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Yes Fragile [CD]


こわれもの(スティーヴン・ウィルソン・リミックス)

こわれもの(スティーヴン・ウィルソン・リミックス)

  • アーティスト: イエス
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2019/02/06
  • メディア: CD


「こわれもの(Fragile)」は、イギリスのプログレッシヴ・ロックバンド、イエスが1971年に発表した4枚目のアルバム。今作からジョン・アンダーソン(ボーカル)、クリス・スクワイア(ベース)、ビル・ブラットフォード(ドラム)、スティーブ・ハウ(ギター)に、脱退したキーボード奏者:トニー・ケイの代わりに、リック・ウェイクマンが初参加したアルバムでした。おそらく多くのYESファンのが歴代YESのメンバーでは最強メンバーと感じてるかもしれません。しかしこの後にビル・ブラットフォードがキング・クリムゾンに加入しイエスを脱退、チョット残念。アルバムとしては、各メンバーそれぞれのやりたいことがまとまらず、バンドとしての演奏が4曲、メンバーのソロが5曲という変則的な構成になっている。それでも傑作アルバムと言われる作品にメンバーの素晴らしい力量を感じることができる作品。 アルバムジャケットもこの作品からロジャー・ディーンによるもで、イエスと言えば彼の絵である。


「ラウンドアバウト (Roundabout)」 日本でも2012年、TVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」のエンディングテーマとして流れ人気に火がつく、40年以上経っても、そのかっこよすぎるサウンドに対して世代の違いは関係ないようだ。

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King Crimson In The Court Of The Crimson King [CD]


In the Court of the Crimson King

In the Court of the Crimson King

  • アーティスト: King Crimson
  • 出版社/メーカー: Discipline Us
  • 発売日: 2005/02/22
  • メディア: CD


世界中を驚愕させた革命的なデビュー作「In The Court Of The Crimson King(クリムゾン・キングの宮殿)」はロバート・フリップの考えを中心に実験的なインプロビゼーションやクラシック音楽やジャズのオーケストラのように音楽を構築して組み立てていく事を重要視したもので、もちろんメンバー個々の卓越した演奏技術があるから出来た事なのだが、当時主流になっていたクリームやジミヘンがロックの演奏力を格段に高めたアドリブによる演奏とは明らかに違う方向性で、それまでロックの世界になかったプログレッシブロックという概念を決定的なものにしたアルバムで、リスナーの知性や想像性に訴えかける作品を創り上げたのです。当時、あまりの衝撃で実際は5位だったのにビートルズの「アビイ・ロード」を1位から転落させたアルバムといった内容で紹介されてしまう都市伝説も生まれました。


「21st Century schizoid man(21世紀の精神異常者)」歪ませたヴォーカル、フリージャズ、ハードロック、破壊的演奏など入れたのに、これほど分かりやすく人間なら誰しもが持つ狂気・不安・恐怖などのイメージを具現化したものである。

「Epitaph」グレッグ・レイクのヴォーカルが最高で、ドラマチックに盛り上がっていく手法は、プログレの常套表現として、これ以降多くのグループが取り入れていく。

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The Beatles Let It Be NAKED [CD]


レット・イット・ビー・ネイキッド

レット・イット・ビー・ネイキッド

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2019/10/02
  • メディア: CD


2003年に発表されたビートルズのリミックス・アルバム。1969年1月のいわゆる「ゲット・バック・セッション」でレコーディングされた楽曲が、フィル・スペクターのプロデュースによりアルバム「レット・イット・ビー」としてまとめられ、1970年5月にリリースされた。しかし、アレンジがポール・マッカートニーの当初のオーヴァーダビングを極力排除してライブ録音する意向とは異なった物であり、とりわけ「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」のアレンジには強い不満を抱いていた、当時は「レット・イット・ビー」を気に入っていたジョンとジョージも、75年のジョンの「ロックンロール」のアルバムでスペクターと衝突、ジョージも2001年に発表した「All Things Must Pass」のリマスター版でスペクターのエコー処理をカット「もやが晴れた」といっている、2003年にリンゴも脱スペクター化を宣言。リミックス盤のリリースはメンバー総意の承認によりなされ、フィル・スペクターによってエコーがかけられたヴォーカルのエコーがカットされ、もやが晴れ、オーバー・ダビングされたオーケストラと合唱はすべてカットされ、本来の「自然なままの」音(=裸、すなわち「ネイキッド」)を生かすことで当時のビートルズが作ろうとしていたアルバムに近づいた。


