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坂本龍一 Thousand Knives [CD]


千のナイフ

千のナイフ

  • アーティスト: 坂本龍一
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 1994/11/21
  • メディア: CD


78年にリリースされた坂本龍一の記念すべきファースト・アルバム「Thousand Knives」昼間にスタジオ・ミュージシャンをこなし、夜12時から朝までこのアルバムを作成し、何カ月もかかったが、寝なくても平気だったと回想している、一番に言える事は彼が誰よりもいち早く様々な(10種類以上)のシンセサイザーに挑戦し、コンピュータで表現する方法を発見する事になり、坂本はイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)に繋がる制作手法のノウハウを得た、さらに渡辺香津美とのKYLYNのプロデュースのきっかけにもなった。ゲストで細野晴臣(finfer symbals)渡辺香津美(g)高橋悠治(p)山下達郎(per)ペッカー(per)浜口茂也(per)が参加している。このアルバム以降から日本でのシンセサイザーへの興味が増えていき日本でシンセサイザーが人気の楽器となっていく。
ジャケット写真のスタイリストはYMOのメンバー高橋幸宏が担当。当時の坂本は長髪にTシャツで、ファッションとは無縁な風貌だったが、ジョルジオ・アルマーニのジャケットにリーバイス501ジーンズというコーディネートで周囲の持っていた坂本へのイメージを一新した。


「Thousand Knives」坂本自身はレゲエや賛美歌、ハービー・ハンコックの「Speak Like A Child」にもインスパイアされたと発言している。ギターソロは渡辺香津美。

「Grasshoppers」高橋悠治とのピアノデュオ。6拍子の印象的なメロディー部と3拍子の即興演奏部からなる。

「The End of Asia」アジアの果て”を意味する。時を前後して作られた細野晴臣作曲の「ウォリー・ビーズ」は“偶然”にもこの曲と同じメロディーを持つ。後にYMOのライヴにおける主要なレパートリーのひとつとなる。

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