James Taylor JT [CD]
ジェームス・テイラーの8枚目のスタジオ・アルバム。ワ-ナーからCBSに移籍しての第一段、プロデューサーに関しては、デビュー後の4作品を手がけたPeter Asherを久しぶりに起用し、バックも初期の作品でお馴染みのザ・セクションのメンバーで、初心に戻ったようなサウンドと、少数精鋭のソリッドなバンド・スタイルを基本に、ウエスト・コースト路線と都会的なスマートさがバランス良く入り、ジェームス・テイラーらしい洗練されたメロウさとAORサウンドが光っていて、一見地味だが何年たっても古くならないジェームス・テイラーのサウンドを顕著に感じさせるアルバムの一つである。リンダ・ロンシュタット、当時の妻カリー・サイモン、リア・カンケルの女性ヴォーカルの起用も効果的で、アメリカ国内で350万枚を売り上げてテイラーの最も売れたスタジオアルバムとなった。
「Your Smiling Face 」2枚のヒットシングル。
「Handy Man」全米4位のヒット曲となり、最優秀男性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス賞を受賞した。
「Secret o' Life」ジェームス・テイラーの定番曲