「Get Back」アップル・コアの屋上で映画撮影のために突如行ったゲリラライヴで2回演奏された音源を融合させたもの。

「The Long And Winding Road」オリジナル版と本作で使用されたテイクが異なり、前者では1969年1月26日のテイクが採用されていたが、後者では1月31日の最終テイクをリミックスして使用している。

「Let It Be 」全く異なるテイクを融合させており、ギターソロは映画『レット・イット・ビー』で聴けるものと同じテイクとなっている。

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John Lennon & Yoko Ono DOUBLE FANTASY [CD]


ダブル・ファンタジー(紙ジャケット仕様)

ダブル・ファンタジー(紙ジャケット仕様)

  • 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
  • 発売日: 2007/12/05
  • メディア: CD


今日はジョン・レノンの40回目の命日、生きていれば80歳、そしてアルバム「DOUBLE FANTASY」がリリースされてから40年がたっている。ジョンにとって5年ぶりのスタジオ録音アルバムだが、前作はカヴァー・アルバムだったので、オリジナル・アルバムとしては6年ぶりで、その空白の間、息子のショーンの子育てと家事をしていた、ジョンは幼い頃温かい家庭を経験していない為に楽しい時間を過ごし音楽の事を考えた事も無かったらしい。音楽に戻るきっかけはショーンの「パパはビートルズだったの歌っていたの」一言からこの子に音楽をやっている姿を見せなくてはと、5年間音楽のスイッチを入れていなかったのを再びオンにしたらザザザーと沢山出てきたと、アルバムのメッセージは「みんな元気だったかい、色々あるけど80年代は良い時代にしたいね」と死の直前のインタビューで語っている。愛に溢れたこの作品が生前最後のアルバムとなった、世界中に衝撃を与えたこの訃報もあって全英・全米で1位を獲得し、1981年度グラミー賞のアルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞している。 アルバムジャケットは日本人写真家の篠山紀信が撮影したものである。原版ではカラー撮影されているが、リリースされたジャケットではモノクロになっているため、篠山は「不吉な感じがした」という。
「(JUST LIKE) STARTING OVER」「BEAUTIFUL BOY (DARLING BOY)」「WOMAN」はDOUBLE FANTASY 'STRIPPED DOWN'からの2010 - remasterのバージョンで、ほとんど手を加えていない生のジョンの声と演奏はプロデューサーのジャック・ダグラスが最初にそのデモテープを聴き、このまま出せばいいのにと思ったくらい感動したと語っているのが解かるremasterのバージョンである。


「(JUST LIKE) STARTING OVER」基本的にはオノ・ヨーコへ向けたメッセージソングであるが、ポール・マッカートニーに関連する言葉を入れていることから、ポールを意識している可能性が示唆される。

「BEAUTIFUL BOY (DARLING BOY)」息子のショーンについて歌った曲。

「WOMAN」自身の5年間に及ぶハウス・ハズバンド(主夫)生活を通して感じた女性への思いが綴られているほか、妻オノ・ヨーコと世界中の女性に気持ちが込められている。

「Watching The Wheels」ジョン曰く、5年間の空白について語ったノベライト・ソングである。

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PAUL MCCARTNEY Tug of War [CD]


TUG OF WAR [CD]

TUG OF WAR [CD]

  • アーティスト: PAUL MCCARTNEY
  • 出版社/メーカー: CAPITOL RECORDS
  • 発売日: 2017/11/17
  • メディア: CD


ビートルズの殆どの作品を手がけたジョージ・マーティンをプロデューサーに迎えて制作されたアルバム。マッカートニーは1980年からレコーディングにとりかかったものの、ジョン・レノンが射殺された事件のショックから一時期音楽活動を停止したため、アルバムの制作期間は長期に渡った。マーティンの進言により、この作品のセッションのレコーディングにはフィル・コリンズ、スティーヴ・ガッドやスタンリー・クラークをはじめとする豪華な演奏者が多数起用されている。カール・パーキンスや、スティーヴィー・ワンダーなどとのデュエット曲も収録されている。ジョンがいなくなったこともあるのか、これまではあえて避け続けていたビートルズ風のサウンド作りに回帰したことにより、このアルバムは評論家からも内容を高く評価された。


「Take It Away」リンゴとスティーヴ・ガッドによるツイン・ドラム、ジョージ・マーティンのエレクトリック・ピアノがフィーチャーされており、バック・コーラスにはエリック・スチュワートが参加。

