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The Singers Unlimited  A Capella [CD]


ア・カペラ

ア・カペラ

  • アーティスト: ザ・シンガーズ・アンリミテッド
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2011/07/20
  • メディア: CD


シンガーズ・アンリミテッドは、アメリカのシカゴで結成された4人組のジャズ・コーラス・グループ。70年代に活躍し、多重録音の技術を用いた美しいアカペラコーラスで人気を博しました。リーダーのジーン・ピュアリングは、ハイ・ローズという男性コーラス・グループを率いて活動していたが、64年に解散。そして、ドン・シェルトン、レン・ドレスラー、紅一点のボニー・ハーマンを加えて、67年にシンガーズ・アンリミテッドを結成。オスカー・ピーターソンの薦めによりドイツのMPSレーベルと契約し、71年にピーターソンとの共演によるアルバム「In Tune」でデビューをします。シンガーズ・アンリミテッドの特徴は、人前でのライブ演奏を想定せず、1人が複数パートを歌い4声を越えるハーモニーを作るなど、多重録音の技術を前提としたハーモニーを作っています。アルバムの「A Capella」は71年にリリースされ、シンガーズ・アンリミテッドの代表作で、最も人気があるアルバムで、ビートルズやジョニ・ミッチェルのカヴァーで構成されています。

「Both Sides Now」(J. Mitchell)

「Here There and Everywhere」(Lennon-McCartney)

「The Fool On the Hill」(Lennon-McCartney)

「More I Can Not Wish You」(Loesser)

「Try to Remember」 (Jones, Schmidt)

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Frank Zappa Hot Rats [CD]


Hot Rats 50th.. -Box Set-

Hot Rats 50th.. -Box Set-

  • アーティスト: Zappa, Frank
  • 出版社/メーカー: Universal
  • 発売日: 2020/01/31
  • メディア: CD


フランク・ザッパはシンガーソングライター、マルチプレイヤー、作曲家、バンドマスターで、前衛的なロックを演奏した。フランク・ザッパの音楽はいわゆるルーツ・ミュージックに現代音楽の要素を加えた、今日で言うミクスチャー・ミュージックの先駆的なものであった。69年に発表したアルバム「Hot Rats」マザーズ・オブ・インヴェンションとの連名ではなく、フランク・ザッパにとって2作目のソロ・アルバムとしてリリースされた。キャプテン・ビーフハートがボーカルで参加している「Willie The Pimp」以外は全曲インストゥルメンタルで、即興演奏を重視した内容。イアン・アンダーウッドを別にするとマザーズ・オブ・インヴェンションのメンバーは加わっておらず、代わってキャプテン・ビーフハートやジャズ系のスタジオ・ミュージシャンのジョン・ゲリン、シュガー・ケイン・ハリス、ジャン・リュック・ポンティといったメンバーが参加していました。ソロ・アルバムではマザーズのアルバムとは別種の方向性を打ち出し、ジャズ・ロックにポピュラー音楽的解釈をいち早く導入したアルバムでした。特に「Son Of Mr. Green Genes」でのギタリストとしてのフランク・ザッパのギター・ソロのプレイは60年代とは思えない名演です。

「Peaches En Regalia」

「Willie The Pimp」

「Son Of Mr. Green Genes」

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The Edgar Winter Group They Only Come Out at Night [CD]


They Only Come Out at Night

They Only Come Out at Night

  • アーティスト: Winter, Edgar
  • 出版社/メーカー: Sbme Special Mkts.
  • 発売日: 2008/02/01
  • メディア: CD


