SSブログ

BROWNSMITH [CD]


ブラウンスミス (生産限定紙ジャケット仕様)

ブラウンスミス (生産限定紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: ブラウンスミス
  • 出版社/メーカー: ヴィヴィド・サウンド
  • 発売日: 2021/06/30
  • メディア: CD


米国シアトル出身の2人、ドン・ブラウンがヴォーカルとアコースティック・ギターを担当、ギャレット・スミスがベースとバック・ヴォーカルを担当、男性デュオのブラウンスミス、彼らの唯一のアルバムは73年に自主制作盤(First American)でリリース後、1975年にキャピトル・レコーズに発売権が移りメジャー・リリースされた作品。アコースティック基調のAOR風の作品で、さりげないアコースティック感覚漂うソフト&メロウなサウンドが実に心地よく、ゆったりとしたメロディーに乗って、ヴォーカルが甘く響き、そこにハイトーンのコーラスがほどよい爽やかさを加え、甘くなりすぎない心地よさを生み出しています。上品なストリングスや淡いオーボエやフルートなどのアレンジなどによるソフト&メロウなアコースティック・サウンドが素晴らしく、メロウさと爽やかさの絶妙な心地よさにいつまでも浸っていたくなる好作品です。同郷のゲイブリエルや後にボーイ・ミーツ・ガールを組むシャノン・ルビカムが参加。ドン・ブラウンはその後ソロで2枚のアルバムを作っている。

「Forever」

「Summer Afternoon」

「Lightning Lady」

「Circus Ride」

nice!(31)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

The Gadd Gang Here&Now [CD]


ヒア & ナウ(期間生産限定盤)

ヒア & ナウ(期間生産限定盤)

  • アーティスト: ザ・ガッド・ギャング
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2016/04/27
  • メディア: CD


ガット・ギャングはドラムのスティーブ・ガッドがリーダーとなりキーボードのリチャード・ティー、ギターのコーネル・デュプリー、ベースのエディ・ゴメスからなる4人編成のバンド、途中からバリトン・サックスのロニー・キューバーが加わった5人編成のR&Bバンドとなる。セカンド・アルバム「ヒア・アンド・ナウ」は88年にリリースされた。やはりスティーブ・ガッド達はR&Bが好きなんだと思えるアルバムで、日頃から親しんでいるR&Bのお気に入りの音楽を楽しんでいるのがわかる作品。メンバーもニューヨークで日頃からセッションを重ねている何の気兼ねも無いメンバー達で、その選曲はオーティス・レディングやキング・カーティスやレイ・チャールズ、テンプテーションなどのR&Bの名曲を選んでカヴァーしている、特にキング・カーティス絡みの曲が多いのも興味深いものがありました。キング・カーティスは前にも紹介したのですが、60年代からニューヨークのR&B・ソウル・シーンをリードしたサックス奏者で、72年に射殺されるまでニューヨークの濃密なグルーブ・サウンドの先駆者で巨人でした、そんな彼に同じニューヨーカーのスティーブ・ガッド達が影響を受けたのは当然で、特にコーネル・デュプリーとリチャード・ティーは彼のバンドにいましたから影響を受けて、その流れから彼らのバンド「スタッフ」に音楽性は受け継がれています。
メンバー間の阿吽の呼吸と自然なコラボレーションの演奏は、R&Bに根差した音楽に対しておおららかな表現にピッタリとしていて、特にライブでは多くの人を魅了しました。

「I Can't Turn You Loose」オーティス・レディングが65年にリリースした、R&B・ソウルの名曲。

「A Whiter Shade Of Pale」プロコム・ハルムのあまりに有名な67年の大ヒット曲。バッハのカンカータ第140番にインスパイされて出来たと言われている。

「Things Ain't What They Used To Be」デューク・エリントンの43年の作品、ガット・ギャングはシャッフル・ビートでカッコ良く演奏している。

「Signed, Sealed, Delivered, I'm Yours」スティーヴィー・ワンダーが70年にリリースした曲、スタッフ時代もカヴァーしている。六本木ピットインの映像。

nice!(26)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

Ashford&Simpson So So Satisfied [CD]


