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Sadistics  WE ARE JUST TAKING OFF [CD]


WE ARE JUST TAKING OFF

WE ARE JUST TAKING OFF

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2016/03/16
  • メディア: CD


Sadistics のスタジオ録音では、最後のアルバム、前作では、アレンジがグループ名義で、スタジオでアイディアをだしあいながら作りあげたが、今回は、メンバーが個々に2曲づつを持ち寄り、それぞれにアレンジ、プロデュースもして仕上げられた、作曲者以外は、セッション・ミュージシャンとして演奏したに過ぎないが、それでも日本のトップクラスのミュージシャン、クオリティのレベルも高く素晴らしい、4人ならではの演奏の良さは他には無い物を感じるし、フュージョン作品としても十分に魅力的なアルバムとなって、気持ち良く聴くことのできるアルバムとなっている。コンセプトも前に紹介した今井裕、高中正義のトロピカル路線を継承している。4人の曲を聴くと、その多彩な作品は、ミカ・バンドからの流れを感じてしまう。


「Nao」後藤次利のベースをフューチャーした曲、高橋幸宏と村上秀一のツイン・ドラムと今井裕、高中正義のソロのセンスも抜群です。

「Blue Curacao」高中の作品の中でも人気の高い作品、高中のライブでは欠かせない曲。Sadisticsのセンスの高い演奏力を感じることが出来る。

「On The Seashore」後藤次利の作曲・編曲、作詞は高橋幸宏、ヴォーカルは桑名晴子、彼女は、今井のアルバム「A Cool Evening]や高中のアルバム「Brasilian Skies]でも歌っていて、当時の関係者はアニキの桑名正博より良いなんて噂が出るぐらいの歌声である。

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