロドニー・クロウェル等のレコーディングに参加し、ニール・ヤングとのデュエットで一躍有名になりデビューが決まる、当時最も油が乗っていたテッド・テンプルマンのプロデュースの元にリトル・フィートを初めとする当時の一流どころを集結し、ゲストとしてリンダ・ロンシュタットも参加、デビュー・アルバム「Nicolette(愛しのニコレット)」を78年にリリースする。独特なキュートなヴォーカルと存在感が輝き、ニール・ヤングが提供したシングル曲「Lotta Love(溢れる愛)」がBillboard Hot 100で8位を記録するヒットとなった。まろやかで爽やかなお色気にカントリー風味も調和されたアルバムだった。


「Lotta Love(溢れる愛)」この曲はニール・ヤングの録音が先で、その録音を聴いたニコレット・ラーソンが、この曲を歌いたいと申し出たところヤングが「これは君の曲だ」と快諾したが、最終的にニール・ヤングが心変わりして、自分のアルバムにも収録したという。

「Cant Get Away From You」エドワード・ヴァン・ヘイレンがギター・ソロを弾いているが、本作のクレジットでは名前が伏せられている。ラーソンは1983年のインタビューで、この件に関して「彼はヴァン・ヘイレンの一員だったから名前を出してほしくなかった、それだけのことよ。彼らも活動を始めたばかりで、ヴァン・ヘイレンとしての活動に集中して、他のことには目もくれなかった」と語っている。なお、ヴァン・ヘイレンとラーソンは、いずれもテッド・テンプルマンのプロデュースによりデビューを果たしている。

「Give A Little」リンダ・ロンシュタットがコーラスとしてゲスト参加している。

「Last In Love」J.D.サウザーとグレン・フライが提供した曲。

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