Leon & Mary Russell Make Love to the Music(奏でる愛の調べ) [CD]
レオン・ラッセルがスライ&ファミリー・ストーンのコーラス隊にいたマリー・マククリアリー と結婚し、連名で出した名作アルバム「ウエディング・アルバム」に続いて、レオン&マリー・ラッセル名義では2作目のアルバム「Make Love to the Music(奏でる愛の調べ)」は77年にリリースされた、スワンプの泥臭さが薄められて、ソウルのテイストが強くなったアルバムで、レオンがギターとベースのほとんどを演奏しており、また当時流行りだした多重録音・オーバーダビングなどの技術を取り入れたマルチ・プレーヤーとしてのレオンの才能も堪能できる1枚、またゲイリー・オーガンがアシスタント・プロデューサーを担当しており、曲作りと楽器演奏(ドラムスとベース)でも貢献している。ソウルフルなヴォーカルと洗練されたエレピ、ストレンジなシンセの音色などサウンド・プロダクションもよりダンサブルな方向へ向かった作品で、ブラック・ミュージックの要素が強まり、ソウルファン・AORファンからも高い評価を受けている。
「Easy Love」
「Make Love to the Music」
「Island in the Sun」