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The Soft Machine Bundless [CD]


Bundles - Remastered

Bundles - Remastered

  • アーティスト: Soft Machine
  • 出版社/メーカー: Esote
  • 発売日: 2010/06/18
  • メディア: CD


ザ・ソフト・マシーンの8作目の「Bundles」は75年にリリースされたアルバム、イギリスのカンタベリー出身者を中心とするプログレッシブ・ロック系のバンドだが、メンバー・チェンジを重ねてサイケ→プログレ→ジャズ・ロック→フュージョンへと音楽性も多様に変化していったバンドでした。「Bundles」はジャズ・ロック、フュージョンに移行したアルバムで、何といっても新加入のギタリストのアラン・ホールズワースの超絶技巧で弾きまくる彼のプレイに衝撃をうけたアルバムです(個人的にはやはりイギリス人のジョン・マクラフリンにに影響を受けていと感じました)。ホールズワースはグループ加入以前に、ジョン・ハインズマン率いる「テンペスト」での壮絶な超絶技巧で一躍スターダムへとのしあがったギタリストです、しかしホールズワースはこのアルバム1枚のみに参加しただけでグループを脱退、ジャズ・ドラマーの大御所トニー・ウィリアムス率いるライフタイムに加入し、活動の幅をロックだけでなくジャズにも広げ、その後はジャンルに関係なく活躍、あまりにも個性的なため、「孤高ギタリスト」とか「変態ギタリスト」とか言われました。エディ・ヴァン・ヘイレンは言いました。「アラン・ホールズワースこそ最高だ」と、フランク・ザッパも言い残しています。「アラン・ホールズワースは、この惑星で最も興味深いギタリストだ」と。
このアルバムを今聴くとフュージョンというよりはジャズ・ロックという感じです、そして何と言ってもホールズワースのプレイ・スタイルは当時からすでに完成の領域にある事です、音色もあの音色だし、フレーズも彼らしい独自のものだし、新加入でしたが完全にこのアルバムを牛耳っているのがわかります、またC・ジェンキンス、M・ラトリッジを初めとする他のメンバーの演奏も素晴らしいです。


「Bundles」

「Land of the Bag Snake」

「Peff」

おまけで、アラン・ホールズワースが加入していた時のザ・ソフト・マシーンのライブ映像。

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Camel Mirage [CD]


ミラージュ(蜃気楼)+4

ミラージュ(蜃気楼)+4

  • アーティスト: キャメル
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2002/06/26
  • メディア: CD


「キャメル」は、69年に、イングランドのロンドン南西部に位置する郊外都市:ギルフォードの出身者で結成された「ブリュー」というバンドが前身で、73年にレコードデビューしたイギリスのプログレッシブ・ロック・バンド。数ある同系列バンドの中でも叙情派のサウンドで知られ、1970年代のプログレ五大バンド(イエス、ピンク・フロイド、EL&P、キング・クリムゾン、ジェネシス)に次ぐ一角として活動。アンドリュー・ラティマーが唯一の一貫したバンドマスターを務め、ブルージーなサウンドでありながら心に響くメロウでメロディアスなギターと、情感溢れるキーボードとのコンビネーションが編み物のように絡み、幻想的なサウンドを紡ぎ出す。アンドリュー・ラティマーは、キャメルのサウンドづくりに重要な位置を占める泣きのエレキギターを特徴としているが、彼はマルチプレイヤーで、ギターの他にキーボードとフルートにボーカルまで務める。ラティマーのボーカルは、囁き呟くような優しいボーカルが特徴で、癒されるような声の響きを持つ。サックスは、キングクリムゾンにもよく顔出しするメル・コリンズがキャメルの重要なパートを幾度も務めている。


「Lady Fantasy (Medley)」

「Freefall」

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Genesis Nursery Cryme [CD]


Nursery Cryme

Nursery Cryme

  • アーティスト: Genesis
  • 出版社/メーカー: EMI Europe Generic
  • 発売日: 2009/03/05
  • メディア: CD