「Here Today 」殺害されたジョン・レノンとの関係性や愛をうたった楽曲。ポールは、後に、彼に言えずにいたことをすべて曲に託そうと思ったんだ。僕はとても内向的で感情を表に出すのは苦手だからね。しかし、曲は僕にとってそれらを表す場所なんだとコメントしている

「Ebony and Ivory」楽器は全てポールとスティーヴィーが演奏していて、スティーヴィーはキーボード類・ドラム・パーカッションを担当。2人のの組み合わせは「夢の共演」とも言われた。白人と黒人、無色人種と有色人種、すなわち人類が調和する」というテーマをポールとスティーヴィーのデュエットで歌い上げ、世界で反響を呼んだ。

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George Harrison Somewhere In England [CD]


思いは果てなく~母なるイングランド

思いは果てなく~母なるイングランド

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2018/12/12
  • メディア: CD


想いは果てなく〜母なるイングランド(Somewhere In England)は、エルトン・ジョンやエリック・クラプトンなどのバッキングを務めているパーカッショニストのレイ・クーパーを共同プロデューサーに迎えて制作され、ジョージ・ハリソンが1981年に発表されたアルバムである。 ニューヨークでジョン・レノンが射殺される衝撃的な事件が起き、本来は追悼歌との位置付けではなく、旋律についてはジョンの生前時点でジョージがリンゴ・スターに贈った曲で、レコーディングも行われていたが、リンゴのボーカルとキーが合わないうえに歌詞が不出来と判断されていた。そこへジョンの訃報が飛び込む。これを受けジョージ・ハリソンは急遽歌詞を書き換え、録音済みのリンゴによるドラムスに自身のボーカルを加えた。更に、ポール・マッカートニー率いるウイングスも協力。結果として1970年に発表されたビートルズの「アイ・ミー・マイン」以来そして解散後で初めてジョージ・リンゴ・ポールが共演する楽曲として発表された。ジョンへの喪失の悲しみ、祈りなどを歌っている追悼歌である。歌詞には「All You Need Is Love」や「Imagine」「God」など、ジョンが作った楽曲のタイトルやフレーズが登場する。


「All Those Years Ago」

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Paul McCartney McCartney [CD]


MCCARTNEY [CD]

MCCARTNEY [CD]

  • アーティスト: PAUL MCCARTNEY
  • 出版社/メーカー: CAPITOL RECORDS
  • 発売日: 2017/11/17
  • メディア: CD


「マッカートニーⅢ」がまもなく発売される、全ての楽器をポール・マッカートニーが一人で演奏しているらしい、今とは状況が違うが50年前のアルバムで、同じようににほぼ全ての楽器をポール・マッカートニーが一人で演奏している「マッカートニー」を紹介したい。1970年に発表されたポール・マッカートニーの初のソロアルバム。ジャケットは、写真家であった妻リンダ・マッカートニーによるもの。ポール・マッカートニーは、レノンの脱退宣言直後、ビートルズの事実上の「解散」という事態に直面して精神的にすっかり打ちのめされ、スコットランド・キンタイア岬の自宅農場でしばらく引きこもることになる、妻リンダ・マッカートニーのおかげでようやく立ち直り、初のソロ・アルバムの制作を始める、大部分はロンドン・キャヴェンディッシュ・アヴェニューの自宅に4トラックのマルチトラック・レコーダーを持ち込んで録音された、自宅での録音の先駆的作品としても再評価されている。全ての楽器をポール・マッカートニーが一人で演奏し、リンダ・マッカートニーは一部の曲のバック・ヴォーカルを担当。ポール・マッカートニーならではの美しいメロディは随所に散りばめられているが、収録曲の約半分をインストゥルメンタル・ナンバーが占めていることなどから、酷評する声も多かった。このアルバムは全英2位、アメリカの「ビルボード」誌では、3週連続最高位第1位を獲得し、「キャッシュボックス」誌でも、3週連続最高位第1位を獲得し、アメリカだけで200万枚以上のセールスを記録して商業的にも成功するが、ビートルズのアルバム「Let It Be」の一ヶ月前に発売してしまう、この事でジョン・レノンとの溝がさらに深まってしまう。


「Maybe I’m Amazed」ライヴでの定番曲で現在も歌われている名曲。

「Every Night」2002年のツアーでギター一本で弾き語りで歌っています、東京ドームに見に行きました、感動的でした。

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John Lennon/Plastic Ono Band [CD]


