角松敏生 SEA IS A LADY [CD]
「SEA IS A LADY」(シー・イズ・ア・レディ)は、87年に発売された角松敏生のギタリストとプロデューサーとしての才能もみせつけた1作目のインストゥルメンタル・アルバム。全編通して、角松敏生のギターによるアルバムとなっており、サブタイトルに女性の名前を付けているのが特徴です。サウンドは角松敏生らしいかなりゴージャスな作りで、夏向けの企画物感はあるものの、内容はよくできできていて、 サウンドのヌケも良いし、ギターもあまり気負いがない感じで、ギタープレイを上手くまとめているし、カッティングのリズム・ギターも良い味をだしているし、決して テクニカルではないですがメロディアスで、角松敏生らしいギターを魅力的に表現したアルバムでした。今は亡き青木智仁(B)と村上ポンタ秀一(Ds)のリズム隊も良かったです。
余談ですが、昨日の日本テレビの番組「スッキリ」で最近の10代、20代の若者の新しい音楽の聴き方をやっていたのですが、10%から20%の人が、イントロをトバシテ聴く、間奏や楽器のソロもトバシテ聴く、歌だけを聴きたいからだそうです。一番凄かったのは歌のサビだけを聴くでした。映画を倍速で見るのはまだわかりますが、司会の加藤さん達もビックリしてました、作り手の方の気持ちを考えているのと聞かれても返答に困っていましたよ。今日紹介しているインストゥルメンタル・アルバムのアルバムとかどうなるのでしょうか?
「Sea Line "Rie"」
「Night Sight Of Port Island "Midori"」
「Sunset Of Micro Beach "Satoko"」
「Midsummer Drivin' "Reiko" 」
「Lovin' You "Sawako"」
「June bride」