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Deniece Williams This Is Niecy [CD]


THIS IS NIECY

THIS IS NIECY

  • アーティスト: DENIECE WILLIAMS
  • 出版社/メーカー: BBR
  • 発売日: 2012/03/05
  • メディア: CD


スティーヴィー・ワンダーのバック・コーラス・グループ=ワンダーラヴの一員としてスティーヴィーの名作群「Talking Book」「Fulfillingness’ First Finale」「Songs In The Key Of Life」に参加、その他にもミニー・リパートンのあの「Lovin’ You」を含む名盤「Perfect Angel」やロバータ・フラックの「Feel Like Makin’ Love」といった数々にセッション・ボーカリストとして参加し活躍していた頃に、アース・ウィンド&ファイアーの総帥モーリス・ホワイトに見初められ、モーリス・ホワイトのカリンバ・プロダクションの秘蔵っ子として売り出したデニース・ウィリアムス。アルバム「ディス・イズ・ニーシー」は76年にリリースされたデニース・ウィリアムスのデビュー・アルバム。アース・ウィンド&ファイアーのモーリス・ホワイトがプロデュースをし、そしてアース・ウィンド&ファイアーの面々による演奏はアレンジも含めて見事にキマっていて、セッション・ワークとしても絶頂期のアース・ウィンド&ファイアーを現すものでした。アルバム収録の7曲は、全曲デニースが共作してます、従って、単に「アースのオケをバックに女性シンガーが歌ってる」というスタイルではなく、どの曲にもしっかりデニース自体の存在感と世界観を感じさせる要素が織り込まれていています。そして彼女の歌声は「ソングバード」と呼ばれ、鳥がさえずるような4オクターブにわたる美しいソプラノボイスを駆使して、情感たっぷりに歌っています。

「It's Important To Me」

「That's What Friends Are For」

「Cause You Love Me Baby」

「Free」

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The Band Rock Of Ages [CD]


Rock of Ages

Rock of Ages

  • アーティスト: Band
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 2001/04/27
  • メディア: CD


「ロック・オブ・エイジス」は72年にリリースされたザ・バンドのライブアルバム。ボブ・ディランのバックバンドとして有名になり、ライブ・バンドとしてもこの頃が一番脂がのり切っていた、本作は71年のツアーのニューヨーク公演の様子を収めたザ・バンドの初めてのライブ盤。ライブでは初めてホーン・セクションを導入、ロビー・ロバートソンは、ニューオーリンズのソングライター兼アレンジャーのアレン・トゥーサンに、ホーン・アレンジを依頼した。アルバムの構成は、それまでのバンドのスタジオアルバムのすべての素材に加えてカバー曲で構成されていました。カバー曲は、マーヴィン・ゲイのヒットシングル「ベイビー・ドント・ユー・ドゥ・イット」を「Don't Do It」という曲名でカヴァーしフォー・トップスのヒット・シングル「ラヴィング・ユー・イズ・スウィーター・ザン・エバー」も演奏されています、バンドとしても初めてのホーンに触発された熱のある演奏を披露しています。最後にはボブ・ディラン もゲスト・ミュージシャンとして登場「Like A Rolling Stone」などを歌っています。ロック史上に燦然と輝くライヴアルバムの名盤であり、難解だと思われているザ・バンドのアルバムの中でも分かりやすい作品で、売り上げも「ラスト・ワルツ」の次に好成績となりました。

「Don't Do It」

「Get Up, Jake 」

「W.S. Walcott Medicine Show」

「Loving You Is Sweeter Than Ever」

「Like A Rolling Stone」

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Jorge Calderon City Music [CD]


City Music

City Music

  • アーティスト: Calderon, Jorge
  • 出版社/メーカー: Collector's Choice
  • 発売日: 2010/07/27
  • メディア: CD


