西慎嗣 NISHI [CD]
初のソロ・アルバム『Nishi』を桑田佳祐氏のプロデュースで発表。桑田佳祐の初プロデュース作品であり、西慎嗣がスペクトラム在籍中の1980年に発表したファースト・ソロ・アルバム。桑田佳祐プロデュースのもと、サザンオールスターズのメンバー:原由子、松田ヒロシ、ケガニ、そして、斎藤誠、奥慶一(スペクトラム)、中村哲(ホーン・スペクトラム)、菅原裕紀(元スペクトラム)、ゲストに鈴木雅之はじめシャネルズのメンバー、Char、大上留利子らが参加。「シュールなる渚1963」の作詞はタモリによるものや、エマニエル坊やでおなじみのクラリオンCMでも使用された「すてきなトランスポーティション」や大上留利子とのデュエットで桑田佳祐がコーラスで参加した「時には恋人さながらに」、桑田佳祐はじめ、サザンオールスターズのメンバーが演奏で参加したレゲエチューン「Don't Worry Mama」含め、全体的にサザン色が濃厚。さらにChar作詞作曲の人気曲カヴァー「Sunset Blues」ではChar本人が演奏で参加。
その後は、アン・ルイスのロンドンでのアルバムレコーディングでアレンジ、ギターを弾き全曲プロデュースしている、また、矢沢永吉氏、アン・ルイス、杏里、等のツアーに参加したり、Char との交流も深まり、当時の江戸屋レーベルの作品に幾度か参加する。
「時には恋人さながらに」と「すてきなトランスポーテーション」桑田佳祐の色が濃厚な曲。
「時には恋人さながらに」
「すてきなトランスポーテーション」
「Sunset Blues」Charの作詞・作曲 西慎嗣 のバージョンが好きな人も多い。森園勝敏のソロも聴ける。