Jeff Healey See the Light [CD]
ジェフ・ヒーリーは、盲目ののギタリスト&シンガー。カナダのトロントに生まれたヒーリーは、1歳のときガンにより失明する。3歳でギターを弾くようになり、17歳のときに初めてのバンドを結成した。その演奏スタイルは、ひざの上にギターを置いて、両手の10本の指を自在に滑らせるというもので、彼独特の奏法である。パトリック・スウェイジ主演の映画『ロードハウス/孤独の街』に出演し、それがきっかけとなりアリスタ・レコードと契約。88年にアルバム「See the Light」でデビューを果した。そこからのシングルカット曲である「Angel Eyes」は、全米ヒットチャート(ビルボード誌_HOT 100 Singles)で最高位5位、89年の年間チャートでも80位にランクされる大ヒットとなった。デビュー当時はブルースロックを前面に押し出していたが、その後は、トラディショナルなジャズの作品も手がけている。2007年にはガンを取り除くために脚と肺の手術を受けて、闘病生活を送りながらも演奏活動は続け、2008年に久々のブルースロック・アルバム「Mess of the Blues」を完成させた。そのリリースを目前に控えた2008年3月2日、ガンのために亡くなった。41歳だった。
デヴィッド・サンボーンがホストをしていた音楽番組「Night Music」 でデビュー当時のジェフ・ヒーリーのプレイを見て感動と衝撃を受けました、その映像が「See The Light」です、バックのミュージシャンはマーカス・ミラー、オマー・ハキム、Dr.ジョンです。
「Angel Eyes」
「Confidence Man」
「See The Light」