The Brothers Johnson Blam!! [CD]
「ブラム!!」はブラザーズ・ジョンソンの3枚目のアルバムで78年にリリースされた。ビルボードR&Bアルバムチャートでトップになり、ポップアルバムチャートで7位になりました。ブラザーズ・ジョンソンは兄ジョージ(ギター)と弟ルイス(ベース)によるユニットで、幼少期からバンド活動をし、73年から2年間ビリー・プレストン・バンドに在籍、75年にクインシー・ジョーンズと出会い、クインシー・ジョーンズのバンドに入り、弟ルイスによるチョッパー・ベースを売りとして、76年にクインシー・ジョーンズのプロデュースの下でデビュー、シングル・カットした「I'll Be Good To You」がR&Bチャート1位に輝き、華々しいスタートとなり、クインシー・ジョーンズによる敏腕プロデュースぶりには脱帽するしかなかった。前作まではメロー・ファンク路線だったが、「ブラム!!」は最もファンク色が強く出ているアルバムとなっている。P-Funkの要素を取り入れたアルバム一曲目「Ain't We Funkin' Now」はハーヴィー・メイソンのファンキーなドラム、ルイスのバキバキのチョッパー・ベース、ジョージの切り裂くようなハイ・トーンのギター、ファンク・グルーブ感たっぷりのナンバーはこのアルバムを象徴するような作品で、このアルバムを期待するには十分の曲だった。この頃にはブラザーズ・ジョンソンの2人はクインシー・ジョーンズ秘蔵っ子としてクインシー・ジョーンズの作品に参加、特に弟のルイスはベーシストとしてマイケル・ジャクソンの「オフ・ザ・ウォール」「スリラー」や「ウイ・アー・ザ・ワールド」に参加している。
「Ain't We Funkin' Now」
「Ride-O-Rocket 」
「Mista' Cool」
「It's You Girl」