70年代セッション・ギタリストとして数々の優れたアーチストのバック・アップで活躍してきたホルヘ・カルデロン、プエルトリコ出身のホルヘ・カルデロンがニューヨークで活動した後にロサンジェルスに渡り、キース・オルセンと知り合いデモを制作、それがワーナー・ブラザースのプロデューサーでもありこのアルバムのプロデューサーでもあるラス・タイトルマンに気に入られ制作されたのが「City Music」である。75年にリリースされたホルヘ・カルデロンの唯一のソロ・アルバムとなった。タイトルそのままのアーバンな開放感が気持ちよく、プエルトリコ出身らしいボーダレスな空気感を持ったヴォーカル・スタイルを持っている。ギタリストらしい歯切れよいファンキーなグルーヴ感と親しみやすいメロディーが大きな魅力となった。ワディ・ワクテル(g)、ウィル・リー(b)、ヴァレリー・カーター(cho)、ジム・ケルトナー(dr)ほか一流ミュージシャンたちのサポートを受けて制作された。

「City Music」

「All the Faces」

「At the Beehive」

「Trying Too Hard」

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Jesse Colin Young On The Road [CD]


On the Road

On the Road

  • アーティスト: Young, Jesse Colin
  • 出版社/メーカー: Liquid 8
  • 発売日: 2002/09/10
  • メディア: CD


ジェシー・コリン・ヤングはブルースの弾き語りのフォーク歌手に始まり、カントリーブルースミュージシャンのミシシッピジョンハートとライトニンホプキンス、ブルースミュージシャンのTボーンウォーカー、フォークシンガーのピートシーガーから音楽的に影響を受け、ヤングブラッドの創設メンバー兼リードシンガーとして活躍したシンガー・ソングライターでした。ヤングブラッドが73年に解散した後、ヤングはソロキャリアに乗り出し、フォーク・ロック、さらにソウルやジャズなどを取り入れた視野の広いシンガー・ソングライターへと歩み始めます。「On The Road」は最も充実した時期の75年のツアーを収めたもので、76年にリリースされました。フォーキー&ソウルフルなジェシー・コリン・ヤングのヴォーカルは素晴らしく、フォーク・ロックだけでなくジャズやソウルをまじえた彼のレギュラー・バンドとの素晴らしいマッチングもみせている。ヤングブラッド時代の名曲「Sunlight」マーヴィン・ゲイの「What's Going On / Mercy Mercy Me」のメドレー、北カルフォルニアで暮らすジェシー・コリン・ヤングのワイルド・ライフ讃歌「Ridgeto」などを収録、ジェシ・コリン・ヤングがかなでる耽美なアコーステイックなサウンドが堪能できるライヴの名盤である。

「Sunlight」

「Peace Song」

「What's Going On / Mercy Mercy Me」

「Ridgeto」

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Steely Dan   Katy Lied [CD]


うそつきケイティ

うそつきケイティ

  • アーティスト: スティーリー・ダン
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル
  • 発売日: 2011/10/12
  • メディア: CD


スティーリー・ダンの4作目のアルバム「Katy Lied」は75年にリリースされた。このアルバムから完全にバンドの形をやめ、前作からのワークショップ方式のセッション・ミュージシャン中心のレコーディングへと完全にシフトし完全無欠のスタジオ・グループとしての最初の作品で、楽曲ごとにミュージシャンを選び起用するようになります。しかしツアーも行っていたバンド時代と鉄壁のスタジオ・ユニット時代との狭間も作品だけに、初期のスティーリー・ダンのロック色が濃い曲もあり、この後のアルバム「幻想の摩天楼」以降のスティーリー・ダンの完成された曲もあるという面白いアルバムでした。プロモーション・ツアーなしに全米アルバム・チャート13位となる立派な成績を残したアルバムです。

「Black Friday」

「Doctor Wu」

「Any World (That I'm Welcome To)」

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五島良子 シアンの羽根 [CD]


