Tulip Take Off [CD]
「テイク オフ」は、チューリップの通算3枚目のアルバム、74年にリリースされた。「心の旅」のヒットによりブレイクを果たした後に発表した最初のアルバムである。アイドル的な人気を得た一方で、ビートルズのような音楽を作りたいという変わらない思いを表現すべく制作され、アメリカのロサンゼルスにあるサンセットスタジオでレコーディングされた。チューリップにおいても日本のポップス界においても重要な意味をもった一枚で、76年度のミュージック・ライフ誌での国内ベスト・アルバムに選出されている。ヒット・シングル「銀の指輪」「夏のおもいで」を入れず、男の大きさと優しさゆえの強さを表現したコンセプト・アルバムとなった。名曲「青春の影」は当時アルバムの一曲として制作されたが、その後、シングル・カットされる。
「明日の風」
「そんな時」
「おしえておくれ」
「青春の影」
「笑顔をみせて」
おまけでシングルの「銀の指輪」アルバムと同じくロサンゼルスにあるサンセットスタジオでレコーディングされた。