72年にリリースされたアルバム「ゼイ・オンリー・カム・アウト・アット・ナイト」はエドガー・ウィンターにとって通算4作目、スタジオ・アルバムとしては3作目のリーダー・アルバムに当たり、本作で初めてエドガー・ウィンター・グループの名義が用いられた。エドガー・ウィンターはロニー・モントローズ、ダン・ハートマン、チャック・ラフと共にエドガー・ウィンター・グループを結成、前2作「ホワイト・トラッシュ」「ロードワーク」に引き続き、リック・デリンジャーがプロデュースとギター、ボーカルで参加し、イーグルスのプロデューサー、ビル・シムチクがテクニカル・ディレクターを務めた。エドガー・ウィンターはボーカル、ピアノ、キーボード、サックス、パーカッションなどが出来るマルチナなミュージシャンで、ジャズやR&Bの要素を織り交ぜた進歩的なスタイルで活躍していた、実兄はギタリストのジョニー・ウィンターでブルース一辺倒の兄とは違う音楽性だった。
「ゼイ・オンリー・カム・アウト・アット・ナイト」はファンキーなハードロックの傑作と言われていて、バラエティに富んだポップな曲が並んでます。最初のシングル曲でロニー・モントローズのギターが素晴らしい「Free Ride」トロピカルな色合いの「Alta Mira」哀愁のバラード「Autumn」代表曲となった「フランケンシュタイン」はこの時代でインストゥルメンタルの曲としては異例の全米ナンバーワン・ヒットとなった。

「Free Ride」

「Alta Mira」

「Autumn」

「Frankenstein」

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James Blood Ulmer Black Rock [CD]


Black Rock

Black Rock

  • アーティスト: Ulmer, James Blood
  • 出版社/メーカー: Music on CD
  • 発売日: 2021/03/19
  • メディア: CD


フリージャズの先駆者オーネット・コールマンのハーモロディック理論を受け継ぐと言われたギタリスト、ジェームズ・ブラッド・ウルマーが82年にリリースされたアルバム「Black Rock」これはウルマーがメジャーレーベルのために録音した3枚のアルバムのうち2枚目のアルバムです。ハーモロディック・ジャズをファンクのグルーヴに直接結びつけようとするブラッドの最初の試みでもあった。「ブラック・ロック」はツインギター、ツインドラム、ベースという気合の編成でファンク、ロック、ジャズ、パンクのすべてを融合した、まさにクロスオーバーというよりは、今思えば、その後のミクスチャーロックの元祖的内容で衝撃的なサウンドでした。独創的なギターと作曲のスタイルはファンク、ロック、ジャズ、パンクであり、そのグルーブは不可分でワンワールドなものでした。当時ジャズにカテゴライズされてるのを不満に思っていたジェームズ・ブラッド・ウルマーはアルバムのタイトルを「Black Rock」というタイトルにしたとか?「Love Have Two Faces」はジミヘンのようです。

「Black Rock」

「Moon Beam」

「Family Affair」

「Love Have Two Faces」

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Christopher Cross  Another Page [CD]


アナザー・ページ <SHM-CD>

アナザー・ページ <SHM-CD>

  • アーティスト: クリストファー・クロス
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2016/10/19
  • メディア: CD


クリストファー・クロスのファースト・アルバムグラミー賞5冠王に輝いた「南から来た男から3年の月日が流れ、映画提供曲「Arthur's Theme ニューヨーク・シティ・セレナーデ」のヒットはあったものの、満を持して発表した渾身のセカンド・アルバム「ANOTHER PAGE」は83年にリリースされた。プロデューサーは同じくマイケル・オマーティアンで基本的なコンセプトは変わっていない。特にバック・ヴォーカルは豪華で、「No Time for Talk」と「All Right」をマイケル・マクドナルド、「Baby Says No」をカール・ウィルソン、「Deal 'Em Again」と「Nature of the Game」をドン・ヘンリーとJ.D.サウザー、「Talking In My Sleep」をアート・ガーファンクルが各々担当し、クリストファー・クロスの歌声を引き立てている。また、「What Am I Supposed to Believe」では、カーラ・ボノフとの爽やかなデュエットを聴くことができる。参加ミュージシャンマイク・ポーカロ(B)、ジェフ・ポーカロ(D)、スティーヴ・ガッド(D)、スティーヴ・ルカサー(G)、レニー・カストロ(Per)、パウリーニョ・ダ・コスタ(Per)ほか。デビューアルバムのインパクトが強烈だったせいか、今作は評価とセールス的にも今一つだったような気がしまが、作品的には全く引けを取らない、いやそれ以上の傑作アルバムで、独特の美しいハイトーンのヴォーカルは勿論健在で佳曲揃いの名盤です。

「No Time For Talk」

「What Am I Supposed to Believe」

「All Right」

「Words of Wisdom」



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崎谷健次郎 Kiss Of Life [CD]


KISS OF LIFE

KISS OF LIFE

  • アーティスト: 崎谷健次郎
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 1989/04/21
  • メディア: CD


