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KYLYN LIVE [CD]


KYLYN LIVE

KYLYN LIVE

  • アーティスト: 渡辺香津美
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2017/07/19
  • メディア: CD


渡辺香津美と坂本龍一が79年2月六本木Pit Inで、ウィークリー・セッションをプロデュースするのがきっかけで、ありとあらゆるジャンルから、ミュージシャンが集まった、このプロジェクトの誕生の地六本木Pit Inでの模様を録音したのが「KYLYN LIVE」で、ライブ・バンドのパワーとエネルギーが凝宿されている。
全員がリーダー・アルバムを発表している若いトップ・ミュージシャンの集合体でメンバーは渡辺香津美(g)坂本龍一(key)矢野顕子(key,Vo)村上秀一(dr)小原礼(b)向井滋春(tb)本多俊之(A,sax)清水靖晃(T,sax)ペッカー(per)の9人、最年長の向井が30歳、他のメンバーは全員が20代の若さであった。ツアーが始まった時はセッション・バンド的な部分もあったが、渡辺・坂本を中心に過激な実験音楽とポップな遊び心からなる音とバンドとしての音も完成されていく、期間限定のため活動は短期間だった、これから80年代に入る直前の日本の音楽シーンに与えたインパクトは大きかった。


「INNER WIND」この頃から渡辺のギター・ソロにロックの要素が強くなってくる、坂本のアナログ・シンセのソロも懐かしい、小原のベース・ソロは村上との長年のセッションからの掛け合いが楽しい、清水のサックス・ソロも負けじと吹いている。

「SNAP DRAGON」本多のソプラノ・サックスのソロもメロディアスで切れれも良い、渡辺のギター・ソロに続きペッカーのパーカッション・ソロからの村上のキレキレのドラム・ソロと続いていく。

「I'll Be There」坂本と矢野の共作のポップな作品。坂本、渡辺、矢野はこの後にYMOのワールド・ツアーに行く。

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