イングランド出身のバンドのジェネシス。第一黄金期のメンバー(ピーター・ガブリエル :ボーカル、フルート、パーカッション、トニー・バンクス :キーボード、マイク・ラザフォード :ベース、スティーヴ・ハケット :ギター、フィル・コリンズ :ドラム)のラインナップで録音された最初のアルバムで、バンドとしてはサード・アルバムの「Nursery Crime」(邦題:怪奇骨董音楽箱)は71年にリリースされました。よりプログレッシブな方向に振られた楽曲は、イギリスの幻想文学に繋がりを感じさせる内容と併せて、グループの音楽性の方向が決まり、プログレッシブ・ロック・バンドとしての評価されるものでした。ジェネシス独自の演劇や童話をモチーフにしたサウンドが確立されようとしていた途上のアルバムで、完成度という意味では4作目の「フォックストロット」を72年に、ヒット作という意味では6作目「月影の騎士(原題:Selling England By The Pound)」を73年に発表していますが、最初のプログレッシブ・ロック・バンドとしてのインパクトを考えてこのアルバムを選びました。その頃のピーター・ガブリエルの演劇性を持った独特のステージ・パフォーマンスもあって、イタリアで大人気となり、ヨーロッパ各国での人気と繋がっていきます、しかしその後ピーター・ガブリエルは他メンバーとの音楽性の違いに悩まされ、結婚や出産などのプライベートでの出来事も重なった事もあり、75年、グループからの脱退を決意。ソロとして活動していく事になります。その後 ドラマーだったフィル・コリンズがリード・ボーカルも担当する事になりポップ性の強い物に変化していく事になり、その後は世界的な人気ロックバンドとなってい来ます。
同じバンドのジェネシスでも、ピーター・ガブリエル時代はマニアックなプログレバンドで、フィル・コリンズ時代はポップなロックバンドでこの違いは大きく全く違った事を最後に書いておきます。


「Harold the Barrel」

「Harlequin」

「The Fountain of Salmacis」

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Pink Floyd The Dark Side of the Moon [CD]


Dark Side of the Moon

Dark Side of the Moon

  • アーティスト: Pink Floyd
  • 出版社/メーカー: Pink Floyd Records
  • 発売日: 2016/01/29
  • メディア: CD


ピンク・フロイドのアルバム「The Dark Side of the Moon(狂気)」はコンセプト・アルバムの代表作としても名高い作品で、人間の内面に潜む「狂気」(The Dark Side of the Moon)を描き出すというコンセプトをメンバーのロジャー・ウォーターズが考案し、アルバムの最初から最後まで曲と曲がつながっており、複数の曲があたかもひとつの作品のようになっているという点が本作の特色のひとつでもあった。73年にリリースやされるや全世界で大ヒットを記録している。アラン・パーソンズが編集したSE(効果音)の巧みな使い方によって、うまくストーリーを演出している。笑い声、会話、爆発音、振り子時計の音、飛行機のSEやレジスター、心臓の鼓動(実際はニック・メイスンのドラムス)などが随所で使われている。アメリカ・ビルボードにおいて1973年4月28日付けで1位を獲得、ピンク・フロイドにとっては初の全米チャートでの1位獲得となった。また、アメリカ・ビルボードに15年間(741週連続)にわたってランクインし続け、さらにカタログチャートでは30年以上(1,630週以上)に渡ってランクインするというロングセラーのギネス記録を打ち立てた歴史的なアルバムである。


「Breathe」主人公がこの世に生を受けてから、成長していくまでの過程をかなり悲観的に描いた楽曲。

「Time」「時間」をテーマにしたメッセージ性の強い楽曲。

「Money」シングル・ヒットを記録したキャッチーなナンバー。タイトル通り「金」をテーマにしており、ライブでの人気も高かった。

「Brain Damage」主人公の心の内面に潜む狂気を取り上げた楽曲。

「Eclipse」アルバムの最後の曲、後のウォーターズの作詞スタイルに見られるような、言葉の羅列を繰り返す手法がすでに確立されている。

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Yes Songs [CD]


イエスソングス(紙ジャケ SHM-CD)

イエスソングス(紙ジャケ SHM-CD)

  • アーティスト: イエス
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2009/07/22
  • メディア: CD