シアンの羽根

シアンの羽根

  • アーティスト: 五島良子
  • 出版社/メーカー: ポリスター
  • 発売日: 1999/01/27
  • メディア: CD


高校生の頃から地元名古屋でセンチメンタル・シティ・ロマンスのメンバーと交遊を持ち5オクターヴの声を持つ天才女性シンガーとの評判を集めた五島良子。90年秋にシングル「パパはワンダーマン」、アルバム「ラヴ・アンド・ロウ」でデビュー。前作から1年半ぶりのリリースとなる「シアンの羽根」は99年にリリースされた。中山美穂へ楽曲を提供したり、スクーデリア・エレクトロの作品にヴォーカリストとして参加したりと、精力的な活動を続けていた五島良子。アルバムに参加しているミュージシャンの顔ぶれからも、彼女が影響を受けている70年代の音楽と現代の音楽を統合した彼女ならではの現在形のグルーヴィな音楽を作ろうとしている意欲が感じられる。ダイナミックでメロウさも併せ持つヴォーカルによって作られた五島良子の最高傑作。

「うさぎ,愛」

「マリー」

「ロニー」

「カチカチタック...カチカチタック」

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杏里 Coool [CD]


COOOL(紙ジャケット仕様)

COOOL(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: 杏里
  • 出版社/メーカー: フォーライフミュージックエンタテイメント
  • 発売日: 2011/07/27
  • メディア: CD


「クール」は84年にリリースした、杏里の7枚目のオリジナル・アルバム。前作「Timely!!」の大ヒットを受けて、引き続き角松敏生によるプロデュース、杏里と角松敏生コラボレーションの3部作の最後のアルバムとなった。ロサンゼルス録音となり、ウエスト・コーストの開放的な雰囲気がそのまま音に反映されたサウンドとなっている。レオン・チャンクラー(dr)エド・グリーン(dr)ネイザン・イースト(b)ポール・ジャクソンJr.(g)カルロス・リオス(g)ドン・グルージン(key)アニー・ワッツ(sax)ジェリー・ヘイ(tp)等、当時のウェスト・コーストのファースト・コール・ミュージシャンを豪華に配し、ダンス・トラックからメロウ・テューンまで色とりどりに鮮やかな曲達は、まさに角松三部作の集大成となった。特に杏里がこのアルバムで目覚めたのはバラード・シンガーとしての才能で、角松敏生のバラード「I CAN'T EVER CHANGE YOUR LOVE FOR ME」や元シーウィンドのトランペッター、ジェリー・ヘイのソロ・をフューチャーし、杏里が作曲した「HE'S MY MUSIC」などを収録、杏里のヴォーカリストとしての魅力が堪能できる。80年代後半のダンサブルな杏里のプロローグともなる作品。

「SURPRISE OF SUMMER」作詞・作曲:角松敏生

「I CAN'T EVER CHANGE YOUR LOVE FOR ME」作詞・作曲:角松敏生

「MERCURY LAMP」作詞:岸進 作曲:植竹公和

「HE'S MY MUSIC」作詞・作曲:杏里

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角松敏生 あるがまま [CD]


あるがままに

あるがままに

  • 出版社/メーカー: BMGビクター
  • 発売日: 1992/07/01
  • メディア: CD


アルバム「あるがままに」は、1992年に発売された角松敏生通算10作目のスタジオ・アルバム。90年代初頭の作品から徐々に内省的な作品が増え、インタビューでも思想的・哲学的な内容の受け答えが多くなっていった。そして、自身の音楽に対する絶望感を訴え、1993年の日本武道館公演をもって歌手活動の「凍結」を宣言し、無期限の休止となる。フル・アルバムとしては、活動凍結前の最終作で、我々リスナーの為ではなく、極めて個人的な一人の「君」にある想いを伝えるためだけに制作されたアルバムとなった。ブックレットの最終ページに「もしも、僕の音楽が君の心を変えられないのなる、僕にとって音楽はもう無意味なものである」と記されている。アルバム全てを一個人に捧げ、一人のミュージシャンが、音楽に愛を託した、私小説的な要素を持ったアルバムとなった。

