SHŌGUN You're the one [CD]
「You're The One 」は、80年にリリースされたSHŌGUNのサード・アルバム。初めてドラマ等のタイアップ無しで制作されたアルバムで、また、第1期メンバーでのアルバム制作はこれが最後となり、芳野藤丸・大谷和夫のマリファナ所持により、このアルバムのあとバンドは活動を休止します。
このアルバムは「Bad City」や「Lonely Man」のようなダンディなシティ・ポップから、米西海岸を彷彿とさせる明るく垢抜けたAOR系の曲調がより強くなり、日本のバンドとは思えないほど洗練されたサウンドになっていた、タイアップが無かった為、知名度が一番低いアルバムだったが、西海岸AOR路線をさらに推し進めた作品だった。芳野藤丸作の「South On 101」は、まるで海岸線のハイウエイを流しているような軽快なサウンドだったし、ブルー・アイド・ソウル風の「One On One(You're The One)」は、この後に芳野藤丸の浪漫溢れる世界を表現した芳野藤丸のソロ第2弾のアルバム「Romantic Guys」で再演しているほどお気に入りの曲だった。芳野藤丸の浪漫溢れる世界が生まれ始めたアルバムでもある。
「South On 101」
「One On One(You're The One)」
「Politician」
「Under The Rainbow (Tilopa's Song)」24時間テレビ放送時間内に米国ABCテレビの有名音楽番組「American Bandstand」に衛星中継で出演した映像です。