「イエスソングス」は、イエス初の公式ライブ・アルバム。 歴代作品の中でもトップ・クラスの評価及び商業的成功を得たアルバム[こわれもの]と[危機]をリリースした直後だった.、それを踏まえてリリースされた本作は、アナログLP3枚組という当時としては大物バンドしか出しえない大作であり、プログレッシブ・ロックのライブ盤といえば、ピンク・フロイドの「ウマグマ」EL&Pの「展覧会の絵」など が人気だったが、それらを一気に払拭してしまう程のプログレッシブ・ロック屈指のライブ・アルバムとなった。イエスは69年のデビュー以来年間のギグが180本、単純に計算しても2日に1回はライブを行い、その合間を縫ってレコーディングするという強行スケジュールを3年間つづけていた(この間に演奏力が飛躍的に向上した)、その為にドラムのビル・ブラッドフォードが疲れ果ててしまいアルバム「危機」の完成の後に脱退、キング・クリムゾンに加入するのは有名な話。新加入したドラムのアラン・ホワイトが「危機」を完全にマスターするにはあまりに時間が足りなく、ライブ・アルバムに収録するには心許ない出来で、3曲のみビル・ブラッドフォードが在籍時の音源が採用されている。


「Heart of the Sunrise」アルバム「こわれもの」に収録、98年にヴィンセント・ギャロ監督の映画「バッファロー’66」に使われ再注目された。

「Close To The Edge(危機)」アルバム「危機」に収録、このアルバムのハイライトを飾る曲、ジョン・アンダーソンがクラシックの組曲からヒントを得た構成により、ロック版交響曲として絶対の完成度を誇っている。

「I've Seen All Good People: a. Your Move, b. All Good People」アルバム「サード・アルバム」に収録、イエスが当初描いていたコーラスとロックの融合を具現化したポップな曲でコンサートには欠かせない曲。

「Roundabout」アルバム「こわれもの」に収録、イエスの最大のヒット曲。


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King Crimson Red [CD]


レッド

レッド

  • アーティスト: キング・クリムゾン
  • 出版社/メーカー: WOWOWエンタテインメント
  • 発売日: 2018/05/23
  • メディア: CD


「レッド(Red」は、74年に発表されたキング・クリムゾンのアルバム。73年の「太陽と戦慄」以来、リーダーのロバート・フィリップ(ギター、メロトロン)、ロバート・フィリップの旧友のジョン・ウェットン(ベース、ボーカル)、Yesから引き抜いたビル・ブルーフォード(ドラム、パーカッション)の3人が核となって活動した時期の最終作にあたる。キング・クリムゾンのファンが思う全盛期像は、72年から始まる3年余りの「インプロビゼーション期」、通称「第3期クリムゾン」と呼ばれる時期で「レッド」は最終作となる。ロバート・フィリップのディストーション・ギターのハードなリフを前面に押し出した重厚なアルバムで、従来のキング・クリムゾンの音楽性とは趣向の変化を見せている。トリオによるバンドサウンドが核となったソリッドな演奏と、サックスやメロトロン、オーボエ等の美しい音色が融合したサウンドはこの時期のクリムゾン特有のもの。ゲストミュージシャンとして、過去にメンバーだった イアン・マクドナルド(a-sax)、 メル・コリンズ(s-sax)、デヴィッド・クロス(vln) らがゲスト参加し、アルバム全編といっても良いくらいの露出度と重要なサウンドの核になっている。このアルバム「Red」がロック初心者向けでないと言われている、音楽的にもサウンド的にもヘヴィだし、全体的にかなり暗いし、プログレだから当然だがボーカルの曲も少ない、しかしキング・クリムゾンのファンの中ではこのアルバムを名盤中の名盤と挙げている人達も多い。当時この作品ですべてを出し切った リーダーのロバート・フリップ(g)はその後3年間も音楽業界から離れてしまったほどの内容の作品だった。



「Red」、ソリッドでメタリックさのある硬質なギターのリフを中心としたインストルメンタル

「Fallen Angel」印象的なメロトロンの音とアコースティックなギターのフレーズをメインとしたアンサンブルに、憂いを帯びたジョン・ウェットンのボーカルがたまらない。

「Starless」1stアルバム「In The Court Of The Crimson King」の楽曲(「Epitah(邦題:墓碑銘)や「The Court of the Crimson King(邦題:クリムゾン・キングの宮殿)」を彷彿とさせる楽曲

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Emerson, Lake & Palmer  Brain Salad Surgery(恐怖の頭脳改革) [CD]