SO SO SATISFIED: EXPANDED EDITION

SO SO SATISFIED: EXPANDED EDITION

  • アーティスト: ASHFORD & SIMPSON
  • 出版社/メーカー: BBR
  • 発売日: 2015/10/30
  • メディア: CD


アシュフォード&シンプソンはニコラス・アシュフォードとヴァレリー・シンプソンのアメリカ人夫婦ソングライティング・プロデュースチームであり、レコーディング・デュオである。キャロル・キングと同じ様に60年代はモータウンのスタッフ・ライターとして多くのヒット曲を生み出し、70年代には自らがアーティストとなり活躍します。中でも60年代のマービン・ゲイとタミー・ティレルのデュエット・ソングを何曲も手掛け、あまりにも有名な「Ain't No Mountain High Enough」がありますが、この曲はさらにダイアナ・ロスがソロになった第一弾の曲でもあり、全米ビルボードで3週間も一位というメガヒットとなります。2人はモータウンを離れワーナーからデビューし、レコーディングもニューヨークに移ります。アルバム「So So Satisfied」は77年にリリースされた4枚目のアルバムで、当時のニューヨークの最も素晴らしいサウンドが聴く事が出来ます。とにかく演奏が素晴らしいアルバムでスタッフのメンバーを中心に、リチャード・ティー(Key)エリック・ゲイル(g)ヒュー・マクラッケン(g)リック・マロッタ(dr)スティーブ・ガッド(d)のツイン・ドラム、このリズム・セクションがとにかく素晴らしいグルーブを生み出していました。そしてストリングスのアレンジも素晴らしく、アレンジは白人のギタリストのアル・ゴーゴニニで、この頃ソウル系のアレンジを多くやっていました。この次の年に2人の新たな代表作となるナンバー・ワン・ヒット「I'm Every Woman」をチャカ・カーンに書き下ろしますが(今はホーイットニー・ヒューストンのカヴァー・ヴァージョンの方が有名かな)、その布石となったアルバムです。

「Tried, Tested And Found True」

「Maybe I Can Find It」

「Destiny」

「Couldn't Get Enough」

nice!(26)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

Carole King In Concert [CD]


イン・コンサート(紙ジャケット仕様)

イン・コンサート(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: キャロル・キング
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2007/11/05
  • メディア: CD


キャロル・キングは60年代初頭からは夫ジェリー・ゴフィンとの夫婦による作曲コンビで、ポップ・サウンドのクリエーターとして、ドリフターズの「アップ・オン・ザ・ルーフ 」アレサ・フランクリンの「ナチュラル・ウーマン」などに楽曲を提供し数々のヒット曲を送り出し、70年代はシンガーソング・ライターとして活動に本腰を入れ、71年のソロ・アルバム「つづれおり(Tapestry)」は、全米アルバムチャートで15週連続1位となり数々の部門でグラミー賞を獲得した。93年のアルバム「カラー・オブ・ユア・ドリームス」ではガンズ・アンド・ローゼズのギタリスト、スラッシュをフューチャーし話題を呼んだ。このアルバム「イン・コンサート」は93年のツアー中のハートフォールズ・ブシュネル・ホールでの模様を収録したもので、最新のアルバムで共演したガンズ・アンド・ローゼズのギタリスト、スラッシュをゲストに迎えていたり、60年代に他のアーティストに提供した「Natural Woman」「Locomotion」などの楽曲や、名盤「つづれおり(Tapestry)」から「So Far Away」「It's Too Late」「You've Got a Friend」の曲も演奏され、まさにキャロル・キングの集大成のライブである。音楽と自分の感情に忠実なキャロル・キングの力強いステージは感動的である。「Locomotion」ではガンズ・アンド・ローゼズのギタリスト、スラッシュのギター・ソロが聴けるし、「You've Got a Friend」ではデビィッド・クロスビーとグラハム・ナッシュのコーラスが聴けるのは嬉しい。

「So Far Away」

「Natural Woman」

「It's Too Late」

「Locomotion」

「You've Got a Friend」With David Crosby & Graham Nash

nice!(29)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

Marvin Gaye  Live At The London Palladium [CD]