「さよならなんて絶対言わない」作詞・作曲・編曲 : 角松敏生

「夜をこえて」作詞・作曲・編曲 : 角松敏生

「君を二度とはなさない 」作詞・作曲・編曲 : 角松敏生、ブラス編曲 : 角松敏生・小林信吾

「あるがままに」作詞・作曲・編曲 : 角松敏生、ブラス編曲 : 小林正弘、ストリングス編曲 : 小林信吾

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今井優子 Do Away [CD]


DO AWAY +4

DO AWAY +4

  • アーティスト: 今井優子
  • 出版社/メーカー: Tower to the People/CRYSTAL BIRD/KING RECORD
  • 発売日: 2023/06/11
  • メディア: CD


今井優子は、幼少期に母親の影響を受け、ジャズを聴いて育つ。18歳の時にスカウトされた事を切っ掛けにシンガーの道を歩み始める。87年にキングレコードよりアルバム・シングル同時リリースでデビュー。その後FMラジオパーソナリティやコンサートを行い、立て続けにアルバムを発表。90年にリリースされたアルバム「Do Away」は角松敏生フル・プロデュースによるアルバムで、全編に渡り角松色に彩られたアルバム。吉田美奈子の名曲「愛は彼方」のカヴァーでは鈴木茂(g)が参加、オリジナルの「愛は彼方」がはいっている吉田美奈子のアルバム「FLAPPER」にもギタリストとして参加している鈴木茂のギター・ソロが聴けるのは嬉しい。角松敏生らしい曲の「Airport」では今井優子自身も作詞をし、切ない情景を表現している。角松のバンドで当時頭角を現してきたベーシストの青木智仁の作曲による「By the side of love」はアーバンメロウの名曲。今井優子はそれまでボーカリストとして他の作家からの提供曲を歌っていたが、本作の過程で角松のレコーディングへの取り組み等を見て刺激を受け興味をもち、シンガーソングライターへの道を歩むきっかけとなる。
角松敏生 (g,key,cho)青木智仁(b)梶原順(g)浅野祥之(g)村上秀一(ds)小林信吾(key)斉藤ノヴ(perc)鈴木茂(g) 今剛(g)など角松敏生のセッションやライヴではお馴染みの一流ミュージシャンたちも多数参加している。

「愛は彼方」作詞・作曲:吉田美奈子 編曲:角松敏生

「Airport」作詞:今井優子 作曲:植竹公和・角松敏生 編曲:小林信吾

「By the side of love」作曲:青木智仁 編曲:小林信吾

「さよならを言わせて~Let me say good bye~」作詞・作曲・編曲:角松敏生

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飯島真理 Blanche [CD]


blanche(ブランシュ)<デラックス・エディション>

blanche(ブランシュ)<デラックス・エディション>

  • アーティスト: 飯島真理
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2019/09/25
  • メディア: CD



飯島真理の「Blanche」は84年にリリースされた。ファースト・アルバム「Rosé」から半年後にリリースされ、ファースト・アルバムに続き全曲自作で、半年間の間で作りあげている(曲作りの才能があります)。タイトルの「Blanche」はフランス語で「白」という意味で、ジャケットも真白、衣装も真白の特徴のあるレコードジャケットでした。プロデュースとアレンジは吉田美奈子と清水靖晃が中心となって手掛けており、この頃の吉田美奈子自身のアルバムでも展開された清水靖晃とのコラボレーションのサウンドがこの「Blanche」でも随所に聴く事が出来るアルバムでした。前作の坂本龍一が作ったポップな作風とは異なり、重厚感のある大人のサウンドに変わり、肩透かしを感じた人も多かったと思います。涼しげなグルーブ感のあるものから、流麗なバラード、テクノ調など、曲調に合わせてナチュラルでポップなヴォーカルは前作よりさらに充実し、さらにドラムレスの「シンデレラ」では渡辺香津美のギターに乗って荘厳なヴォーカルを聴かせてくれる。吉田美奈子と清水靖晃による、ひとひねりを加えたアレンジにより、飯島真理の楽曲に鮮やかな陰影をもたらしている。

「Marcy Deerfield」

「シグナル」

「Melody」

「シンデレラ」

「Birthday」

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