Plastic Ono Band by John Lennon (1970-07-28)

Plastic Ono Band by John Lennon (1970-07-28)

  • アーティスト: John Lennon
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • メディア: CD


1970年に発表されたジョン・レノンのビートルズ解散後初のソロ・アルバム。 ロック・スターの苦悩や感情をありのままに表現した最初期の作品とされ、発表当時から評論家などの評価も非常に高かった。ビートルズ時代には封印されていた政治的・社会的な楽曲も収録されており、この傾向は次作『イマジン』にも受け継がれている。 プロデュースはジョンとヨーコ、フィル・スペクターの共同名義。サウンド面はシンプルなもので、1970年9月26日から10月23日までアビー・ロード・スタジオでレコーディングが行われ、ジョン・レノン - ボーカル、ギター、ピアノ、オルガン、リンゴ・スター - ドラムス、クラウス・フォアマン - ベース、ビリー・プレストン - ピアノ「ゴッド」、フィル・スペクター - ピアノ「ラヴ」、の5人だけで演奏された。イギリスでは、最高位8位を記録した。アメリカでは『ビルボード』誌で最高位6位、『キャッシュボックス』誌では最高位3位を記録している。


「Mother」オープニング曲で、シングルとしても発売された。レノンの幼いころの体験が原初療法という精神療法によって炙り出された作品である。

「God」ビートルとしての自分自身に決別し、ソロ・シンガー、ジョン・レノンの誕生宣言とも言える作品。

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George Harrison All Things Must Pass [CD]


All Things Must Pass

All Things Must Pass

  • アーティスト: Harrison, George
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 2014/09/23
  • メディア: CD


ジョージ・ハリスン(George Harrison)の遺産管理団体は、ジョージ・ハリスンのソロの名盤『All Things Must Pass』の発売50周年を記念し、その第1弾としてこのアルバムのタイトル・トラックの2020年度版リミックス「All Things Must Pass (2020 mix)」をデジタル・シングルで発売すると発表した。LPレコード3枚組(CDでは2枚組)というボリュームの大作で、全英・全米ともに第1位を記録した彼のソロ・キャリアにおける代表作である。 ビートルズ時代から温めていた楽曲なども含めて、彼のソングライターとしての実力が遺憾なく発揮されている。エリック・クラプトンを中心としたデレク・アンド・ザ・ドミノスの全メンバーや、リンゴ・スター、バッドフィンガー、ビリー・プレストンなどがレコーディングに参加している。プロデュースはジョージとフィル・スペクター。 オリジナルLPのディスク3は“Apple Jam”と呼ばれ、ジョージを中心としたジャム・セッションの様子を収録。


「All Things Must Pass」

「My Sweet Lord」

おまけの映像、Paul Simon & Goerge Harrison-で「Here Comes The Sun」と「Homeward Bound」

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Keith Richards Talk Is Cheap [CD]


Talk Is Cheap

Talk Is Cheap

  • アーティスト: Keith Richards
  • 出版社/メーカー: (unknown)
  • 発売日: 1970/02/01
  • メディア: CD


1986年、ドラマーのスティーヴ・ジョーダンと共にチャック・ベリーの映画『ヘイル!ヘイル!ロックンロール』の仕事をしている時に、新たなる音楽的挑戦の道として彼が歩んだのが、このソロ・アルバムの制作だったという。その後ギタリストのワディ・ワクテル、ベースのチャーリー・ドレイトン、そしてキーボードのアイヴァン・ネヴィルが加わったことで「エクスペンシヴ・ワイノス」として知られるラインナップが固まり、そこに様々なゲストを迎え入れて完成させたのが、彼にとって初ソロ・アルバムとなる今作「Talk Is Cheap」ブーツィ・コリンズやメイシオ・パーカー、バーニー・ウォーレル、メンフィス・ホーンズといったファンク畑のアーティストや、元ストーンズのメンバーでもあるミック・テイラー、そしてサラ・ダッシュといった豪華ゲスト陣とともに、自身のロックンロールを体全体を使って表現したこの作品は、ストーンズ・ファンを熱狂させ、ストーンズ・ファン以外のロック・ファンをも虜にするほどの力に満ちたアルバム。チャート的にはそれほど振るわなかったものの(全英37位、全米24位)、チャート・アクション以上の賞賛と評価を受け、ロック史における名盤として語り継がれてきた作品。


「Take It So Hard」

「How I Wish」

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