高中正義 ザ・レインボウ・ゴブリンス [CD]
- アーティスト: 高中正義
- 出版社/メーカー: Universal Music
- 発売日: 1995/05/25
- メディア: CD
高中正義が80年にグアム島に遊びに行った時に、とある本屋で手にしたのがイタリアの画家であるウル・デ・リコの絵本「THE RAINBOW GOBLINS」虹を食べて生き続ける7匹の小鬼達（ゴブリンス）と小鳥、草花が演じるファンタジックな世界にすっかり魅了されてしまった高中正義、この絵本をギターという絵の具を使ってサウンド・スケッチをしていったら面白いと思ってから、絵本を片時もはなさずにサウンド・イメージすること一年、ついに完成したアルバム「ザ・レインボウ・ゴブリンス」（邦題は「虹伝説」）は81年にリリースされた、当アルバムが発売される1ヶ月前に小学館から「THE RAINBOW GOBLINS」の日本語訳の絵本が発売され、現在でいうメディアミックスの先駆けと言える作品である。当初は1枚のアルバムのつもりが2枚組となる大作のコンセプト・アルバムとなり、スケールの大きなサウンドに乗せてギターがメロディアスに歌い上げた高中正義の渾身の作品、97年に続編「虹伝説II THE WHITE GOBLIN」も作られた。
「Once Upon A Song」この曲のテーマは地平の平和な楽園です。
「Seven Goblins」いよいよ黄色や緑の7色の小鬼達（ゴブリンス）の登場です。
「The Sunset Valley」谷間に沈む夕陽をたたえるリズムは何とチャチャ、アルバム唯一のアコースティックのギター・ソロはチャチャにピッタリです。
「Rainbow Paradise」綺麗な虹の中で素敵な夢を見るゴブリン達。
「Rainbow Was Reborn」ゴブリン達がいなくなり、花達に救われた虹が、新しく生まれ変わります。