Live at the London Palladium

Live at the London Palladium

  • アーティスト: Gaye, Marvin
  • 出版社/メーカー: Motown
  • 発売日: 1999/08/24
  • メディア: CD


マービン・ゲイのライブと言えば74年のライブアルバムが有名だが、ツアーではなかったからか、バックの演奏もマービンの歌も特に前半部分はどこか安定さに欠ける部分が否めなかったが、この77年にリリースされた「ライブ・アット・ザ・ロンドン・パラディウム」は、官能美を極めた76年の傑作アルバム「アイ・ウォント・ユー」が出た直後のライブとあって官能的でシックでスマートな雰囲気に満ちていて、いつ聴いても非の打ち所がないほどに素晴らしい出来となっています。ライブならではの60年代のヒット・メドレーI、70年代のヒット・メドレーII、さらにマービン・ゲイが女性歌手とのデュエットで放ったヒット曲のメドレーIII、デュエットをしたキム・ウェストン、ダイアナ・ロス、タミー・テレルの名前を呼びあげて始まるのも痺れます、このライブでパートナーを務めて歌ったのはフローレンス・ライルス。当時37歳のマービン・ゲイの最も成功したライブ・アルバムとなり、モータウンで彼の最も商業的に成功したアルバムの1つにもなり、77年後半「ライブ・アット・ザ・ロンドン・パラディウム」は13週間トップ10に留まり、200万枚を売り上げ、アメリカでその年のベストセラーアルバムトップ10の1つになりました。

「Let's Get It On」

「Medley I:Ain't That Peculiar~You're a Wonderful One~Stubborn Kind of Fellow~Pride & Joy~Little Darling (I Need You)~I Heard It Through the Grapevine~Hitch Hike~You~Too Busy Thinking About My Baby~How Sweet It Is (To Be Loved by You))」

「Medley II:Inner City Blues (Make Me Wanna Holler)~God Is Love~What's Going On~Save the Children」

「Medley III:You're All I Need to Get By~Ain't Nothing Like the Real Thing~Your Precious Love~It Takes Two~Ain't No Mountain High Enough」


nice!(27)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

Roberta Flack&Peabo Bryson Live&More [CD]


ライヴ&モア(紙ジャケット&SHM-CD)

ライヴ&モア(紙ジャケット&SHM-CD)

  • アーティスト: ロバータ・フラック&ピーボ・ブライソン
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2013/07/31
  • メディア: CD

ダニー・ハサウェイの死という悲しみをのりこえ、新たなるパートナー、ピーボ・ブライソンを迎えたロバータ・フラック初の2枚組ライヴ・アルバム「Live&More」80年にリリースされた。ライヴ音源を中心にスタジオ録音を加えたもので、メインであるロバータ・フラックの歌声も素晴らしいが、この作品がきっかけでブレイクしたピーボ・ブライソンの歌声も素晴らしい。ロバータ&ダニーの名曲再演のほか、ピーボ・ブライソンはソロ曲も披露し、ダニー・ハサウェイに匹敵するピーボ・ブライソンの歌唱で情熱的に迫る。ライブののバック・バンドがそれぞれ異なる事から、ロバータ・フラックと ピーボ・ブライソンのステージは別のプログラムで組まれたようで、2人のデュエットはロバータ・フラックのステージに ピーボ・ブライソンが客演する形で行われている。ロバータ・フラックのバック・バンドのメンバーはマーカス・ミラー(b)、バディー・ウィリアムス(dr)、ルーサー・バンドロス(cho)などの超強力ラインナップで、シンプルな演奏であるが、素晴らしい演奏で二人の歌声をバックアップしている。ピーボ・ブライソンのバック・バンドも悪くはないが、その差は歴然としていたのはチョット残念だった。ロバータ・フラックの名曲が並んだライブはハートウォーミングな世界へ連れて行ってくれると同時に音楽の喜びや希望を聴かせてくれるのは決して大げさではない。

「Only Heaven Can Wait (For Love) / You Are My Heaven」


「Back Together Again 」

「Feel Like Makin' Love」

「Killing Me Softly with His Song」

nice!(31)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

Jamiroquai Emergency On Planet Earth [CD]


Emergency on Planet Earth

Emergency on Planet Earth

  • アーティスト: Jamiroquai
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 2010/06/08
  • メディア: CD