Brain Salad Surgery by Emerson Lake & Palmer

Brain Salad Surgery by Emerson Lake & Palmer

  • アーティスト: Emerson Lake & Palmer
  • 出版社/メーカー: Castle Music UK
  • メディア: CD


73年初頭にエマーソン、レイク&パーマー自身がレコード・レーベル「マンティコア」を設立し、本作はそのマンティコアから初めてリリースされたアルバム「Brain Salad Surgery(恐怖の頭脳改革)」。グレッグ・レイク(ボーカル、ベース、ギター)、キース・エマーソン(ピアノ、オルガン、ハープシコード、アコーディオン、ムーグ・シンセ、ボーカル)、カール・パーマー(ドラム、パーカッション、パーカッション・シンセ)によるトリオ形態で制作され、彼らの全盛期の最後のスタジオ録音作品とされている。過去アルバム3作で示したアプローチ(クラシカルさやジャズとロックの融合、攻撃的で暴力的なハードロック、シンフォニック、叙情性やリリカルなバラード)を進化させているアルバム。
アルバムの一曲目の「聖地エルサレム」はチャールズ・ヒューバート・パリーの作曲のエルサレムをアレンジしたもので、歌詞は原曲のままにしている。クラシックの楽曲を多数演奏したエマーソン、レイク&パーマーだが、声楽曲をアレンジしたのはこの曲が最初である。「トッカータ」は、アルゼンチンのアルベルト・ヒナステラが作曲「ピアノ協奏曲第1番第4楽章」を編曲したもの。大作の「悪の教典#9」はグレッグ・レイクとキース・エマーソンのオリジナルで、第1印象パート1から第3印象までの4曲で構成されている、一部ではグレッグ・レイクがエレキ・ギターを弾き、エマーソンが右手でキーボードを弾きながら左手のモーグ・シンセサイザーでベース・パートを補完することにより、4ピースバンドスタイルをトリオ編成で実現した。「聖地エルサレム」はイギリスでシングルとして発売されたが、アメリカでは宗教の問題で見送られた。アルバムのアートワークは、アメリカの映画「エイリアン」のデザインでも有名なスイスの画家:ハンス・リューディ・ギーガーが手掛けています。
当時の最先端となるムーグ・シンセサイザーを縦横無尽に駆使し、豊富なアイデアとテーマを提示したアルバムです。


「聖地エルサレム」(作詞:ウィリアム・ブレイク、作曲:チャールズ・ヒューバート・パリー、編曲:エマーソン、レイク&パーマー)

「トッカータ」(原曲:アルベルト・ヒナステラ、編曲:エマーソン、パーマー)

「悪の教典#9 第1印象 パート1 」(作曲:エマーソン、レイク)

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10cc How Dare You [CD]


びっくり電話+3

びっくり電話+3

  • 出版社/メーカー: USMジャパン
  • 発売日: 2013/02/20
  • メディア: CD


10ccの通算4枚目のオリジナルアルバム「How Dare You(びっくり電話)」76年にリリースされた、このアルバムはエリック・スチュワート/グレアム・グールドマン/ケヴィン・ゴドレイ/ロル・クレームの4人編成による10cc最後の作品であり、同年10月にケヴィンとロルは脱退、ゴドレイ&クレームとして活動を始める。一方、エリック&グレアムは10ccを存続させ、次回作の「愛ゆえに」をリリースする事になる。この4人は全員がソングライターであり、4人全員がシンガーでもあり、4人全員がプロデューサーも兼ね、4人のうち2人がレコーディング・スタジオの共同所有者でエンジニアリングもこなす才能の4人、 前作の「オリジナル・サウンドトラック」は「架空の映画のサウンドトラック」という10ccらしい風変わりな設定で知的な遊び心とイギリス人らしい皮肉さなどの完璧な構成で大ヒットした、今回はゴドレイ&クレーム組とエリック&グレアム組に分かれてサウンド・メイキングをしてギリギリのところでコントロールしポップなアルバムに仕上げているので独立した小作品集となっている。ジャケット・デザインは前作に引き続きヒプノシスが担当しているため想像力を刺激するアートワークのジャケットとなっている。その辺の普通のポップ・バンドのものとは明らかに違う、ひねくれたポップスを堪能できる。



「How Dare You」

「I Wanna Rule The World」

「Art For Art's Sake」

「I'm Mandy Fly Me」

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Elton John Goodbye Yellow Brick Road [CD]


