佐藤允彦 Amorphism [CD]
80年代で、Steve Gadd、Eddie Gomezの映像で良い物がないかと思い、ピアニストの佐藤允彦との共演を思い出しました、たぶん88年の頃の映像で、佐藤允彦、Steve Gadd、Eddie Gomezトリオの三部作の第二弾のアルバム「Amorphism」からの曲を演奏、アルバムも全米でリリースされました。全曲が佐藤允彦のオリジナル、佐藤の歯切れ良く疾走のメロディとオリエンタリズムをふんだんに取り入れ、ベースとドラムとピアノのキメを作りながらの奔放なアドリブとグルーヴは素晴らしく、生ピアノだけでなく、シンセの積極的な導入は、シンセの著しい進化をしている80年代の時代を感じてしまう。前作の「AS IF …」は自身が最も影響を受けたピアニストビル・エバンスに捧げたアルバムで、ビル・エバンスにちなんだ楽曲を収録、前作も凄く良かったが、前作の完成度よりも佐藤の色が明確になったため面白さを感じた。
「Escape Velocity」アルバムの聴きどころの曲。
「Alice in Wonderland」アルバムにははいっていないが、名曲を佐藤らしい素晴らしいアレンジで演奏。