「エマージェンシー・オン・プラネット・アース」は、イギリスのファンクとアシッド・ジャズのバンド、ジャミロクワイのデビュー・スタジオ・アルバムで、93年にリリースされた。ジャミロクワイとは、イギリス出身のアーティストのジェイ・ケイのソロユニットであり、「ジャミロクワイ」はケイを中心としたユニット名であると同時にケイのステージネームでもある。彼の周りにはキーボードのトビー・スミス、ドラムのニック・ヴァン・ゲイダー、ベースのスチュアート・ハンナからなるジャミロクワイの中核メンバーというべきものがいて、ライブではさらにホーン・セクションが加わり11人編成のバンドとなる。何よりも音楽そのものをダイレクトに人々とコミュニケートするために、あえてジャミロクワイという抽象的なイメージを前面に出した活動を考えているようだ。ジェイ・ケイは23歳という若さで、スティヴィー・ワンダーやギル・スコット・ヘロンなどから影響を受けているらしいが、その音楽を知ったのはロンドンのクラブ・ムーヴメントを通じだったようだ、レア・グルーヴの父として名高いJのノーマン・ジェイなどに影響を受けて60年代から70年代のソウルやファンクやジャズを聴くようになったらしい。その影響で、アルバムのサウンドもコンピューターやサンプリングに頼った部分はほとんど見当たらなく、生々しいライブ感のあるサウンドとなっている。ジャミロクワイというネーミングはアメリカ・インディアンのイロクアイ族から取られていて、ジェイ・ケイはそのイロクアイ族の自然とともに生きようとする教えに大きな敬意を抱いているという。

「When You Gonna Learn? 」

「Too Young to Die」

「Emergency on Planet Earth」

「Blow Your Mind」

nice!(27)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

George Benson In Your Eyes [CD]


ユア・アイズ<FUSION 1000>

ユア・アイズ<FUSION 1000>

  • アーティスト: ジョージ・ベンソン
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2015/07/29
  • メディア: CD


「イン・ユア・アイズ」は、ジョージ・ベンソンの83年のアルバムで、プロデューサーのアリフ・マルディンがプロデュースした唯一のアルバムです。前作はクインシー・ジョーンズによってさらにヴォーカリストとしてフューチャーしたあのアルバム「ギブ・ミー・ザ・ナイト」グラミー賞で三冠を獲得した。ヴォーカリストとして本腰を入れ始めたジョージ・ベンソンは、81年にアレサ・フランクリンのアルバム「ラブ・オール・ザ・ハート・アウェイ」でデュエットをし(ずいぶん前に紹介していますが名曲です)、そのアルバムをプロデュースを手掛けていたのがのがアリフ・マルディンで、数々のソウル・R&Bのアーティストを手掛けて来たアリフ・マルディンらしいアプローチとなっている。クインシー・ジョーンズに続きアリフ・マルディンという、続き当時超売れっ子の両巨匠と立て続きに組んだジョージ・ベンソン。同時期にこの二人と組んだのはチャカ・カーンだけで、その勢いを感じることができる。その縁もあるのか「Love Will Come Again」ではチャカ・カーンのコーラスが聴くことができる。アリフ・マルディンの人脈を駆使しバックのミュージシャンも豪華だった、デヴィッド・ペイチ、スティーブポーカロ、ジェフ・ポーカロのTOTO組をはじめスティーヴ・フェローン、ハミッシュ・スチュアート のアヴェレージ・ホワイト組、マーカス・ミラー 、スティーヴ・ガッド、リチャード・ティー、ウィル・リー 、ネイザン・イースト、マイケル・ブレッカー 、ランディ・ブレッカー、デビッド・サンボーン、などや、ホーン・アレンジにはジェリー・ヘイの名前もある、ロサンジェルスやニューヨークの腕利きがこぞって参加している。一曲目のユージン・マクダニエルズ作曲の名曲「Feel Like Making Love」をダンサブルにアレンジしたのには良い意味で驚いた。ファースト・シングルの「Inside Love (So Personal)」は当時ニューヨーク・サウンドの立役者として成長著しいカシーフの力を借りている。ジャズ・ギタリストとしても、本作では2曲のギター・インストも収録、その一曲「Being with You」はウエザー・リポートの実力派ドラマー、オマー・ハキムの書き下ろしとなっていて、グラミー賞のポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンスを受賞している。オマー・ハキムはジョージ・ベンソンのバンドに入りたかったが、ジョージ・ベンソンに断られ続けたという過去があったが、グラミー賞の受賞によりジョージ・ベンソンのギタリストとして光を与えた、チョットいい話である。

「Feel Like Making Love」

「Inside Love (So Personal)」

「Love Will Come Again」

「Being with You」

nice!(25)  コメント(2) 
共通テーマ:音楽

The Brothers Johnson Blam!! [CD]


ブラム!