Goodbye Yellow Brick Road

Goodbye Yellow Brick Road

  • アーティスト: John, Elton
  • 出版社/メーカー: Mercury
  • 発売日: 2014/03/25
  • メディア: CD


楽曲製作が好調だったため、2枚組になった「Goodbye Yellow Brick Road」(アルバムに収録されずシングルB面となったものもある)は73年にリリースされた。殆どの楽曲は1、2テイクで収録されたという。気分を変えて当時の最先端のトレンドだったジャマイカでレコーディングする予定が、環境の悪さから、使い慣れたスタジオ「シャトー・ディエロヴィル」(フランスの古城を改築したもの)に戻り製作された。立て続けに大ヒットアルバムを飛ばし続けていたエルトン・ジョンの初のダブル・アルバムでもある、エルトン・ジョンは強靭なロックン・ローラーである事はもちろん、ブルー・アイド・ソウルと言っても良い領域の曲もあり(ブルー・アイド・ソウルという言葉が後からついてきた感じでははある)、多様性を感じられるアーティストで、素晴らしいソングライティングと感動的なピアノ演奏と斬新なアレンジで、聴き手を引き込むのは天才的である、結果的にアルバム「Goodbye Yellow Brick Road」は全米で8週間連続で1位となる空前のセールスを記録し、エルトン・ジョンをスーパー・スターにしたアルバムである。


「Goodbye Yellow Brick Road」ジュディ・ガーランド主演のミュージカル映画『オズの魔法使い』の中の、オズへ続く「黄色いレンガの道」を指している。

「Candle In The Wind」後年にダイアナ妃に捧げられた曲。

「Saturday Night's Alright For Fighting 」明らかにストーンズを意識したロックン・ロール。

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Queen A Night At The Opera [CD]


Night at the Opera (2011 Remaster)

Night at the Opera (2011 Remaster)

  • アーティスト: Queen
  • 出版社/メーカー: Island UK
  • 発売日: 2011/03/22
  • メディア: CD


プロデューサーのロイ・トーマス・ベイカーとバンドが共同プロデュースした4枚目のアルバム「A Night at the Opera(オペラ座の夜)」本国イギリスで初めてチャート1位を記録したアルバムでもあり、クイーンの代表曲のひとつである「ボヘミアン・ラプソディ」はシングルカットされ、イギリスのチャートで9週間連続1位を記録した。当時のイギリスはオイル・ショックの影響で停電が度々起こり社会情勢はあまり良くない状況で「ボヘミアン・ラプソディ」は生まれた、そして「クイーン II」のジャケットをモチーフにした「ボヘミアン・ラプソディ」の映像エフェクトを駆使したプロモーション・ビデオが製作され、テレビで放映された暗い社会の中に大きなインパクトを与え話題になったという。それまでのポピュラー音楽の動画によるプロモーション形態は演奏シーンなどが主であったが、最初の「プロモーションを目的としたビデオ」として、一般的に認識されている。もちろん日本でも 凄い話題になり衝撃の映像だったのよく覚えている。当時のイギリスのポピュラー・ミュージック史上、最高の制作費がかかったアルバムといわれていて「ボヘミアン・ラプソディ」だけでも6つのスタジオを使用している、またヴォーカルを何度も重ねて録音したから録音テープがすり減ってテープが透けて見えてという逸話がある。そこまでではないが本当にテープのすり減りは危険な状態だったらしい。このアルバムが明らかにターニング・ポイントとなり、それまでになかったタイプの独創的な楽曲を多く排出して事になり、歴史に残るような名曲を、複数曲産み出していく。さま~ずの三村さんが映画『ボヘミアン・ラプソディ』を見に行き、「俺、音楽の事を全然知らないのに、全部の曲を知っていたんだよね、これもあれもクイーンの曲だったんだね」と言っていた、これって凄い事だと思い、改めてクイーンの凄さを感じた。


「You're My Best Friend」ベーシストのジョン・ディーコンの作詞・作曲、彼にとって初めてのクイーン・シングル曲。

「I'm In Love With My Car」ロジャー・テイラー作曲とヴォーカル、「Bohemian Rhapsody 」B面にも収録されている。

「Love Of My Life」フレディ・マーキュリーがガールフレンドであるメアリー・オースティンのために書いたバラードの名曲。

「Bohemian Rhapsody 」フレディ・マーキュリーの自身の事を歌っているとか色々な説があるがフレディは人間関係さと言ってこれ以上は言わないよと言っている。個人的な意見だが聴く人たちが色々な解釈出来る曲こそが名曲だと思っている。

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