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泉谷しげる 黄金狂時代 [CD]


黄金狂時代

黄金狂時代

  • アーティスト: 泉谷しげる
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2013/06/26
  • メディア: CD


「黄金狂時代」は、泉谷しげるの通算5枚目、スタジオ・アルバムとしては4枚目のアルバムである。このアルバムでは、当時の泉谷をサポートしていたふたつのバンドの演奏が聴かれる。「眠れない夜」、「火の鳥」、「Dのロック」の3曲では、ジョニー吉長が在籍していたイエローが演奏している。それ以外のトラックは、杉田二郎、アグネス・チャンなどのバックも演奏していた、徳武弘文(g)や島村英二(dr)が在籍していたラストショウが演奏している。セカンドアルバム「春・夏・秋・冬」を加藤和彦がプロデュースを務め、そしてサード・アルバム「光と影」は、サディスティック・ミカ・バンドとして活動していた加藤和彦、高中正義、小原礼、高橋幸宏といった面々や、中川イサト、生田敬太郎らが参加、当時こんなにバラエティー豊かなフォークソングのアルバムは無かった。続く本作ではイエロー 、ラストショウを従えロック色を打ち出し、初期の代表曲のひとつとなった「眠れない夜」や、まさにフォーク・ロックと呼びたくなる「Dのロック」など、充実した曲が詰めこまれている。70年代初頭の日本語のロックとして、もっと評価されるべきアルバムで、泉谷しげるの代表作のアルバムになった。

「眠れない夜」

「遥かなる人」

「Dのロック」
「北の詩人 」

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