SHOGUN ROTATION [CD]
1978年、芳野藤丸(木綿のハンカチーフのイントロのギターを弾いている事で有名)を中心に腕利きスタジオ・ミュージシャンで編成され、「外国でも通用できるバンド名」ということでSHOGUN になった。
1979年、テレビドラマ『俺たちは天使だ!』の音楽担当として抜擢される事となる、ドラマの主題歌となった「男達のメロディー」は50万枚を超えるヒットを記録した。ドラマ『探偵物語』でも音楽と主題歌を担当した、「Bad City」「Lonely Man」を収録したアルバムが『ROTATION』で、SHOGUNを代表する作品である。この2曲は、ドラマをイメージして作られたものではないという、制作サイドからこういうドラマがあるので都会的な曲をというオーダーで作っただけで作ったらしい、それだけで、ドラマと曲が、こんなにフィットしてしまうのだろうか、そして、SHOGUNの歌詞が英語であったのは、そのほとんどを英語がネイティブのケーシー・ランキンが手掛けていたから、ごく当たり前の話なのだが、後年、芳野もゴダイゴなどの英語の歌がヒットしていたことを意識したと語っていたそうである。
『探偵物語』のオープニングテーマで「Bad City」
『探偵物語』のエンディングテーマで「Lonley Man」