佐藤允彦 & Medical Sugar Bank [CD]
- アーティスト: 佐藤 允彦 & メディカル・シュガー・バンク
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2016/05/25
- メディア: CD
佐藤允彦は1966年から1968年までアメリカ合衆国ボストン市のバークリー音楽院（現バークリー音楽大学）に留学して作曲・編曲を学んだ、ちなみにバークリーに留学した佐藤允彦が4人目（秋吉敏子、渡辺貞夫、荒川康夫、佐藤の順だった）その後にチャールス・ミンガスのアルバム「Charles Mingus With Orchestra」の録音に参加。同世代のチック・コリアに共通する最先端のジャズから富樫康彦などと行った実験的なフリー・ジャズ、日本の伝統音楽とコラボレーションしたビック・バンド、歌謡曲、ポップス、さらに映画・CM・テレビなどへの音楽提供など、ありとあらゆる能を発揮してきた。前作の「All In All Out」はずいぶん前にに紹介したが、デイブ・リーブマンやハヴィー・メイソン（バークリー音楽院の同級生）など、アメリカの一流ミュージシャンと共演した素晴らしいアルバムだった、この「All In All Out」をさらに超える音楽を日本人ミュージシャンとのパーマネント・グループで実現するために結成したのが「佐藤允彦 & Medical Sugar Bank」だった。Medical Sugar Bankのメンバーは清水靖晃（Ts）山木秀夫（Dr）高水健司(b) 穴井中臣(Per)で、その当時の若手No.1というべきプレイヤーを起用し、サウンドはバリバリのＮＹ系サウンドで、イマジネーション溢れるプレイスタイルでした、佐藤允彦はエレクトッリック・ピアノをメインに、シンセサイザーを効果的に使ったプレイは素晴らしい物でした。「佐藤允彦 & Medical Sugar Bank」解散後、清水靖晃（Ts）山木秀夫（Dr）高水健司(b) の3人は渡辺香津美の「KAZUMI BAND」のメンバーとなり活躍します。
「Monadic Dance」
「Fly Way Fly」
「Saga Unknown」
