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John&Yoko/Plastic Ono Band Same Time In New York City [CD]


Sometime in New York City (Mlps)

Sometime in New York City (Mlps)

  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 2007/12/18
  • メディア: CD


今日はジョン・レノンの42回目の命日、「サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ」は、72年に発表されたジョン・レノンとオノ・ヨーコによる共作アルバム。71年の9月、ジョン・レノンとオノ・ヨーコはニューヨークに移住した、主な理由はオノ・ヨーコと前夫アンソニー・コックスとのあいだの子供のキョーコの養育権を得る為だった。ありとあらゆるタイプの芸術家を受け入れるニューヨークの自由な雰囲気をジョン・レノンはすぐに気に入り、芸術家や政治運動家と交流の輪を広げていき、本作はジョン・レノンのアルバムの中でも最も政治的な色合いが濃い作品に仕上がっている。LP2枚組のアルバムで、1枚目はジョン・レノンとオノ・ヨーコとのスタジオ録音と、2枚目はエリック・クラプトン、ジョージ・ハリスン、キース・ムーンも参加したチャリティー・ライブに、フランク・ザッパ&ザ・マザーズ・オブ・インヴェンションとのニューヨークでのライブを収めている豪華な内容。政治的な色合いが濃い為にチャートも振るわらなかったが、初の女性解放の曲「Woman Is The Nigger Of The World(女は世界の奴隷か!)」が入っている他、72年に起きた「血の日曜日事件」を歌ったプロテスト・ソング「Sunday Bloody Sunday(血まみれの日曜日)」などもあり佳作の作品が多いアルバムだった。またポール・マッカートニーもこの事件を知って「Give Ireland Back To The Irish(アイルランドに平和を )」を書いている。

「Woman Is The Nigger Of The World(女は世界の奴隷か!」

「Sunday Bloody Sunday(血まみれの日曜日)」

「The Luck Of The Irish」二人はイギリス政府の北アイルランド政策に抗議するデモに参加し、この曲の収益を北アイルランドの市民権獲得運動に送った。マイク・ダグラス・ショーに出演した時の映像。

「Cold Turkey」69年のロンドン・ライシアムでのチャリティー・ライブ。エリック・クラプトン、ジョージ・ハリスン、キース・ムーン、デラニー&ボニーなどが参加。

「Well (Baby Please Don't Go)」71年ニューヨークのフィルモア・イーストでフランク・ザッパ&ザ・マザーズ・オブ・インヴェンションとの共演ライブ、フランク・ザッパのギター・ソロが聴ける。

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