ブラム!

  • アーティスト: ブラザーズ・ジョンソン
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2018/06/13
  • メディア: CD


「ブラム!!」はブラザーズ・ジョンソンの3枚目のアルバムで78年にリリースされた。ビルボードR&Bアルバムチャートでトップになり、ポップアルバムチャートで7位になりました。ブラザーズ・ジョンソンは兄ジョージ(ギター)と弟ルイス(ベース)によるユニットで、幼少期からバンド活動をし、73年から2年間ビリー・プレストン・バンドに在籍、75年にクインシー・ジョーンズと出会い、クインシー・ジョーンズのバンドに入り、弟ルイスによるチョッパー・ベースを売りとして、76年にクインシー・ジョーンズのプロデュースの下でデビュー、シングル・カットした「I'll Be Good To You」がR&Bチャート1位に輝き、華々しいスタートとなり、クインシー・ジョーンズによる敏腕プロデュースぶりには脱帽するしかなかった。前作まではメロー・ファンク路線だったが、「ブラム!!」は最もファンク色が強く出ているアルバムとなっている。P-Funkの要素を取り入れたアルバム一曲目「Ain't We Funkin' Now」はハーヴィー・メイソンのファンキーなドラム、ルイスのバキバキのチョッパー・ベース、ジョージの切り裂くようなハイ・トーンのギター、ファンク・グルーブ感たっぷりのナンバーはこのアルバムを象徴するような作品で、このアルバムを期待するには十分の曲だった。この頃にはブラザーズ・ジョンソンの2人はクインシー・ジョーンズ秘蔵っ子としてクインシー・ジョーンズの作品に参加、特に弟のルイスはベーシストとしてマイケル・ジャクソンの「オフ・ザ・ウォール」「スリラー」や「ウイ・アー・ザ・ワールド」に参加している。

「Ain't We Funkin' Now」

「Ride-O-Rocket 」

「Mista' Cool」

「It's You Girl」

nice!(30)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

Bobby Womack The Poet [CD]


Poet

Poet

  • アーティスト: Womack, Bobby
  • 出版社/メーカー: Razor & Tie
  • 発売日: 1993/10/29
  • メディア: CD


サム・クックのバック・バンドを含むギタリストの活動を経て、68年にソロ・デビューをしたボビー・ウォマック。さらにセッション・ギタリスト、作曲家としての活動を開始し、アレサ・フランクリンのアルバムでギタリストとして参加したり、ウィルソン・ピケットへ楽曲「I'm In Love」を提供するなどの活動をおこなった、ジョージ・ベンソンやガボール・ザボでも知られる名曲「Breezin'」の作者としても知られている。「ザ・ポエット」は81年にリリースされた、ボビー・ウォマックの13枚目のスタジオ・アルバム。70年代後半の低迷期を抜け出して久々にはなった大ヒット作、シングル「If You Think You're Lonely Now」はビルボード・トップ・ブラック・アルバムチャートのトップに達しました。バックは、ギターにデヴィッド・T・ウォーカー、べースにネイザン。イースト、ハープにドロシー・シュビー、パーカッションにパリーニョ・ダ・コスタ、ドラムにジェイムス・ギャドソン等が参加。80年代に入りアーバン調に変化はしているがサム・クックに影響を受けた激しくファンクしながらもどこかホッとする歌声は変わっておらず、彼の最高傑作と呼ばれている。 「The Poet」のコンセプトは「The Poet 2」「Someday We'll All Be Free」と続き、「Poet三部作」と呼ばれている。

「So Many Sides of You」

「Just My Imagination」

「If You Think You're Lonely Now」

nice!(23)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。