Full Moon featuring Neil Larsen & Buzz Feiten [CD]
72年に「フル・ムーン」というアルバムをリリースした時のユニット名を再び、そのまま冠した、ニール・ラーセンとバジー・フェイトンによる3作目のアルバム「フルムーン」は82年にリリースされた。ラーセン・フェイトン・バンドはニール・ラーセン(key)バジー・フェイトン(g,vo)アルト・ロペス(ds)レニー・カストロ(per)ウィリー・ウィークス(b)の5人でで活動をスタートする。本作の収録曲は7曲で、インスト曲が2曲、残りはヴォーカル曲という構成。ブルースやロックを基調にしながら、ジャズやソウル、ポップといった要素を取り入れており、熟した味わいの曲が多い。バジー・フェイトンの乾いたギターにニール・ラーセンの軽やかなキーボードが絡む洒落たサウンドがAORやフュージョン・ファンの人気を集めた。本作も前作に続きトミー・リピューマがプロデュースをし、R&Bやブルー・アイド・ソウルをベースにした作品となっている。最後に「The Visitor」でのデビット・サンボーンのサックス・ソロには痺れました。
「Phantom Of The Footlights 」
「Sierra」
「Brown Eyes」
「The Visitor」