「キス・オブ・ライフ」は、崎谷健次郎の通算3枚目のオリジナル・アルバムで、89年にリリースされた。ハウス・ミュージックを導入したアルバムとしては、国内最初期のものとして注目された。崎谷 健次郎は日本大学芸術学部音楽学科、在学中に「VIZION(ビジョン)」を結成した。MTRと生演奏をシンクロさせたライブを考案したことで注目され、崎谷はヴォーカル、キーボード、作曲を担当するなどリーダーとして中心的役割を果たす。バンドには、有賀啓雄、松本晃彦が在籍していた。85年に作曲家としてスタートを切り、87年に「思いがけないSITUATION」で歌手デビュー。アダルト・コンテンポラリーの先駆者、映画音楽、劇伴も手掛けるキーボード、ピアノを中心に演奏するマルチプレイヤーである。88年に渡米し、ニューヨークでハウスミュージックに出会い洗礼を受け、ハウスミュージックを取り入れた自他への作品群を同時発表する。有名な所では、斉藤由貴のシングル「夢の中へ」は井上陽水の73年作品のカバーを斬新なアレンジとプロデュースをし、オリコンチャート2位、売上枚数40万枚を記録した。「Kiss Of Life」は、もともとソウルフルな作風が、さらに深い打ち込みのサウンドも加わり、当時としては斬新だっただけでなく、崎谷健次郎のメロディメーカーとしての才能も感じられるアルバムとなった。

「千の扉」

「I Wanna Dance」

「Close to Me」

「Kiss of Life」

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矢野顕子 Love Life [CD]


LOVE LIFE

LOVE LIFE

  • アーティスト: 矢野顕子
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックダイレクト
  • 発売日: 2013/04/10
  • メディア: CD


矢野顕子が5年在籍したミディを離れ、デビュー15周年を迎えた矢野がEpic/Sony Recordsに移籍第一弾として発売した91年のオリジナル・アルバム「Love Life」、同時に矢野顕子もニューヨークへと移り住む。その頃の様子をNHKの音楽達人倶楽部で見たのを鮮烈に覚えている、「BAKABON」と「Love Life」は音楽達人倶楽部からの映像。プライベートでは坂本龍一と別居などもあり、一度自分見つめ直したアルバムとなった。ニュー・ヨークのパワー・ステイション・スタジオでの録音、それまでのYMO人脈から離れ、パット・メセニーやウィル・リーらニュー・ヨークのミュージシャン達によるサウンドで、新しい矢野顕子の世界を再構築する試みが聴く事が出来る。「これでいいのだ」と言う歌詞から始まる曲「BAKABON」、赤塚不二夫の漫画「天才バカボン」へ捧げながらも、矢野顕子の個性により「天才バカボン」の世界観を表現し、その幸福感を表現した名曲となった、大村憲司のギターも圧巻である。「いいこ いいこ(Good Girl)」は盟友の糸井重里との共作、パット・メセニーのギターも美しく、多重録音されたギターは幻想的な深みを出している。「愛はたくさん(Lots Of Love)」でも後半にパット・メセニーのギター・シンセのソロを聴かせてくれる。今年の9月から深田晃司監督の映画「Love Life」が公開されている、20歳の頃に聞いた矢野顕子の同名曲「Love Life」に着想を得て以来、温めること20年「Love Life」を聴いた時の感動を自分の手で表現したいと言う強い思いを映画という形で結実した。

「BAKABON」音楽達人倶楽部 (1991)から。

「いいこ いいこ(Good Girl)」

「愛はたくさん(Lots Of Love)」

「Love Life」音楽達人倶楽部 (1991)から。

映画「LOVE LIFE」矢野顕子・木村文乃・深田晃司監督スペシャル鼎談映像

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鷺巣詩郎ウィズ・サムシング・スペシャル EYES [CD]


EYES

EYES

  • アーティスト: 鷺巣詩郎 WITH SOMETHIN' SPECIAL
  • 出版社/メーカー: THINK! RECORDS
  • 発売日: 2011/03/23
  • メディア: CD


