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The Salsoul Orchestra Magic Journey [CD]


MAGIC JOURNEY: EXPANDED EDITION

MAGIC JOURNEY: EXPANDED EDITION

  • アーティスト: SALSOUL ORCHESTRA
  • 出版社/メーカー: BBR
  • 発売日: 2013/11/05
  • メディア: CD


サルソウル・オーケストラはシグマ・サンドの名物アレンジャーのヴィンス・モンタナがMFSBを再編したオーケストラ。サルソウル・オーケストラはストリングス・ベースのサウンドで、MFSBは5本のサックスを持つビッグ・バンドで、サルサとソウルを合わせた文字通リラテンとソウルを融合させたサウンドが最大の特長だった。アルバム「Magic Journey」は77年にリリースされ、なんといってもサルソウル・オーケストラの代表曲でソウル・クラシックの「Run Away」が収録されたアルバムとして知られている作品だろう。他にもタモリ倶楽部のオープニング曲、58年に全米チャートで3位にランクインしたザ・ロイヤル・ティーンズのヒット曲「Short Shorts」をカヴァー、アース・ウィンド&ファイアーの名曲「Getaway」をインストゥルメンタルにアレンジしていたりと多彩な作品となっている。

「It's a New Day」

「Short Shorts」

「Run Away」

「Getaway」

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Minnie Riperton Love Lives Forever [CD]


Love Lives Forever (Reis)

Love Lives Forever (Reis)

  • アーティスト: Riperton, Minnie
  • 出版社/メーカー: EMI Import
  • 発売日: 2007/05/07
  • メディア: CD


「ラブ・ライヴズ・フォーエバー」はソウル・シンガー、ミニー・リパートンの最後のアルバム、80年にリリースされた。彼女の死後にリリースされたこのアルバムは、ミニー・リパートンに敬意を表する為に作られ、夫のリチャード・ルドルフとクインシー・ジョーンズが共同プロデュースをし、ミニー・リパートンのヴォーカルは78年に録音された物を使い、バッキング・トラックは完全に作り直され、新しいミュージシャン達と新しいアレンジで完成。プロデューサーのクインシー・ジョーンズ は、このプロジェクトを「橋は維持するが、水を動かす」と表現した。前作ほどの成功を収めてはいないが、リパートンのヴォーカルの質感は健在だ。「Here We Go」ではR&Bシンガーのピーボ・ブライソンとのデュエット曲で、シングルとしてリリースされ、トップ14入りを果たし、ロバータ・フラックのヴォーカルも加わっているし、トム・スコット - テナー・サックス・ソロも良い感じだ。「I'm In Love Again」ではマイケル・ジャクソンの ヴォーカルがと素晴らしいヒューバート・ロウズのフルートが追加されている。「The Song Of Life (La-La-La)」ではパトリッシュ・ラッセンのヴォーカルとピアノが追加されている。ミニー・リパートンの最後のアルバムには、ジョージ・ベンソン、ヒューバートロウズ、スティービーワンダー、ハービーメイソン、リーリトナー、パウリーニョダコスタなど豪華なミュージシャン達を集結したアルバムとなった。

「Here We Go」

「I'm In Love Again」

「Island In The Sun」

「The Song Of Life (La-La-La)」


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Beth Nielsen Chapman [CD]


ベス・ニールセン・チャップマン

ベス・ニールセン・チャップマン

  • アーティスト: ベス・ニールセン・チャップマン
  • 出版社/メーカー: ダブリューイーエー・ジャパン
  • 発売日: 1995/05/25
  • メディア: CD


ベス・ニールセン・チャップマンは、ナッシュビルをベースに活動するテキサス出身のカントリー系のシンガー・ソングライター。80年にデビューするが、一時期のブランクを経て、88年にタニヤ・タッカーに提供した「Strong Enough To Bend」と89年にウィリー・ネルソンに提供した「Nothing I Can Do About It Now」がカントリー・チャートの一位となる。セカンド・アルバム「ベス・ニールセン・チャップマン」はその実績を上げている最中の90年にリリースされた。空気感のあるアコースティック・サウンドと彼女の内面を率直に表現した歌詞には、彼女が十代に好んで聴いていた西海岸のシンガー・ソングライター達の影響が見え隠れしている。過去のカントリーを継承しつつ、自由に歌う90年代の新しいカントリー系のサウンドの代表作のアルバムとも言える。

「Life Holds On」

「No System for Love」

「Walk My Way」

「That's the Easy Part」

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Shawn Colvin Steady On [CD]


Steady On (30th Anniversary Acoustic Edition)

Steady On (30th Anniversary Acoustic Edition)

  • アーティスト: Shawn Colvin
  • 出版社/メーカー: Shawn Colvin
  • 発売日: 2019/09/13
  • メディア: CD


ショーン・コルヴィンはアメリカ合衆国のシンガーソングライター。10歳からギターの演奏を始め、70年代後半から音楽業界で働いていて、80年にミュージック・パートナーとなるジョン・リヴェンサルとその頃出会い、リヴェンサルはいくつかのアルバムでプロデューサーを務めた。デビュー・アルバムの「Steady On」は89年にリリースされたアコースティック・アルバム。ジョニ・ミッチェルとジェームス・テイラーのアコースティック音楽を愛する人には必聴で、収録曲「Diamond In The Rough」ではスザンヌ・ヴェガがバック・ボーカルを務めている、それはスザンヌ・ヴェガのヒット曲「ルカ」でショーン・コルヴィンがバック・ボーカルを務めた返礼であった、さらにフォークロック、ジャズ、ブルーグラス、フォークのピアニストのブルース・ホーンズビーが参加も注目されている。ショーン・コルヴィンはジョニ・ミッチェルがもっとも自分の音楽に影響をもらったと言っている。「Steady On」の30周年記念のアコースティック・アニバーサリー・エディションは、オースティンのアーリン・スタジオで、ヘッド・エンジニアのジェイコブ・シーバ(スティーヴ・アール、ダークス・ベントレー、ウィリー・ネルソン)と共にレコーディングされ、サイモン・タッサーノがミキシング、エミリー・ラザーがマスタリングを担当した。

「Steady On」

「Diamond In The Rough」

「Another Long One」

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Dee Carstensen Regarding the Soul [CD]


Regarding the Soul

Regarding the Soul

  • 出版社/メーカー: NYC (New York City)
  • 発売日: 1995/08/15
  • メディア: CD


ディー・カーステンセンは、ニューヨークを拠点に活動するオルタナティブ・ミュージックのシンガーソングライター、ハープ奏者でもあります。故郷のニューヨーク州ロチェスターにある名門イーストマン音楽学校で学び、パッシムからリリスフェア、ニューポートフォークフェスティバル、ウルフトラップまで、数え切れないほどの栄誉あるステージで腕を磨がきました。その後、彼女の歌と作詞・作曲の才能は、ニューヨークのヴィブラホン奏者マイク・マイニエリによって見いだされ、93年にリリースされた彼女のデビューアルバム「Beloved 、One」はマイク・マイニエリによってプロデュースされ、ダイアー・ストレイツのマーク・ノップラーによるギター・ワークなどもあり秀作となりました。セカンド・アルバム「Regarding the Soul」は95年にリリースされ、彼女の歌、作詞作曲、ハープ演奏を統合した作品であり、彼女の洗練された作曲と歌詞とハープの演奏によって、ジョニ・ミッチェル、ショーン・コルヴィン、リッキー・リー・ジョーンズと肩を並べるほどと称賛されました。オリジナル曲に加え、ジミ・ヘンドリックスの「エンジェル」のカヴァーは必聴です。

「Time」

「Underneath My Skin」

「Angel」

「What A Little Love Can Do」

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Raul Midon State Of Mind [CD]


State Of Mind by Raul Midon (2005-06-07)

State Of Mind by Raul Midon (2005-06-07)