若くして1970年代後半から作編曲家~プロデューサーとして活躍し、その洗練したセンスで日本の音楽シーンを牽引する鷺巣詩郎が、若干21歳で発表したソロ・デビュー・アルバム「EYES」は79年にリリースされた。鷺巣詩郎は自己のグループ「サムシング・スペシャル 」のリーダーを務める一方、ザ・スクエアのファーストからサード・アルバムに編曲、指揮、シンセシザー奏者として参加すると言う、才能、実力からみても、当時最年少のコンポーザーだった。リード・ヴォーカルを担当した須貝恵子の歌声も素晴らしいが、そのサウンドはレアグルーヴ的目線でも取り上げられるメロウソウル「黒い雪」、軽やかなピアノリフが印象的なモダンダンサー「FLY!」など、その端々にブラックミュージックのエッセンスを散りばめたアルバムで、後に発表する数々の名曲群の原点というべき、作曲能力の高さを感じさせる一枚である。その後、クライズラー&カンパニー(葉加瀬太郎)や川井郁子などのアーティストを発掘、何と言っても庵野秀明監督作品の常連であり、「ふしぎの海のナディア」以降のほぼ全てのアニメ作品の音楽監督としてタッグを組んでいる。有名な「新世紀エヴァンゲリオン」の音楽監督も務めている。

「人々に愛を」

「愛のメッセージ」

「黒い雪」

「Fly」

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SHŌGUN You're the one [CD]


You’re the One

You’re the One

  • アーティスト: SHOGUN
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
  • 発売日: 1991/09/15
  • メディア: CD


「You're The One 」は、80年にリリースされたSHŌGUNのサード・アルバム。初めてドラマ等のタイアップ無しで制作されたアルバムで、また、第1期メンバーでのアルバム制作はこれが最後となり、芳野藤丸・大谷和夫のマリファナ所持により、このアルバムのあとバンドは活動を休止します。
このアルバムは「Bad City」や「Lonely Man」のようなダンディなシティ・ポップから、米西海岸を彷彿とさせる明るく垢抜けたAOR系の曲調がより強くなり、日本のバンドとは思えないほど洗練されたサウンドになっていた、タイアップが無かった為、知名度が一番低いアルバムだったが、西海岸AOR路線をさらに推し進めた作品だった。芳野藤丸作の「South On 101」は、まるで海岸線のハイウエイを流しているような軽快なサウンドだったし、ブルー・アイド・ソウル風の「One On One(You're The One)」は、この後に芳野藤丸の浪漫溢れる世界を表現した芳野藤丸のソロ第2弾のアルバム「Romantic Guys」で再演しているほどお気に入りの曲だった。芳野藤丸の浪漫溢れる世界が生まれ始めたアルバムでもある。

「South On 101」

「One On One(You're The One)」

「Politician」

「Under The Rainbow (Tilopa's Song)」24時間テレビ放送時間内に米国ABCテレビの有名音楽番組「American Bandstand」に衛星中継で出演した映像です。

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野力奏一  noriki [CD]


ノリキ

ノリキ

  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1995/10/25
  • メディア: CD


野力奏一は、ジョージ川口、渡辺貞夫、日野皓正グループ等のセッションに参加の後、山下達郎や阿川泰子などの名だたるミュージシャンのアルバムやツアーに参加し、今やピアニスト・アレンジャーとして引っ張りだこのミュージシャンだ。この野力奏一の83年リリースのファースト・リーダー・アルバム「noriki」は、ヴォーカル入りが2曲ある、フィーチャーされているのは山下達郎や竹内まりやのレコーディングやツアーに参加した女性シンガーの国分友里恵で、ちょうどこの頃に、このブログでも紹介した林哲司プロデュースのデビュー・アルバム「Relief 72 Hours」をリリースしているが、ここでも新人離れした、のびやかな歌唱を披露している、特にアル・ジャロウの「Mornin'」を彷彿させるような「You Need Me」がとにかく素晴らしい。このアルバムの野力奏一のプレイは爽快さと明瞭さは、当時人気があったシャカタクやオランダのバンド、フルーツケーキのようなような鍵盤主体のポップなフュージョンを感じさせ、心地良さが心に残る。
近年では寺井尚子(vn)、ケイコ・リー(vo)らと共演。89年『キッチン』など映画音楽も多く手掛ける。

「Do What You Do」

「You Need Me」

「Rag Box」

「Anyway」

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