  • アーティスト: Raul Midon
  • 出版社/メーカー: Manhattan Records
  • メディア: CD


生まれながらの盲目であるがために、研ぎ澄まされた第六感で音楽を捉える天才アーティスト、ラウル・ミドンのデビュー・アルバム「State Of Mind」は2005年にリリースされた。未熟児で生まれ、保育器の中で適切な目の保護がなされなかったために全盲となる。その後母が亡くなり、プロ・ダンンサーの父にに育てられ、家にはアルゼンチンのパーカッシブな民族音楽からチャーリー・パーカーやマイルス・ディビヴィスなどのさまざまな音楽があふれていたいう。5歳でパーカッションを始め、音楽に夢中になる。スティーヴィー・ワンダーやジョニ・ミッチェル等に影響を受け、マイアミ大学でジャズコースを選択し90年に卒業後,音楽活動を開始する。そんな彼を世界に押し上げたプロデューサーがあのノラ・ジョーンズ、ケリ・ノーブルなどの重鎮プロデューサー、アリフ・マーディンとその息子のジョーで、本作のプロヂュースも二人が担当している。素晴らしいリズム感でアコースティック・ギターを弾き、歌う、ラウル・ミドン。ソウル、フォーク、ジャズ、ラテン、フラメンコの様々な音楽が融合し、そしてソウル溢れる内容になっている。そんな彼をサポートしたのが同じ境遇を持つスティーヴィー・ワンダーで「Expressions Of Love」ではハーモニカ演奏で参加している。
余談ですが、一卵性双生児の兄弟も盲目でありながら現在NASAのエンジニアだそうです。

「State of Mind」

「Keep On Hoping」

「Waited All My Life」

「Expressions Of Love」

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Moonchild Please Rewind [CD]


Please Rewind [輸入盤CD] (TRUCD320)_198

Please Rewind [輸入盤CD] (TRUCD320)_198

  • 出版社/メーカー: TRU THOUGHTS
  • 発売日: 2015/12/12
  • メディア: CD


南カリフォルニア大学で生まれたトリオ、Moonchild、2014年に自主制作のアルバムをリリースし、2015年にTru Thoughtsより公式リリースしたセカンド・アルバム「Please Rewind」は2015年にリリースされた。その後の大躍進のきっかけとなる重要作で、日本でも菊地成孔が自身のラジオ番組で紹介するや口コミでスマッシュ・ヒットを記録。収録曲の「The Truth」は、ジャイルス・ピーターソン監修の『Brownswood Bubblers』シリーズにも収録され世界的に大ヒットとなった、ライブでも定番の大人気曲。ジャズアプローチを見事にネオソウルへと変貌させていき、ヒップホップからの影響も感じるリズムを駆使し、そして彼らの音楽はいわゆるネオソウルよりも更に実験的で、影響を受けたと語るエリカ・バドゥやディアンジェロへのオマージュ、と形容した方がよりその革新的なサウンドを表せるだろう。その後、2018年にはJAZZ FMの"Soul Act of the Year"を獲得し、ジ・インターネットやカマシ・ワシントンのオープニングアクトも務め、ロバート・グラスパーが結成したバンドR+R=Now の新作に参加するなど、名実ともにLAジャズ~ネオ・ソウル屈指の人気バンドとなる。

「All The Joy」

「The Truth」

「Nobody」

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黒住憲五 PILLOW TALK [CD]


ピロー・トーク

ピロー・トーク

  • アーティスト: 黒住憲五
  • 出版社/メーカー: マスクラット・レコート゛
  • 発売日: 2009/06/24
  • メディア: CD


日本のAORシンガー・シンガーソングライター黒住憲五が89年にLAで録音した国産AORの隠れ好盤「PILLOW TALK」。カリズマでの活動もお馴染みのキーボード奏者デヴィッド・ガーフィールドの制作下、よりタイトで爽やかな洗練されたウェスト・コーストAORサウンドを聴かせる作品となった。ジェフ・ポーカロ(dr)、エイブラハム・ラボリエル(b)、ネイザン・イースト(b)レニー・カストロ(Per)、クラッキンのメンバーのレスリー・スミス(Cho)ら豪華ミュージシャンを招集、ギターはマイケル・ランドウ、マイク・オニールを中心に、当時マドンナのツアー・バンドにいたジェイムス・ハラー(g)そしてスティーブ・ルカサーやマイケル・ランドウの弟子筋であるテディ・カストリッチ(g)さらにチック・コリア・レクトリック・バンドで当時知名度を上げていたエリック・マリエンサル(sax)などの若手ミュージシャン達も参加している。黒住憲五はボズ・スキャッグスの大ファン、しかも「SILK DEGREES」からじゃなく、72年作「MY TIME」からという筋金入り、アーバンな音作りを徹底しているのを感じてほしい。

「Pillow Talk」

「YOU & ME」

「風のテラス」

「In The September Rain」

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大滝裕子 ミリオン・キス +8 [CD]


大滝裕子/ミリオン・キス +8

大滝裕子/ミリオン・キス +8

  • アーティスト: 大滝裕子
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2022/04/07
  • メディア: CD


ユーミンのツアーのコーラスを経て、今もコーラスグループ・AMAZONSで活躍する大滝裕子さんがアイドル時代の80年にリリースしたアルバム「ミリオン・キス」。「恋のウォーミング・アップ」は、大滝裕子の4枚目のシングル(1980年発売)で、当時ヤクルト・ジョアのCMソングであったが、今なお、メロウなシティ・ポップ歌謡として和モノDJ達の間で高い人気を博している、作曲・編曲は、はちみつぱい、ムーンライダーズのギタリスト、山下達郎バンドのメンバーとして活躍した椎名和夫。カップリングは、オリジナルの「黄色いかぶと虫」と、アルバム「ミリオン・キッス」(1980年)収録で、ヴェロニク・サンソンの名曲「BERNARD SONG」をカヴァーした「ミスター・スモウク」も収録。ジョアCMソング筒美京平作品「異性」やシティーハンターのエンディングテーマ曲「Mr Private Eye」などアイドル路線からの脱皮を予感する曲が入っている。

「恋のウォーミング アップ」三浦徳子:作詞、ムーンライダーズの椎名和夫:作曲・編曲

「Mr Private Eye」シティーハンターのエンディングテーマ曲

「異性」三浦徳子:作詞、筒美京平:作曲、後藤次利:編曲

「ミスター・スモウク」作詞・作曲:Veronique Sanson 訳詞:康 珍化 編曲:渡辺茂樹

おまけで大滝裕子39Years ANNIVERSARY in ジープ島の映像。

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マザー・グース Indian Summer [CD]


インディアン・サマー(限定盤)

インディアン・サマー(限定盤)

  • アーティスト: マザー・グース
  • 出版社/メーカー: Universal Music
  • 発売日: 2022/06/29
  • メディア: CD


金沢出身の京田由美子、金田真由美、高田幸枝の3人組からなるマザー・グースのファースト・アルバム「Indian Summer」は76年にリリースされた。インディアン・サマー(小春日和)というタイトル通りポップでさわやかなコーラスを多様したサウンド曲は全曲彼女たちのオリジナルで、その才能見せている。吉川忠英(g)とラスト・ショーによるアレンジと演奏は、相性も良く好サポートをしている、松任谷正隆、斉藤ノブ、尾崎亜美等も参加している。ウエストコースト・サウンドが好きだということだが、そのサウンド・センスが気持ちよく伝わってくる。ほぼ同時期にデビューした尾崎美、アルフィー、ウィークエンドなどがいたためと、楽曲がおとなしめだったためか、ヒットはしなかったが、翌年のセカンド・アルバムのジャケットはユーミンが描いているし、山下達郎がシングル曲のプロデュースをしているぐらいなので、才能を感じている人は多かった。

「ミュージシャンをやっつけろ!」

「とんでるルーシー」

「貿易風にさらされて」

「インディアン・ケイティーの唄」

おまけで「貿易風にさらされて」(シングル バージョン)林立夫(ドラム)、細野晴臣(ベース)、坂本龍一(キーボート)、鈴木茂(アコースティック・ギター)、浜口茂外也(パーカッション)、山下達郎(エレクトリック・シタール、パーカッション)という今となっては信じられない超豪華なメンバーによって演奏されている。

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